トヨタは20年前にクーペSUVブームを予言していた!? 市販化されなかったRSCがカッコよすぎた
MōTA / 2021年4月1日 21時0分
超奇抜なデザインで2016年に登場したトヨタ C-HRだが、実はその元祖ともいうべきクルマが2001年にお披露目されていたのだ。その名もRSCというクーペスタイルのクロスオーバーモデルで、どこかセリカなどトヨタの名車のエッセンスも随所に感じる一台であった。今見ても斬新なスタイルのRSCは結局市販化されなかったものの、確実に今のトヨタデザインへ反映されていると感じられる。一体どんなクルマだったのか!?
超ソックリ! 今思えばC-HRの元だったかも
クーペSUVブームの予兆すらない遥か昔。今からおよそ20年前にトヨタが発表した斬新過ぎるコンセプトカーがRSCだ。残念ながらこの姿で市販化はされなかったものの、今見ると2016年に投入されたC-HRにかなり似ている。この2台の関係性について正式なアナウンスはないものの、どう考えてもRSCは、C-HRのコンセプトの源流となっているに違いない。 ちなみにRSCが発表された2001年の東京モーターショーは、日産がGT-Rコンセプトを発表するなど、新しい時代を予感させるショーであった。>>
RSCでラリーに挑戦しようとしてた!? 市販化の可能性もあった
そして6代目セリカの面影も。というのも実はRSCをベースにレースカーとして仕立てたモデルが、プレイステーションのグランツーリスモでリリースされるなど、セリカとの関係性も0ではないのだ。どうやら当時トヨタはRSCで世界ラリー選手権に挑戦しようとしていたなんて話も聞こえたほどで、もしかするとセリカの後継モデルになり得たかもしれないのだ。
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兎にも角にもRSCは発売されなかったが、今もし発売するならば、爆発的人気を誇るハリアーやRAV4と並んで一躍ヒットメーカーになっていた可能性も。
【筆者:MOTA編集部】
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