【予算300万円のSUV選び】トヨタ ヤリスクロスとマツダ CX-30をガチ比較! やっぱりランニングコストを抑えるならハイブリッドか!?
MōTA / 2021年4月7日 19時0分
今度クルマを買うなら流行りのSUVを! と考えているファミリー層も多いはず。そこで予算を300万円とし、納車後のランニングコスト含め一体どれが買いなのか? を徹底検証。今回はトヨタ ヤリスクロスとマツダ CX-30の2台を比較。今まさにクルマ選びでアタマを抱えているあなた、必見です!
納車後の気になるポイントも徹底解説
これから増える家族のために。新生活のスタートとともに。予算300万円で、後悔しないコンパクトSUVはどれだ? と悩んでいるパパ・ママはいませんか? この記事では、トヨタ・ヤリスクロスとマツダ・CX-30のイチオシグレード同士を徹底比較。購入後のランニングコストまで大予想します!
ヤリスクロスは最上級グレードが買い! 一部先進安全装備がオプションなのがネガ
ハイブリッド搭載で、ベビーカーもラクラク積めるラゲッジを持つヤリスクロスのイチオシグレードは、トップグレードのHYBRID Z(258万4000円/FF)です。27.8km/L(WLTCモード)の低燃費を誇り、18インチアルミホイールやピアノブラック加飾のアッパーグリル、フルLEDヘッドランプなど、見た目にもいちばんゴージャスなモデルです。
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必要なモノをセレクトできるのはイイが……
ヤリスクロスはベースグレードを除き、全車速追従機能付レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシストなど、標準装備となる先進安全装備は同等に揃っています。さらに、この「HYBRID Z」になるとアダプティブハイビームシステム(AHS)やブラインドスポットモニター、パノラミックビューモニターといった上級モデル同等の先進装備もすべて、オプションで設定されているのが特徴です。大切な家族を乗せるからこそ、安全装備はしっかり揃えておきたい、という人にも嬉しいですね。
CX-30買うならやっぱりディーゼル! 先進装備が標準なのがイイ
対するマツダ CX-30はヨーロッパでもデザイン賞を受賞するなど、見た目のカッコ良さは男女問わずウケのいいモデルです。CX-30のイチオシグレードは、クリーンディーゼル搭載のXD PROACTIVE(288万7500円)。燃費は19.2km/L(WLTCモード)ですが、ロングドライブでの実用燃費はハイブリッドに迫るほどの低燃費になるのが特徴です。
そしてインテリアの上質感、センスの良いカラーコーディネイトは、コンパクトSUV随一と言えるレベル。ファミリーで使っても、生活感が出にくいのがいいですね。
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360°モニターは絶対選ぶべき
気になる先進安全装備は、誤発進抑制制御(前進/後退)や後側方接近車両検知、ブラインドスポットモニターやアダプティブ・LEDヘッドライトなどが標準装備と、手厚く揃います。さらにオプションで360°モニターなどが付けられるので、安心感は高いですね。
左右で温度調整可能なエアコンはCX-30のみだが、USBポートはヤリスクロスに軍配
ファミリーに嬉しい室内の快適装備を比べてみると、まずどちらもフルオートエアコンですが、CX-30は運転席・助手席独立コントロール機能付き。ヤリスクロスはシートヒーターが標準装備で、オプションでステアリングヒーターも付けられますが、CX-30にはどちらも設定ナシ。そしてUSBポートもヤリスクロスには2つ装備されますが、CX-30は1つのみ。>>
ヤリスクロスはハイブリッドなので、オプションでAC100Vのコンセントが付けられて、災害による停電時などに家庭に電力が供給できる「非常時給電システム」が手に入るのも安心です。
CX-30は、ヤリスクロスではオプション扱いとなるパワーリフトゲートが標準装備。子供を抱っこしたまま荷物の出し入れをする際など、これがあると便利ですよね。
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10万円以内のおすすめオプションとは!?
ヤリスクロス買うならアクセササリーコンセントは必須
オススメのオプションは、ヤリスクロスではアウトドアレジャーに頻繁に行くなら、「ルーフレール」3万3000円。コンパクトSUVだと家族4人分のスキーなどを車内に積むのは厳しいので、ルーフに積むことになるでしょう。荷物をそれほど積まないというのであれば、やはり「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付き)」4万4000円がオススメです。これがあれば、キャンプなどでポットやホットブレートなどの家電製品も使えて便利です。
CX-30にはセーフティパッケージを選ぶべき
CX-30のオススメオプションは、安全装備にこだわりたい人には「セーフティパッケージ」8万6880円。360°モニターとドライバー・モニタリングがセットになっています。アクティブなレジャーを楽しみたいなら、「システムキャリアベース」3万9380円。ルーフに自転車やスキー、スノーボードなどが積載できるので、行動範囲が広がりそうですね。
月500キロ走ると燃料代は約800円違う! 街乗りならヤリクロ、高速メインならCX-30
さて最後に気になるランニングコストですが、ヤリスクロスはハイブリッドで、レギュラーガソリンを使います。全国平均価格(4月5日時点)は142.4円です。燃費は27.8km/L(WLTCモード)ですが、バッテリーがカラになりやすい状況で走るとここまでの燃費は出ません。なので実用燃費を20.0km/Lと考えて、月500km走行すると3560円のガソリン代がかかります。
CX-30はディーゼルで、軽油を使います。全国平均価格は121.2円です。燃費は19.2km/L(WLTCモード)ですが、こちらも市街地メインだと少し下がってしまいます。実用燃費は14.0km/Lとし、月500kmを走行すると、4329円の燃料代がかかります。というわけで、運転席・助手席まわりの快適装備や、ハイブリッドならではの給電システムなど、いざという時までを含めた使い勝手で勝るヤリスクロス。そして上質なインテリアやラゲッジの便利さ、安全装備の充実度ならCX-30という結果となりました。あなたのファミリーにピッタリなのは、どちらでしたか? ぜひじっくり選んでくださいね。
【筆者:まるも亜希子】
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