銀色に輝くキャンピングカー! 憧れのアメリカントレーラー「エアストリーム」も意外とハードルは高くない!?【ジャパンキャンピングカーショー2021】
MōTA / 2021年4月11日 19時0分
エアストリーム「Flying Cloud 23FB」(1496万円・消費税込)[AIRSTREAM JAPAN(エアストリームジャパン)] ジャパンキャンピングカーショー2021[2021年4月2日(金)~4月4日(日)/幕張メッセ(千葉県千葉市)]/撮影:島村 栄二
キャンピングカー、特にけん引式のキャンピングトレーラーと聞くと、銀色に光り輝く流線形のボディを思い浮かべる人は多いはずだ。アメリカの広大な大地が良く似合うキャンピングトレーラー、その名は「AIRSTREAM(エアストリーム)」。 2021年4月2日(金)から4月4日(日)の3日間、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催されたジャパンキャンピングカーショー2021会場でもひときわ来場者の目をひいていたキャンピングトレーラー「エアストリーム」とはどんなキャンピングカーなのか、写真と共にご紹介しよう!
華やかな外観とゴージャスなインテリアに圧倒!
その中で最も大きい車両が「Globetrotter 23FBtwin」。ツインの名は、室内にツインベッドが配されることを表している。
見るからに高級なキャンピングトレーラーにちょっと気後れしつつも、実車をチェックしてみることにした。
全長7240mm×全幅2490mm×全高2790mmと非常に大きなボディサイズだが、流線形の優美なフォルムのおかげで威圧感などない。
あれ、そんなに高くない!? ジャパンキャンピングカーショー2021会場で、例えば1BOXバンのが600万円から800万円といった価格帯で多数並ぶ中、むしろお得にすら思えてしまったのだ。
エンジンなど機関系のメンテナンスが必要ないキャンピングトレーラーは維持費が安い!
1930年代にアメリカで創業したエアストリームは、ほぼそのころから流線形でリベット打ちのアルミボディという基本構造の思想を変えず、現在に至っている。信頼性や耐久性の高さの表れと言っていいだろう。
1000万円クラスのエアストリームだが、むしろ“お得な買い物”なのかもしれない!?
意外とハードルは高くない! エアストリームを手に入れるために必要なこととは
ヒッチメンバーと呼ばれるけん引装置が必要だが、けん引車は大きなアメ車でなくてもOK
キャンピングトレーラーは、けん引するクルマにヒッチメンバーと呼ばれるけん引装置を装着する必要がある。
ただしアメリカ車のSUVやピックアップトラックなどには、このヒッチメンバーが最初から備わっている場合もある。
エアストリームのあるアメリカで、キャンピングトレーラーや大型のボートなど、遊びの道具を頻繁にけん引して楽しむ文化がしっかりと根付いていることが良くわかるエピソードだ。
エアストリームジャパンの公式動画などを観てみると、三菱 デリカD:5でけん引しているシーンも登場するが、実際今回もそのデリカで会場のエアストリームを難なく運んできたという。軽やコンパクトカーという訳にはいかないが、大型のミニバンやSUVをお持ちなら、現在の愛車でも十分にけん引の対応が出来るはずだ。
トレーラーをけん引出来る「けん引免許」を取得する必要あり
筆者はけん引免許を持っていないが、750kg以下のトレーラーをけん引し走行した経験ならある。車幅などに気を遣えばさほど問題ない前進時はともかく、後退時に独特の動きをすることには、最初かなり戸惑った。けん引車のハンドルを曲がる方向と逆に切るなど、特別な操作に慣れる必要があるのだ。
前出の田中さんも『例え750kg以下の車両のけん引でも、けん引免許は取得しておくことをお勧めします』と話す。それは筆者も同感だ。
『むしろ大きなサイズのエアストリームのほうが、750kg以下のキャンピングトレーラーよりも挙動は安定していて、扱いやすいです』というから心強い。
アメリカンなエアストリームを日本向け専用モデルとして正規導入
ちょっと敷居が高いと勝手に感じていたエアストリームだったが、触れてみて話を伺うと「こういう選択肢もありだな」と改めて実感した。筆者同様にちょっとエアストリームが気になってきた! という方は、エアストリームジャパンに問い合わせてみることをお勧めする。
[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:島村 栄二]
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