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総額1億8000万円! 日産純正のGT-Rコンプリートカー高額モデル3選

MōTA / 2021年4月13日 7時0分

Nissan GT-R50 by Italdesign テストカー

今も昔も日本を代表するスーパーカーといえば日産 GT-Rだ。かつてはサラリーマンでも頑張れば買える! という価格帯であったが、現行GT-Rは庶民には手が届かないクルマに。そこで、今回は直近2年で発売したGT-Rの超高額モデル3台をご紹介! 総額1億8000万円というが、果たしてどんな仕上がりなのか!?

Nissan GT-R50 by Italdesign テストカー

1億5000万円〜! 世界に1台だけのフルオーダーシステムがスゴい

ビジブルカーボンパッケージを選択すれば内外装にカーボンパーツが装備される。その価格は580万円程度と目が飛び出る値段なのだ

まずはGT-Rの誕生50周年を記念して作られた世界50台限定のから。

注目すべきはほとんどGT-Rの面影を残さない、オリジナルボディを採用している点。レーシングカーのGT3をベースに開発されており、エンジンやトランスミッションに至るまで市販モデルとは違う専用パーツが奢られている。

フロントガラスすら専用設計となっており、実際に座ってみると少々頭上高がキツいというネガもある

モノグレード展開ではあるものの、ユーザーそれぞれの個性に合わせたフルオーダーシステムを採用している。そのため車体色はもちろんのこと、シートのステッチのカラーなど細かな箇所まで自分好みに仕立てられるのだ。

内容から考えるに1億5000万円〜というのは納得であるが、庶民的にはかなり高い。いや高すぎる。

ベースグレードより1083万円高い! 最上級GT-Rニスモ

日産のレースシーンを創業当時から見守ってきたワークスのニスモが手がけたモデルがだ。

先述のGT-R by イタルデザインから考えるとグッとお安い2420万円也! こちらはカタログモデルのため、欲しければディーラーへ問い合わせを。

ちなみにGT-Rのベースグレードであるピュアエディションの価格は約1083万円であり、その価格差は1337万円もある。とても同じクルマとは思えないほどの価格差なのだ。

内装デザインはノーマルモデルとほとんど同じ。NISMOの特徴であり、エクステリアパーツにも採用している赤を随所に採用している

ご覧の通り日産 GT-Rをベースにエンジンや足まわりに専用チューンを施している。最高出力は30ps、最大トルクは1.5kgfm向上しており、最大出力は600馬力、最大トルクは66.5kgfmを発揮するモンスターマシンである。

そのほか赤の挿し色が特徴の専用エアロパーツを装着するなど、差別化を図っている。

なつかしのボディーカラーが特徴! 50周年記念GT-R

最後にご紹介するのは、これまたGT-Rの50周年を記念しただ。こちらの価格は約1352万円と、今回の3台でもっとも安い! 基となっているのはベースグレードのピュアエディション。

特徴的なカラーは日本グランプリシリーズで活躍したGT-Rレーシングカーのエクステリアをモチーフとした2トーンカラーの外観色の組み合わせを採用。50周年を記念するに相応しい内容なのだ。

今回ご紹介した超高額の3台を合計すると1億8000万円にも及ぶ。もっともそのほとんどをGT-R byイタルデザインが占めているもののの、他のモデルも庶民には夢のような存在となってしまった。

おそらくこれら3台がもし中古車市場に登場した際は、もっと高値で取引される可能性も十二分に考えられる。

【筆者:MOTA編集部】

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