軽で遊び倒そう! 個性強めな軽トラ&軽バン キャンピングカー5選【ジャパンキャンピングカーショー2021】
MōTA / 2021年4月13日 12時6分
2021年4月2日(金)から4月4日(日)に開催されたジャパンキャンピングカーショー2021(幕張メッセ/千葉県千葉市)会場で多く目についたのが軽バン・軽トラックをベースにしたキャンピングカーだ。 ベース車自体も安く手に入ることから、凝った内外装のカスタマイズを施したモデルも多く、どれを選ぼうか目移りしてしまうほどだ。 そんな中から編集部員が厳選! 個性強めな軽キャンパー5台をご紹介する!
こんな隠れ家が欲しい!「バグトラック パネルバン」[ATV群馬]
「Bug-truck PANEL VAN(バグトラック パネルバン)」は、「ダイハツ ハイゼットトラック」のパネルバン仕様をベースに、カーファクトリー ターボー(青森県つがる市)がオシャレに仕上げた個性的な1台だ。ATV群馬(群馬県高崎市)がジャパンキャンピングカーショー2021会場に出展していた。荷台にテント風の幌をまとうの兄弟車で、パネルバンの荷台内が温かみのあるウッディな隠れ家風スペースへと大変身しているのが特徴だ。木造の室内は床・壁・天井にそれぞれ断熱処理も施されているから、車中泊も難なくこなせる。
「こんな自分だけの“部屋”が欲しい!」と涙を流すパパも多いのではないだろうか!?Bug-truck PANEL VANの販売価格は、ベース車で307万509円(消費税込)から。会場に展示されていた車両のようなベッドや収納テーブル付きのキャビネットなど、好みに応じて足していくことが出来る。
家族用とは別に、通勤用で複数のクルマを持っているような人なら、1台をコイツに切り替え週末旅用に兼用する…なんて使い方も楽しそうだ。
小さいけれど車内で立てる!「Mini Pop Bee」[M・Y・S ミスティック]
軽を中心にオリジナルのキャンピングカーを製造販売するMYSミスティック(山梨県甲斐市)は、「Mini Pop Bee(ミニ ポップ ビー)」の特別装備車“アクティブギアパッケージ”を会場に持ち込んだ。タフなエクステリアデザインがクールな印象。こちらはトラックの荷台に専用シェル(キャビン)を搭載するタイプだ。通常走行時の空気抵抗を減らし、使用時には室内を最大化させる効率的なポップアップ式ルーフを採用する。大人が車内で立てるほどだ。
このクルマには兄弟車「Mini Pop」がある。こちらは脱着式シェルとし、4ナンバー軽貨物登録としたタイプ。今回紹介するMini Pop Beeは固定式の8ナンバーキャンピングカー登録となる違いがある。ちなみに後ろにチラッと見えるのはキャンピングトレーラーの「Registro Cuco(レジストロ クコ)」。けん引免許不要な全長3.5mほどの軽量・コンパクトなトレーラーだ。
2020年度のグッドデザイン賞も受賞した話題のモデルで、軽でのけん引も余裕だという。
移動販売車をやってみるのも楽しそう!「AMAHO」[ダイレクトカーズ]
ハイエース専門店のダイレクトカーズ(三重県津市)が、同社初の軽キャンパー(軽キャブコン)「AMAHO」をジャパンキャンピングカーショー2021会場で初お披露目した。をベースにしたAMAHOは、大型のポップアップルーフテントが特徴。テントのサイズは縦2000mm×横1200mmとかなり大型だから、余裕の就寝スペースが確保出来る。
また内装とコーディネイトされたポップな柄のアウターテーブルも備えられていた。これは移動販売車としての用途も想定した設計だ。このカラーリングはイベント会場でも目をひくことだろう。仕事から遊びまで大活躍出来そうな1台だ。
ワーケーションを楽しもう!「モバイルオフィスカー」[ケイワークス]
こちらの外観は至ってノーマルな。“仕事”での用途を強く意識したケイワークス(愛知県豊橋市)の「モバイルオフィスカー」だ。同社では現在、キャンピングカー製造のノウハウをフルに生かしたモバイルオフィスカーの普及に力を注いでいる。新しい生活様式が求められる中で、時間や場所にとらわれない働き方を考える意味でも、モバイルオフィスカーは最適な選択肢となり得る。
ソーラーパネルやリチウムイオン式のサブバッテリーを備えれば、エンジン停止状態でも電源を確保出来る。万が一の災害時や停電時などにも心強い備えとなるだろう。 ジャパンキャンピングカーショー2021会場では、ここで紹介する軽バンの「ホンダ N-VAN」のほかにも、ポップアップルーフを備え大人が立って移動可能な空間を確保するのモバイルオフィスカーも提案していた。アメリカンなバンライフを軽で楽しむ!「クールライダー」[ATV群馬]
そしてこちらは、(スズキ エブリイ)をベースにアメリカの大型バン風にカスタマイズされたカワイイ1台、ブロー(神奈川県相模原市)の「クールライダー」だ。こちらもBug-truck PANEL VANと共にATV群馬(群馬県高崎市)ブースに出展されていた。同社ではGMCバス・トラックヘッド風のデザインを与えたシリーズを複数用意しており、クールライダーもそのひとつ。こういうカスタマイズが気軽に楽しめるのも、ベース車両が安い軽バンならではだ。
フロントフェイスキットはフロントカウル、フェンダー、ライトベゼル、バンパー、グリルなど一式セットで27万5000円(消費税込)。ボンネットカウルは前方向にチルトし開く構造となっている。そのほか、灯火類や、アメリカのスクールバス風にカスタマイズ出来るヘッドマークなど、楽しいオプションアイテムの数々も用意されている。また室内もベッドキットがセットされ、気軽な車中泊が楽しめる仕様とした。
ファミリーで揃って楽しくお出かけしたくなる1台だ。
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