今年の東京モーターショーは中止に! 気になるのは次回どうなるか!?【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2021年4月25日 16時0分
日本自動車工業会(自工会)は2021年4月22日(木)、2021年秋に実施予定だった東京モーターショー2021について、新型コロナウイルスの感染再拡大を踏まえ、正式に開催中止を発表した。東京モーターショーの開催が取り止めになるのは、オイルショックの影響で中止された1974年以来のこと。これに対し、クルマファンをはじめ、世間はどのように捉えられているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
リアルにこだわりたいからこその開催中止
1954年4月に第1回が開催され、1973年の第20回までは毎年実施、翌第21回からは2年に一度の開催が行われていた「東京モーターショー」が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、今年2021年の開催中止がアナウンスされた。会見で自工会会長の豊田 章男氏は「オンラインも併用した企画を検討したが、多くのお客様に、安全安心な環境でモビリティの魅力を体験いただけるメインプログラムの提供が難しいと判断し、開催中止を決定した」とコメント。
さらに「日本のモビリティの魅力を伝えるためにも、前回同様にリアルでの開催をメインにこだわって考えており、オンライン開催や延期ではなく、中止という判断になった」と苦渋の思いを述べた。
SNS上でのみんなの声は?
そんな東京モーターショー2021開催中止について、早速SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。まず見受けられたのは「とにかく早く結論を出したことが立派」「自動車業界の対応は素早い」「苦渋の決断だけど、素晴らしい判断」「章夫社長が自工会会長のタイミングで良かった」と自動車業界の迅速な対応を称える声。
その中でもやはり「自工会会長の立場だが、五輪のスポンサーの1つでもあるトヨタ社長が秋のイベント中止を決めたことは重い」「オリンピックも見習ってほしい」 と、今年の夏に迫った東京オリンピックを引き合いに出す声も非常に多く見受けられた。
そんな中、一方では「近年では落ち目のイベントだったからちょうど良いのでは?」「上海ショーなどが盛り上がってきているし、そんなに困らない」「コロナ収束後も開催しなくなったりして」「実は中止になって喜んでる国産自動車メーカーも多いのでは?」という声も。
前回の2019年では「体験型モーターショー」をコンセプトにイベント期間中の入場者数を伸ばすも、海外メーカーの相次ぐ不参加や、モーターショーの在り方を問う声などにより、その真価が問われていた東京モーターショー。その為、今回のコロナ渦による開催中止をキッカケに「このままなくなるのでは?」「なくなってもしょうがない」と捉える層も一定数見受けられた。
次回2023年東京モーターショーの飛躍に期待する声も
2021年1月の東京オートサロンのリアルイベント中止に続き、東京モーターショーも開催中止と、国内の自動車業界のビックイベントは今年はすべて消滅。それでも「確かにオンラインで見ても面白くない」「こういうのは生で見るのに価値がある」という声もあり、クルマファンは事態が収束してからのリアルイベントに期待を寄せている。
「前回も頑張っていたけど、このまま廃止になっても不思議じゃ無い」といった層の声も少なくない数存在はするものの、一方では「色々言う人もいるけど、純粋に進化した東京モビリティショー楽しみしている」とする声も。
果たして次回の東京モーターショーはどうなるのか? まずは感染拡大防止に努めつつ、今後の展開に期待したい。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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