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新型ヴェゼルのコネクテッド機能はスマホが鍵になるだけじゃない! 革命級のドライブアプリが超便利だった

MōTA / 2021年4月24日 13時0分

ホンダ 新型ヴェゼル e:HEV PLaY(イーエイチイーブイ)

今やクルマが常時インターネットにつながる、いわゆるコネクテッドカーが当たり前になりつつある。実は2021年4月22日に発表となったホンダ 新型ヴェゼルにもスマホがカギになるなど超便利な機能が搭載されているのだ。一体ヴェゼルのコネクテッド機能はどんな使い方ができるのか? コレ実はかなり使えます!

ホンダ  新型ヴェゼル e:HEV Z(イーエイチイーブイ)

新型ヴェゼルのコネクテッド機能は7個! 全て堪能するならメーカーナビは必須

7つ全ての機能を使いたいならメーカーオプションナビ一択だが、CDやDVDなどを車内で楽しめないというネガも。そんな方はディーラーオプションナビがオススメ! 一部コネクテッド機能に対応していないため悩む人も多いハズ

新型ヴェゼルがいよいよ本格的に発売を開始した。大ヒットを飛ばした初代モデルとは違い、かなりシンプルなデザインとなった新型ヴェゼル、それだけにデザイン面について注目されている。

だが、筆者個人としてはコネクテッド機能が新型ヴェゼルの注目ポイントだと考える。

速度制限とおさらば!? 車内Wi-Fiで快適なネット空間に

新型ヴェゼルのコネクテッド機能は全部で7つの機能がある。

まずはSOSボタンを押せばオペレーターが対応してくれる緊急サポートセンター。スマホでエアコンの操作や位置を確認できるリモート操作。盗難やイタズラに迅速に対応してくれるHonda アルソック駆けつけサービスという3つだ。

ちなみにこれら機能はフィットやホンダeにも搭載されている。

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スマホとは異なりヴェゼルの車内Wi-Fiは定額制ではなく、1ギガや5ギガパックとその都度購入するイメージだ。使用するのはソフトバンク回線で、1GB330円~5GB1650円/月/繰り越し最大4カ月可能。新車から1年間は1GB無料で使える

そして意外にもホンダ初となる、常に最新の地図データに更新してくれる自動地図更新サービスが追加された。

さらに量産車初となる機能がさらに3つ存在する。ひとつはスマホが鍵になるデジタルキー。車内で快適なネット環境を実現する車内Wi-Fi。そしてアプリを一覧で表示してくれるアプリセンターだ。

まず断っておきたいのは、これから紹介する機能はメーカーオプション(最上級グレードのe:HEV PLaYは標準装備)を装着しなければすべての機能を味わえないという点だ。メーカーオプションナビでも一部機能には対応するものの、全てではないのだ。

スマホキーとドライブアプリが超便利だった

セキュリティ対策も磐石! スマホキーはエアコン操作もできる

今回注目したいのは、この中のデジタルキーと超便利なアプリ。

まずスマホがクルマの鍵となるデジタルキーは、お手持ちのスマホ(Android、IOSに対応)に専用アプリをダウンロードすれば今すぐに使えるのだ。

だが、スマホが鍵になると聞いて気になるのがセキュリティーは大丈夫? と思う人も少なくないハズ。筆者もその点を懸念していたのだが、使って納得! 超綿密なセキュリティー環境に守られており、ハッカーによる盗難なんてのはしっかり予防しているから安心だ。

というのもスマホで解錠し、乗り込んですぐさまエンジンを始動できない仕様となっている。毎回メーターに映し出される4桁のPINコードを入力して初めてエンジンが始動するシステムで、毎回PINコードは変わる仕掛けとなっているのだ。

ドアの解錠/施錠のほかにエアコン操作も可能。細かな温度設定はできないものの、涼しい、普通、暖かいの3段階から選べる

実際どんな機能が使えるかとといえば、まずスマホで解錠/施錠できるのはもちろんのこと、エアコンのオンオフといった操作もできてしまうのだ。これから暑い夏が到来するが、夏場の車内は熱中症、あるいは下手すると死亡するほどの温度となる。それを防ぐのはもちろん、ヴェゼルに乗った瞬間から快適な空間にしてくれるのだ。

そしてこの手の機能は通常電動モデル、つまりハイブリッドなどにのみ対応しているケースが多い。ところが新型ヴェゼルはガソリンモデルでもこの機能を使えるというから嬉しい!

その一方で残念のが、エアコンのオン/オフはできるのものの細かな温度調整が行えないという点だ。海外メーカーなどは自分好みの温度や風量にセットできるクルマも多いなか、その機能がないのは少々残念である。今後のアップデートに期待しよう。

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面倒な住所入力とおさらば! 旅先で超便利なドライブアプリ

そしてもうひとつ注目したいのが、超使えるアプリだ。先に7つの機能をあげたが、そのうちアプリセンターなるアプリを一覧で管理できる機能がある。

スマホでいえばGoogleストア、appストアなどアプリをダウンロードする際に使う画面と想像して欲しい。新型ヴェゼルは全9つのアプリが用意されているのだが、注目すべきは「よりみちスポット検索 よってこ! By NAVITIME」だ。

スマホで目的地を調べるのと同じ感覚で、グルメや観光スポットなどといいようにカテゴリーごとにオススメを提示してくれる。そして一度決めた経由地の順番をワンタッチで変更できるなど、とにかく便利で使いやすい

じつはこれドライブが革命的に楽に、そして効率的になると筆者は考える。一体どんな機能なのか? アプリの名前にある通り、ナビアプリで超有名なナビタイムが開発したモノ。例えば東京から千葉県に旅行に行くとする。これまではスマホで周辺の観光スポットを調べ、ナビの目的地設定を行っていたひとも多いハズ。

だが、このアプリで検索すれば目的地の周辺観光スポットやお勧めのグルメなどを提案してくれる。それを経由地として設定し、ボタンを押せばそのルートがナビに反映されるのだ。

常時インターネットに繋がっているコネクテッドカーならではの機能で、これがまた直感的に使えるから超便利。わざわざスマホで調べて目的地の住所を入力なんて面倒な操作とはおさらばできるのは素直に嬉しい。

今回新型ヴェゼルに搭載されたコネクテッド機能は、スマホが鍵になるだけでなく、ドライブを快適に、そして効率的なプランを提示してくれる。スマホの便利機能がそのままクルマのナビに搭載されたとも言えるほどで、とにかくカーライフに革命を起こすほどの内容なのだ。

それだけに新型ヴェゼルを購入する際は、ぜひとも9インチコネクテッドナビを装着してほしい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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