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トヨタ 新型アルファード、最新の買いグレードは「S “TYPE GOLD II”」! その理由はゴージャスな特別装備にあった

MōTA / 2021年5月1日 16時0分

トヨタ 新型アルファード 特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅱ”(ガソリン・2WD)[一部改良モデル/2021年4月28日発表・5月10日発売]

トヨタの人気高級ミニバン「アルファード」の価格は359万7000円から775万2000円まで。エンジンタイプが3種類、グレードも多種多彩なラインナップとなっている。現行型のデビューは2015年。発売から6年が経過し、モデルライフも後半を迎えた今、狙うべきグレードはどれか。4月28日(水)に一部改良を実施したばかりの新型アルファード、オススメグレードをご紹介する。

トヨタ 新型アルファード 特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅱ”(ガソリン・2WD)[一部改良モデル/2021年4月28日発表・5月10日発売]

豊富なラインナップを誇るアルファードは「エアロ系」と「標準」の2つに大別される

2021年4月28日に一部改良を発表したトヨタ 新型アルファードは、非常に幅広く複雑なラインナップを有するのが特徴だ。

まず新型アルファードのエンジンラインナップは、直列4気筒 2.5リッターとV型6気筒 3.5リッターのガソリンエンジン車、そして2.5リッターにモーター・バッテリーを加えたハイブリッド車の3タイプがある。

駆動方式は、ハイブリッド車はE-Four(4WD)のみの設定で、ガソリン車はFF(前輪駆動)と4WDが用意されている。

グレード構成は標準タイプとエアロタイプでそれぞれ展開される

エアロタイプの「S」,標準タイプの「G “F Package”」

エアロタイプの「S」,標準タイプの「G “F Package”」

グレード展開はまず標準タイプとエアロタイプに大別できる。

標準タイプは「X」(2.5)、「GF」(3.5)、「G “F Package”」(ハイブリッド)、「Executive Lounge(エグゼクティブラウンジ)」(3.5とハイブリッド)の4つ。

エアロタイプは「S」(2.5)、「S “C Package”」(2.5)、「SC」(3.5)、「SR “C Package”」(ハイブリッド),「Executive Lounge S」(3.5とハイブリッド)となる。SとXのみ8人乗り仕様も選択可能だが、他のモデルはみな7人乗り仕様のみとなっている。

なお今回の一部改良でラインナップが大幅に整理された「ヴェルファイア」は、エアロタイプの「GOLDEN EYES II」1グレードのみの展開となった。

アルファードのおすすめはリセールバリューの高いエアロタイプだ!

VIP仕様のExecutive Lounge系は別格の存在だ

このように複雑なグレード構成だが、Executive Lounge系は飛び切り豪華なセカンドシートを持ち、お抱え運転手にハンドルを任せたいVIP仕様。

価格も最高峰で、726万9000円~775万2000円(価格は消費税込、以下同)と段違いだ。

Executive Loungeの豪華なインテリア

アルファードを買おうと検討するなら、一般的にはExecutive Lounge以外のグレードから選ぶのが良いだろう。

まずは標準タイプとエアロタイプだが、中古車市場で人気が高いのはエアロタイプだ。したがって将来の下取り価格の面でも有利に働く。エアロと言っても外観上はさほど激しいタイプではなく、むしろメッキ類の装飾が増えて華やかになる。

新型アルファードでまず狙うべきはエアロタイプだ。

エアロ系グレードはベーシックなSとSC系、そしてExecutive Lounge Sに分類出来る

エアロ系グレードのベーシックグレードはS。8人乗りで394万1000円~419万6000円、7人乗りで398万5000円~424万円。FFなら400万円を切る価格設定となっている。

S “C Package”(468万1600円~493万5600円)、SC(527万7600円~547万4600円)、SR “C Package”(572万円)のSC系はそれぞれ、ベースグレードに対し装備面が豪華になる仕様と考えればいい。

アルファード Sのシンプルなインテリア

ファブリックシートで、加飾も簡素なSに対し、SC系はセカンドシートに立派なアームレストが備わり、シート表皮も合皮張りとなって室内も華やかさを増している。ひとつひとつの装備差を記していくときりがないが、ここまで細かく! と感心するくらい加飾が増やされていく。

アルファード S “Cパッケージ”

せっかく高級車のアルファードを買うならこちらがいいなあ、と思っても価格差は2.5リッターで約70万もあり、なかなか悩ましいところではある。

ベースモデルの25万円高でグッと華やかな装いになる特別仕様車S“TYPE GOLD II”は狙い目だ

新型アルファード特別仕様車S“TYPE GOLD II”

今回の一部改良では、新型アルファードの特別仕様車S“TYPE GOLD II”が新設定された。これは2020年に設定されたS“TYPE GOLD”をさらに進化させたもので、ネーミングの通り「ゴールド(金)」のアクセントが特徴の特別仕様車である。

ベースグレードはベーシックなS。7人乗り仕様のみの設定で、2.5リッター(FF・4WD)に加え、ハイブリッドも選択出来る。

価格は、2.5リッターのFFで424万円。ベースのSに対し25万5000円高となる。70万円の差が価格があるSC系に比べると、グッと身近な選択肢となるはずだ。

内外装がグッと華やかに!

インパネはサンバーストゴールドウッド+ゴールドスパッタリングの仕上げにより、グッと華やかになった!

スモークメッキ+黒メタリック塗装のフロントグリルにはゴールドの専用フロントエンブレムを配置。高輝度塗装の18インチアルミホイールや、3眼LEDヘッドランプなど、上級仕様の外装を与えた。

室内もゴージャス度をアップ。インパネ・コンソールボックスやドアトリム周辺などには、サンバーストゴールドの木目調パネルやゴールドスパッタリング加飾を随所に配し華やかな室内とした。

シート表皮はウルトラスウェードと合成皮革のコンビ仕立てにグレードアップする

シート表皮はパーフォレーション付ウルトラスウェードと合皮のコンビ。本革巻き4本スポークステアリングホイールも装備する。ゴールド加飾は徹底していて、スマートキーまでゴールド仕立てになる。25万5000円高でこれが手に入るのなら買い得感は高い。

アルファードもデビューから6年が経過し、モデルイヤーも後半戦に突入している。アルファードらしい高価でゴージャスなグレードも良いが、買い得感の高いS“TYPE GOLD II”を狙ってみるのも、かしこい買い方と言えるだろう。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル]

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