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これぞスポーツSUV! スポーツカーをまんまSUVに仕立てたド派手モデル、1997年に登場したコンセプトカー日産 トレイルランナーがカッコよすぎた!

MōTA / 2021年5月1日 21時0分

日産 トレイルランナー

ホンダ 新型ヴェゼルやトヨタ C-HRなどはクーペSUVと言われており、SUVとクーペを掛け合わせたクロスオーバーだ。今やこの手のクルマは当たり前の存在になりつつあり、今大流行中のSUVだってステーションワゴンとRV車を掛け合わせたクロスオーバーモデルだ。だが、今のように流行するはるか昔の1997年にスポーツカーとSUVのいいとこ取りをしたコンセプトカーが日産 トレイルランナーだ。今発売したらバカ売れしそうなトレイルランナーをご紹介しよう!

日産 トレイルランナー

1997年はプリウスなど名車揃いの一年だった

1997年にデビューした初代プリウス。環境問題を意識したクルマが少しづつ増えていった時代であった

1997年は21世紀に間に合いましたという強烈なキャッチフレーズとともに、トヨタから世界初の量産型ハイブリッドカー、プリウスが登場した年。それまではセリカやシルビアといったスポーツカーやクラウンやセドリックなどの高級セダンが人気を博していた時代。プリウスのようなエコカーは、今ほど注目を集めていなかった時代である。

ちなみに当時、売れていた日産車はS14型シルビアや初代エルグランド、2代目プリメーラである。当時の人気車種とまったく違うデザインテイストというのも特徴である。

GT-Rも顔負けの大型リアウィングが特徴

ボディサイズは全長4230mm×全幅1760mm×全高1410mmと、現代のモデルでいえば日産 キックス程度の大きさであった

そんな時代背景の中、1997年の東京モーターショーに登場したのが、日産 トレイルランナーだ。

見ての通り、エクステリアはスポーツカーそのものだが、車高を上げてSUV風に仕立てている。このクルマの特徴は時速200キロ以上で砂漠を走れるオフロード性能で、事実最低地上高も200mmを確保。リアウィングに至ってはGT-Rなどのスーパースポーツカー向けの大型ウィングが備わっていた。

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ポップアップナビが懐かしい! 実用性も素晴らしかったトレイルランナー

マルチコントロールグリップには走行モードやエアコンの操作ができるなど、走行中に操作したいボタンが集結されていた

車内に目を移すと、ワイルドなエクステリアと打って変わって現代車に近いデザインとなっている。エアコン吹き出し口からシフトに渡って太いパイプが特徴的。こちらはマルチコントロールグリップと名付けられており、悪路を走行している際に、グリップを握りながら操作できるためのもの。見た目だけでなく、コンセプトカーながら使い勝手も考えられていたのだった。

インパネ中央部にあるディスプレイは今でこそ少なくなったポップアップ式を採用。エンジンを始動すればモニターが起き上がってくるシステムで、これから来る21世紀の先進性を演出していたのだった。モニターに映るバードビューナビも、当時の日産イチ押しの最新テクノロジーである。

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今回はスポーツカーとSUVを掛け合わせたトレイルランナーをご紹介したが、いかがでしょうか? 筆者個人としては、世界的にSUVが人気を博している今ならヒットを飛ばすのではないだろうか? と考える。クーペSUVは数多く存在するものの、トレイルランナーほどスポーツカー風の見た目をしたモデルは少ないからで、是非とも市販化を考えて欲しい一台だ。

【筆者:MOTA編集部】

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