車中泊層必見! 1分で設置出来る純正ベッドキットがファミリー向けハイトワゴン「シトロエン 新型ベルランゴ」に新設定された!
MōTA / 2021年5月6日 17時0分
「シトロエン 新型BERLINGO(ベルランゴ)」純正・車中泊仕様『agre(アグレ)ベッドキット』/『「カーサイドタープ」(自立型タープ:エアフレーム・リビングシェルター)』(正規ディーラーオプション)
車中泊ブームの高まりを受け、キャンピングカーメーカーのみならず、近年は国産各自動車メーカーも純正アクセサリーやカスタムカーなどでユーザーの需要に応えているが、輸入車にもこれに対応するメーカーが現れた。 グループPSAジャパンは2021年4月28日(水)、ファミリー向けハイトワゴンの新型ベルランゴ向けに、無加工で車両に取り付け可能な純正ベッドキットを発売した。ベルランゴはこれまでも本格的なサイドタープを純正アクセサリーに用意するなど、車中泊やアウトドアユーザーの需要に応えており、ベッドキットもその一環である。
車中泊やキャンピングカー需要が高まる中、輸入車メーカーも本腰を入れてきた
近年、クルマの車内で仮眠・宿泊を行う「車中泊」や、快適に車中泊が出来るキャンピングカーの需要が増している。
一般社団法人 日本RV協会が2018年に実施したクルマ旅についてのアンケート調査では、9割以上が1度は車中泊経験を持つという結果に。また2020年に日本RV協会が発行した「キャンピングカー白書2020」によれば、2019年の国内キャンピングカー保有台数は11万9400台で、2009年の6万8000台に比べ倍近い伸びを示している。
そんな需要の高まりを受け国産の各自動車メーカーも、車中泊用途に向けた純正アクセサリーやコンプリートカーなどを販売し、旺盛な需要に応えている。
そんな中、フランス・シトロエンを正規輸入・販売するグループPSAジャパンは、ファミリー向けの新型車「ベルランゴ」向けに、車中泊用途のための純正アクセサリーを新たに発売した。
車中泊が手軽に楽しめる純正ベッドキットはわずか1分で展開可能! 通常は収納棚としても活用出来る
シトロエン 新型ベルランゴは、後席左右にスライドドアを持ち、広い室内と荷室空間を持つ5人乗りのハイトワゴン車。実用性の高さに加え個性的な内外装が特徴だ。2019年秋に2度の先行発売を実施し、共に半日足らずで予約が埋まる人気を集めた。 その後2020年8月より、待望の正規販売を開始。輸入車ファンのみならず、国産ミニバンやSUVに代わる新たな選択肢としても現在支持を集めている。2021年4月28日(水)に発表されたのは、ベルランゴに無加工で装着できる車中泊用純正アクセサリー「agre(アグレ)」。リアシートを倒しエクステンションバーを延伸するだけで、水平にマットを展開出来るベッドキットだ。
RVランドコンセプト(千葉県流山市)とのコラボレーション企画により開発された。
22種類の豊富なカラーバリエーションを用意
アグレ ベッドキットは、通常走行時は5分割され収納されるマットを、車中泊時に展開してベッドに仕立てるというもので、収納・展開も1分程度で簡単に行える。ベッドを収納すれば荷室の収納棚としても有効活用出来るのも嬉しい。ベッド展開時の大きさは底面サイズ1800mm×1200mmで、大人2名が就寝可能だ。ベッドの厚さは約45mm。展開時の室内高は890mmを確保する。
ベッド表皮には、車両内装材の難燃基準に準拠し、防汚性や耐候性に優れるPVCレザー素材を使用。メインカラー6色とサイドカラー6色の組み合わせによる計22種類の多彩なカラーバリエーションが用意される。
▼組み合わせ例▼
価格は、スタンダードカラー(ブラック・ライトグレー)が22万9900円、フルカスタム(表皮レッド、オレンジ、ライトブルー、ブラウン+サイドカラーにブラック、ライトグレー、レッド、オレンジ、ライトブルー、ブラウンから組み合わせ指定済み)が25万4100円。受注生産品となっており、受注後約1.5ヶ月で販売店に納車される(価格は共に消費税込)。旅先でもうひとつの部屋が誕生! エアフレーム型で収納すると超小型になる本格的な純正カーサイドタープも用意
グループPSAジャパンでは、この他にもシトロエン ベルランゴ向けに車中泊やキャンプユーザーに向けた純正オプションを用意している。「純正カーサイドタープ」(エアフレーム・リビングシェルター)は、すでに2020年9月24日より発売済みのオプション。グループPSAジャパンによると好調な売れ行きを示しているという。
タープと聞いて思い浮かべる幕状のものとは全く異なる「部屋」のような構造に驚く!
このカーサイドタープも、グループPSAジャパン独自の企画によるもの。サイドタープと聞くと、一般的には大きな幕状のシートをクルマと固定し、簡易的な屋根代わりに使用するイメージだが、こちらはひとつの「部屋」のような本格的な構造を持つ。
底面のサイズは約2500mm×2500mm、高さ約1800mmとなかなかの大きさ。ベルランゴに乗ってきた家族や仲間がリビング代わりに快適に過ごせる広さとなっている。
純正カーサイドタープは金属フレームを使用しない独自のエアチューブ構造フレームを採用。付属のエアポンプで空気を注入するだけで手軽に設営が出来るのがポイントだ。 使用時には車体と複数のベルトで固定。接続する車体の下部用にカバーシートも用意され、外気の侵入を緩和してくれる。またサイド設置時にも、後席のスライドドア開閉が可能なのも純正ならではの配慮だ。広いリビング空間を生み出す純正カーサイドタープだが、収納バックに収めた際のサイズは約340mm×340mm×530mmとコンパクトなので、荷室への収納も容易に出来るのも嬉しい。
こちらはベルランゴ専用品ではなく、同社の「シトロエンC3エアクロス SUV」、「C5 エアクロス SUV」、「C4 スペースツアラー」にも使用可能。サイズが合えば他メーカーのミニバンやSUV、ワゴン車などにも利用出来る。価格は9万5000円(消費税込)。 使用シーンのイメージ写真を眺めているだけで実際に使用しアウトドアを楽しんでいる姿を想像してしまい、早くも欲しくなってきているアウトドア派の方も多いかもしれない。興味がある方はこの週末にでも、シトロエンの販売ディーラーへ問い合わせてみるといいだろう。実際のベッドキットやカーサイドタープが見れたり、例え実物がなくても詳しく説明してもらえるはずだ。
[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル]
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