【スズキ スペーシア3種類を比較解説】ノーマル、カスタム、ギアの最大の違いは顔よりも車内にあった! 一番のオススメはスペーシアギアだ
MōTA / 2021年5月7日 11時30分
今もっとも売れている軽自動車といえばホンダ N-BOXだが、じつは2位のスズキ スペーシアはかなり肉薄しているのだった。先進安全装備やシートアレンジの手軽さなど、ユーザーが購入する際に重視する性能はほとんど変わらない。だが、通常ノーマルモデルとやんちゃなカスタムという二本立てが通例なのに対して、スペーシアに関してはSUV風のバージョンと3種類をラインアップしているのだ。今回はスペーシアのノーマル、カスタム、そしてギアのそれぞれの特徴を見ていこう。
打倒N-BOXも夢じゃない!? スペーシアが先進装備充実で首位獲得もまもなくか
これまではホンダ N-BOXと販売台数で比較すると、毎月ほぼダブルスコアで負けていたのだが、近頃は数百台〜数千台の差になるなど、かなり販売台数を伸ばしている注目のモデルである。
現行スペーシアはN-BOXと同じ2017年にデビューし、見た目や使い勝手などに大差はなかったものの先進安全装備の面で一歩劣っていたのだ。
最大の違いは先行車を追従してくれるアダプティブクルーズコントロール(以下ACC)で、N-BOXは全車標準だったのに対してスペーシアは設定すらされていなかったのだ。ところが、2020年に行ったマイナーチェンジで装備され、N-BOXと真っ向から勝負できるに至ったのである。
>>
3種類の顔で個性が光る! モチーフはスーツケースだった
スペーシアそのものの立ち位置の話はこれくらいにして、ここからは本題のグレード比較である。先にも述べた通りスペーシアは、ノーマルのスペーシア(129万8000円〜)に加え、スペーシアカスタム(164万8900円〜)、そしてSUV風に仕立てたスペーシアギア(168万7400円〜)の3タイプをラインアップしている。これらの違いはエクステリア(外観)のみならず車内にも差別化を図っているのだった。
もともとスペーシアはスーツケースをモチーフにデザインされている。真横と真後ろを見てみるといくつかくぼみがあり、スーツケースで有名なRIMOWA(リモワ)を彷彿とさせるデザインなのだった。
ノーマルは四角いライトを採用し、かなり穏やかなイメージ。スペーシアカスタムはどデカいフロントグリルを持ったかなりワイルドなデザインである。そしてSUV風のスペーシアギアはハスラーやジムニーといったスズキを代表するSUVモデルと同じく、丸目ライトを採用した超個性的な見た目なのだった。
細かな部分で差別化! シートや各パーツで個性を
まず内装色でスペーシア兄弟で唯一、明るいベージュ系を選べるのはノーマルスペーシアだけ。他はすべてブラック基調のモノとなっている。
すこしマニアックな話をするとそれぞれのモデルのシートステッチにも違いがある。ノーマルモデルの場合、ベージュ系とブラック系それぞれがシートと同じステッチカラーを採用。カスタムモデルはレッドとし、シフトのステッチまでもが赤なのだった。そしてギアに関してはオレンジを使うなど、それぞれ細かな部分で差別化をしているのだ。
>>
痒いところに手が届くを体現! 豊富な収納が超便利
もっとも顕著なのが助従席側のインパネアッパーボックスで、スーツケースをそのまま“つけちゃいました!”と言わんばかりの斬新なデザインなのだった。こちらは長在府やノートパソコンなど運転中、置き場に困る小物を入れる収納となっているのだ。
>>
エアコン吹き出し口に注目! オススメはオレンジのスペーシアギア
>>
今回はスペーシアのノーマルモデル、カスタム、そしてギアと全種類の違いを見てみると、それぞれの個性にあった特徴を備えていた。筆者個人のオススメとしては少し高額にはなってしまうがオレンジを挿し色にしたギアだ。その理由としては他にない個性的なモデルという点と、ワクワクするようなデザインであるからだ。
本気でスペーシアを検討している方は、今回ご紹介したそれぞれの違いを元にぜひ実車を確認してほしい。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ホンダ新型「軽SUV」がスゴイ! シリーズ初の「映え」シート&フラットにできる“めちゃ広ッ”「リラックス空間」が魅力! タフな黒バンパー装備の「N-BOX JOY」に注目!
くるまのニュース / 2025年2月8日 19時10分
-
スズキ最新「快適ワゴン」がスゴイ! “軽”なのに「オットマン&ハンドルヒーター」など豪華装備もり沢山! 専用の「ブースト機能」もある「スペーシア」最高級モデルに注目!
くるまのニュース / 2025年1月31日 19時10分
-
約150万円! スズキ最新「快適ワゴン」の“一番安いグレード”とは? 実は「最も低燃費」でお財布に優しい! 軽だけど「めちゃ広ッ内装」&安全機能も十分の「スペーシア」に注目!
くるまのニュース / 2025年1月31日 8時10分
-
SUVがワイルドなんて誰が決めた? ホンダN-BOX JOYは“うす味”が自慢のアマノジャク系(小沢コージ/自動車ジャーナリスト)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月19日 9時26分
-
“レトロ顔”のスズキ「スペーシア」!?初公開! メッキの「旧車デザイン」で「クラス超え」の迫力! 新カスタムモデル「キャルズ モーター サンディ」登場
くるまのニュース / 2025年1月17日 18時10分
ランキング
-
1「めっちゃうま!」セブンで買える、SNSで話題のスイーツ3選。贅沢気分に浸れる美味しさ。
東京バーゲンマニア / 2025年2月10日 18時3分
-
2義理チョコは「人間関係の潤滑油」? 義理でもうれしい…“義理チョコ文化”に対する男性の“本音”
オトナンサー / 2025年2月10日 20時10分
-
3「ドラマの衣装合わせで下着を脱がされ…」芸能界にあふれるひどすぎるハラスメント被害の実態
プレジデントオンライン / 2025年2月10日 7時15分
-
4西成「家賃2万7千円」ほぼ廃墟ハウスに住んだ結果 住人はほぼベトナム人、そこで見た驚きの光景
東洋経済オンライン / 2025年2月10日 8時30分
-
5「8年前より今のほうが断然美肌」“肌老け”を脱出した48歳が、肌のために「やめて良かった食習慣」8つ
女子SPA! / 2025年2月10日 15時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)