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【スズキ スペーシア3種類を比較解説】ノーマル、カスタム、ギアの最大の違いは顔よりも車内にあった! 一番のオススメはスペーシアギアだ

MōTA / 2021年5月7日 11時30分

スズキ スペーシア3兄弟

今もっとも売れている軽自動車といえばホンダ N-BOXだが、じつは2位のスズキ スペーシアはかなり肉薄しているのだった。先進安全装備やシートアレンジの手軽さなど、ユーザーが購入する際に重視する性能はほとんど変わらない。だが、通常ノーマルモデルとやんちゃなカスタムという二本立てが通例なのに対して、スペーシアに関してはSUV風のバージョンと3種類をラインアップしているのだ。今回はスペーシアのノーマル、カスタム、そしてギアのそれぞれの特徴を見ていこう。

スズキ スペーシア3兄弟

打倒N-BOXも夢じゃない!? スペーシアが先進装備充実で首位獲得もまもなくか

2011年に初代モデルが登場して以来、長らく人気を博しているホンダ N-BOX

スズキ スペーシアはいま大人気の軽スーパーハイトワゴンカテゴリーに属するモデルで、ホンダ N-BOXやダイハツ タントといった強豪モデルらと熾烈な販売競争を繰り広げている。

これまではホンダ N-BOXと販売台数で比較すると、毎月ほぼダブルスコアで負けていたのだが、近頃は数百台〜数千台の差になるなど、かなり販売台数を伸ばしている注目のモデルである。

スペーシアは2017年にデビュー。当時はクラス随一の車内スペースを誇るなどスズキの威信をかけたモデルであった

現行スペーシアはN-BOXと同じ2017年にデビューし、見た目や使い勝手などに大差はなかったものの、先進安全装備の面ではホンダに一歩劣っていた。

現行スペーシアはN-BOXと同じ2017年にデビューし、見た目や使い勝手などに大差はなかったものの先進安全装備の面で一歩劣っていたのだ。

最大の違いは先行車を追従してくれるアダプティブクルーズコントロール(以下ACC)で、N-BOXは全車標準だったのに対してスペーシアは設定すらされていなかったのだ。ところが、2020年に行ったマイナーチェンジで装備され、N-BOXと真っ向から勝負できるに至ったのである。

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3種類の顔で個性が光る! モチーフはスーツケースだった

スペーシアそのものの立ち位置の話はこれくらいにして、ここからは本題のグレード比較である。先にも述べた通りスペーシアは、ノーマルのスペーシア(129万8000円〜)に加え、スペーシアカスタム(164万8900円〜)、そしてSUV風に仕立てたスペーシアギア(168万7400円〜)の3タイプをラインアップしている。これらの違いはエクステリア(外観)のみならず車内にも差別化を図っているのだった。

注目すべきはボディ各部に設けられたくぼみ。この部分でスーツケースらしさを演出しているのだった。売れ線のスーパーハイトワゴンながら挑戦的なデザインとしてのはさすがスズキといったところだ

まずはスペーシアの各モデルのエクステリアから。

もともとスペーシアはスーツケースをモチーフにデザインされている。真横と真後ろを見てみるといくつかくぼみがあり、スーツケースで有名なRIMOWA(リモワ)を彷彿とさせるデザインなのだった。

フロントフェイスを比べてみると、3タイプそれぞれ全く異なる個性を持っていることがわかる。

ノーマルは四角いライトを採用し、かなり穏やかなイメージ。スペーシアカスタムはどデカいフロントグリルを持ったかなりワイルドなデザインである。そしてSUV風のスペーシアギアはハスラーやジムニーといったスズキを代表するSUVモデルと同じく、丸目ライトを採用した超個性的な見た目なのだった。

細かな部分で差別化! シートや各パーツで個性を

ノーマルのスペーシアにだけ用意される明るい内装色。助手席側のインパネアッパーボックスがホワイトなのもノーマルだけで、ほかはガンメタやブラックとなっている

エクステリアの違いはひとめ見てわかるレベルであるが、注目すべきは車内にある。

まず内装色でスペーシア兄弟で唯一、明るいベージュ系を選べるのはノーマルスペーシアだけ。他はすべてブラック基調のモノとなっている。

すこしマニアックな話をするとそれぞれのモデルのシートステッチにも違いがある。ノーマルモデルの場合、ベージュ系とブラック系それぞれがシートと同じステッチカラーを採用。カスタムモデルはレッドとし、シフトのステッチまでもが赤なのだった。そしてギアに関してはオレンジを使うなど、それぞれ細かな部分で差別化をしているのだ。

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痒いところに手が届くを体現! 豊富な収納が超便利

機能美とはまさにこのことで、テッシュボックスなど生活感のあるアイテムを収納できるのだった

基本デザインはどれも同じで、エクステリアと同様にスーツケースがモチーフとなっている。

もっとも顕著なのが助従席側のインパネアッパーボックスで、スーツケースをそのまま“つけちゃいました!”と言わんばかりの斬新なデザインなのだった。こちらは長在府やノートパソコンなど運転中、置き場に困る小物を入れる収納となっているのだ。

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エアコン吹き出し口に注目! オススメはオレンジのスペーシアギア

ご覧の通りノーマルモデルの吹き出し口はレッドとなるなど、それぞれの個性にあった色を使っている

そしてスペーシア兄弟、それぞれの違いはエアコン吹き出し口に使われているカラーにある。ノーマルモデルには可愛らしい暗めのレッドを使用し、カスタムにはブラックを、そしてギアにはオレンジを使用するなど、それぞれの性格にあった色を使っているのだった。

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今回はスペーシアのノーマルモデル、カスタム、そしてギアと全種類の違いを見てみると、それぞれの個性にあった特徴を備えていた。筆者個人のオススメとしては少し高額にはなってしまうがオレンジを挿し色にしたギアだ。その理由としては他にない個性的なモデルという点と、ワクワクするようなデザインであるからだ。

本気でスペーシアを検討している方は、今回ご紹介したそれぞれの違いを元にぜひ実車を確認してほしい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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