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【スズキ スペーシアグレード比較】ベースグレードと最上モデルの価格差は約23万円! 最大の違いは内装色と快適装備にあった

MōTA / 2021年5月7日 21時0分

スズキ 新型スペーシア

いま、スズキ スペーシアが売れに売れている! もっとも一番人気はホンダ N-BOXではあるが、月によっては数千台の差というほどの僅差で、首位を奪還することすら現実味を帯びているのだった。スペーシアはノーマルモデルとやんちゃ仕様のカスタム、そしてSUV風のギアと3種類をラインアップしているが、一番売れているのはやはりノーマルモデルだ。そこでスペーシアのノーマルモデルのベースレードと最上級グレードの車内装備を比較! 価格にすると約23万円あるのだが、快適装備に差があったのだ。

スズキ 新型スペーシア

スペーシアの一番人気はノーマルモデル

スズキ スペーシアは先にも述べた通りノーマル、カスタム、そしてギアの2種類を用意している。今回はもっとも売れているノーマルモデルのグレード比較を敢行。

本題の前にスペーシアのグレード構成は、ベースグレードの「ハイブリッドG」(129万8000円)と、上級グレード「ハイブリッドX」(152万4600円)の2グレード体制である(価格は共にFFモデル・消費税込)。

ハイブリッドGには先進安全装備「スズキセーフティサポート」を装着したモデル(138万500円)も存在するのだが、今回はまったくの素グレードであるハイブリッドG(スズキ セーフティ サポート非装着車)とハイブリッドXを比較していく。

ちなみにスズキセーフティサポートは衝突被害軽減ブレーキはもちろん、誤発信抑制機能(後退時にも対応)や車線逸脱警報、ハイビームアシストなど安心安全装備が備わるのだった。

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明るい内装色は最上級グレードだけ! ベースモデルはUSBソケットなしだった

外観状の違いはほとんどなく、全車スチールホイールとなる。写真はハイブリッドXにディーラーオプションのアルミホイールを装着

エクステリアの違いはほとんどない。通常ベースグレードと最上級モデルの違いはスチールホイールか、アルミホイールなどの差があるのだが、スペーシアに関しては全グレードでスチールホイールを装着している。

ベージュ内装は最上級のハイブリッドXだけ

ノーマルスペーシアの車内には随所にレッドのアイテムが備わるなど、使い勝手だけでなく個性も追求

まず大きな違いは車内にあり、内装色のラインアップが全く異なるのだ。ベースグレードはブラックのみで、最上級グレードのハイブリッドXはスペーシアシリーズ唯一のベージュ系の明るい内装色が選択できるのだった。

ベースグレードはUSBとステアリングスイッチなどの便利機能はなし

全方位モニター用パッケージを選択すればUSBソケットがフロントに二つ備わる

最大の違いは快適装備で、ベースグレード(スズキセーフティサポート非装着車)の場合USBソケットやステアリングスイッチ、そしてGPSアンテナとTVガラスアンテナが装備されず、オプション設定すらされていない。

もっともスズキセーフティサポート装着車のハイブリッドGと最所級グレードのハイブリッドXに関しても、これらの装備は全方位モニター用カメラパッケージ(8万8000円)を選ばないと装備されないのである。

フロントシートのアームレストは全車標準

ちなみにライバルのホンダ N-BOXに関して言えばベースグレードのみフロントシートにアームレストが装備されないなど、露骨な差がある。だが、スペーシアに関しては収納もアームレストも全車共通なのは嬉しいポイントだ。

今回はスペーシアのベースグレードと最上級モデルを比較したが、正直大きな差というのは存在しない。もっとも衝突被害軽減ブレーキなどを装備していないという違いはあるものの、収納スペースやアームレストには差がないのは嬉しいポイントだ。

週末にスズキディーラーでスペーシアを見る際は、車内装備よりも先進安全装備や快適装備などを中心に比較してほしい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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