1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

【予算200万円のプチバン選び】スズキ ソリオとトヨタ ルーミーをガチ比較! ランニングコストは僅差でソリオに軍配も、長距離運転が多いならルーミーがオススメ

MōTA / 2021年5月12日 19時0分

スズキ ソリオバンディット&トヨタ ルーミーカスタム

ホンダ N-BOXなどの軽自動車では物足りず、かといって大型ミニバンは少し大きすぎる……と考えている人にピッタリなのがスズキ ソリオやトヨタ ルーミーなどのプチバンだ。都内でも扱いやすい5ナンバーサイズでありながら、車内の広さはミニバン並とちょうどいいサイズなのだった。今回はプチバン市場で大人気を博しているスズキ ソリオとトヨタ ルーミーをランニングコスト含め徹底比較! 結論から言うとランニングコストならソリオ、先進装備の充実度ならルーミーであった。果たしてどんな違いがあるのか!?

スズキ ソリオバンディット&トヨタ ルーミーカスタム

買いはどちらもやんちゃ顔のカスタムモデル

ソリオの買いグレードはバンディット ハイブリッドMV

小学校低学年くらいの子どもが立ったまま着替えができるくらい、高い天井の広びろ室内が魅力のスズキ ソリオ/ソリオバンディット。

イチオシグレードは、ベーシックなソリオより内外装がゴージャスになり、装備も充実している「ソリオバンディット HYBRID MV」200万6400円です。マイルドハイブリッドなので、欲しいところでモーターアシストが得られるスムースな走りも魅力。燃費はWLTCモードで19.4km/Lとなっています。

ルーミーのオススメはカスタムG-T

一方でルーミーは、両側スライドドアなのにロー&ワイドなスタイルで、室内もスッキリ使える実力の持ち主。

イチオシグレードはトップグレードとなる「カスタムG-T」204万6000円。専用のメッキグリルやエアロパーツが存在感を高めています。ターボエンジンモデルなので、力強い加速フィール。燃費はWLTCモードで16.8km/Lとなっています。

【快適性比較】後席の快適性は断然ソリオだが、ルーミーはお肌にやさしいガラスをフロントに装備

ソリオの後席は夏場だって涼しいサーキュレーター付き

ソリオバンディットはセンターメーターを採用しており、抜群の開放感が魅力。ステアリング前のスペースは収納となっており、使い勝手も良好

インテリアや快適・便利装備を比較してみると、ソリオバンディット HYBRID MVはフルオートエアコンに加えて、天井にスリムサーキュレーターが付いています。真夏や真冬に素早く後席までエアコンの風を届けることができるのが魅力。

スライドドアは左側がパワースライドドアで、右側は4万7300円のオプション扱い。運転席・助手席シートヒーター、ロールサンシェード、全面UVカット機能付きガラスは標準装備です。

>>

ルーミーは両側電動スライドドアが標準! 嬉しい紫外線カットガラスも

対するルーミーの車内はソリオに比べてダッシュボードが短く、ボディ感覚を掴みやすいのが魅力。センターに設けられたインフォメーションディスプレイには外気温やカレンダーなどを表示できる

ルーミー カスタムG-Tもオートエアコンを装備していますが、サーキュレーターはなし。パワースライドドアが両側に標準装備です。でも運転席・助手席シートヒーターは、シートバックテーブルとセットでオプション設定となっています。

格納式リヤドアサンシェード、全面UVカット機能付きガラスは標準装備で、フロントドアとフロントクォーターのガラスはスーパーUVカット・IRカット機能付きガラスとなっています。

>>

【使い勝手比較】USBポートの数はソリオに軍配だが、カップホルダー数は僅差でルーミーの勝ち

嬉しい装備が標準装備! 注目は後席用テーブルと2つのUSBソケット

フロントに2つUSBソケットを備え、その下にはACソケットも。後席にはUSBポートの用意はないものの、後席右側にはACソケットを装備する

次に収納などの使い勝手を比べてみます。

ソリオバンディットは、前席用の収納スペースがドリンクホルダーとは別に8ヶ所。USB電源ソケット2個と、パーソナルテーブルが後席左右に標準装備となっており、そこにドリンクホルダーやフックが付いているので、後席での過ごし方も広がりますね。

後席にもセンターアームレストがありますが、後席用のUSBソケットはオプション扱いとなっています。

シートアレンジは後席のスライドと、5:5分割の前倒し、助手席の前倒し機構もあり、センターウォークスルーで前席と後席を行き来できるのが便利です。

>>

ラゲッジルームのアレンジ性はルーミーに軍配

ルーミーはエアコンパネル下にUSBソケットを備えている

対するルーミーは、前席用の収納スペースがドリンクホルダーとは別に9ヶ所。でもUSBソケットは前席に1個、アクセサリーソケットが2個となっています。

後席用のテーブルはオプション設定で、センターアームレストもなし。シートアレンジは後席がスライドと6:4分割の前倒しができ、センターウォークスルーもできるようになっています。

>>

ナビはどちらもオプション扱いだが、値段的にはルーミーが安い

そのほか気になるところでは、どちらもナビやバックカメラがオプションとなっているところ。

ソリオバンディット, ルーミーカスタム

ソリオバンディット, ルーミーカスタム

ソリオバンディットは、全方位モニター用カメラパッケージのみだと5万5000円。全方位モニター付メモリーナビゲーションは18万7000円です。

ルーミーは、パノラミックビューモニターのみだと4万8400円。9インチディスプレイオーディオとパノラミックビューモニターのセットだと11万4400円で、ややルーミーの方がオプション価格はリーズナブルですね。

【先進安全装備比較】機能は互角だが、最大の違いはアダプティブクルーズコントロールにあり

そして先進の安全運転支援機能に関しては、どちらもほぼ互角の装備内容で、コンパクトカーの中でもトップクラスの充実ぶりです。

昼間の歩行者・車両、夜間の歩行者を検知する衝突被害軽減ブレーキをはじめ、前進・後退時の誤発進抑制機構、全車速追従機能付きのアクティブクルーズコントロールが付いているのも同等。大切な家族を乗せるクルマとして、どちらもとても安心感が高いと言えます。

細かな違いとしては、ソリオバンディットが追従時に停止保持をするのが約2秒。ルーミーは前走車に合わせて停止保持するところ。あと、ソリオバンディットには情報確認の際に視線移動が少なくて済むポップアップディスプレイが装備されるところです。

【ランニングコスト比較】ガソリン代を抑えたいなら僅差でソリオの勝ち

購入後のランニングコストを予想してみましょう。どちらも年に一度かかる自動車税が2万8000円。車検ごとにかかる重量税が3万500円です。ガソリン代は、ソリオバンディットのWLTCモード燃費が19.4km/Lなので、月500km走行するのに必要な燃料は約26L。レギュラーガソリンの平均価格が144.1円(5月10日現在)なので、ガソリン代は約3747円となります。

対するルーミーはWLTCモード燃費は16.8km/L。月500km走行するのに必要なガソリンは約30Lで、4323円になります。

積載性と燃費優先ならソリオだが、長距離運転するならルーミー

ということで、どちらも使い勝手や安全装備はほぼ互角でしたが、細かなところでは、ソリオバンディットはより大きく重い荷物を積みたい、アウトドア趣味などを持つファミリーにもぴったり。

ルーミーはノロノロ渋滞もラクになる運転支援付きで、よくロングドライブに出かけるファミリーにオススメというところでしょうか。ぜひ、じっくり選んでくださいね。

【筆者:まるも 亜希子】

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください