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【キャンピングカー購入記】車素人のアウトドア女子が「日産 NV200バネット」を購入! 最大の決め手は取り回しの良いボディサイズ

MōTA / 2021年5月21日 16時30分

【アウトドア女子】芳美 リンさんと日産 NV200バネット

湘南SUPガール・ソトアソビ好きなアウトドア女子こと芳美 リンさんがキャンピングカー仕様へのカスタマイズを目的に日産 NV200バネットを購入! この記事では悩みに悩んだという車種選びから、いままさにキャンピングカーを購入検討している方向けに車種選びで役立ったことから苦戦したことまでをレポートしていきます!

【アウトドア女子】芳美 リンさんと日産 NV200バネット

ガチ購入記 人生で初めてのマイカー! 日産 NV200バネット購入!

初めてのキャンピングカー選びに迷っている方必見!

旅を専門に活動しながら車に関しては完全素人な私が、リアルに車購入からキャンピングカー仕様にカスタマイズしてく様子、キャンピングカーでのオススメの遊びスポットや使用方法などをお伝えするこの企画。

今回は、キャンピングカー仕様にカスタマイズしてくことを目的に、人生で初めてとなるマイカー「日産 NV200バネット」の購入までに至る流れを紹介していきます。

悩みに悩んだ車種選び! 今となってみれば「もっとこうすればスムーズだったな」という反省点もありますので、私と同じように、キャンピングカーが欲しいけど何を買って良いかわからない、車種がありすぎて悩んでいる、そんな方に少しでも車種選びの参考にしていただけると嬉しいです。

キャンピングカー購入を検討している方は、レンタルから初めるのがオススメ!

アウトドア/キャンプのイメージ

ではまず、購入するにあたり私が重要視した項目を挙げます。ポイントは4つ。

■目的(アウトドア、キャンプ、SUP、旅)

■家族構成(夫婦、小型犬1匹)

■リノベーションのしやすい室内か

■運転しやすい車体か

NV200バネットの購入前には、ネットリサーチはもちろんのこと、レンタルを活用したり、キャンピングカーのイベントを訪れたり、現物をかなり見て考えました。

実際使用すると、運転が難しかったり、サイズが家族構成に合っていなかったり、生活スタイルに合っていないということもあるので、キャンピングカー購入を検討している方は、レンタルから初めるのがオススメです。

日産 NV200バネットの決め手は「運転しやすいサイズ感」「ちょうど良い予算感」「タイミング」

日産 NV200バネット

そして、様々な車種を検討した結果、最終的にはプロに相談するのが1番! と考え、元々お付き合いのあったキャンピングカービルダーのNEXT LIFEさんに相談しました。

運転しやすく、十分な居住空間と積載量を備えたサイズ感

NV200バネットを選んだ決め手は、まずはサイズ感です。

私の家族構成、使用目的、運転技術、駐車スペースなどを考慮した上で、NV200バネットは、十分な居住空間と積載量がありながら、女性でも運転しやすいサイズ感に魅力を感じました。いきなり大きすぎる車体より現実的だと思っています。

今後のカスタマイズを考え、値ごろな中古車を選択

次に予算です。今回、予算は150万円で考えていました。

サイズの大きいモデルや豪華な装備を備えた憧れの車種には予算が足りません。かと言って、それに比べてリーズナブルな軽自動車を完全に自分でカスタマイズしていくのも、ゆくゆくは修理費や材料費で後から高く付くかも? と、心配になりました。

理想的な個体がちょうど入庫されたばかりだった

また、実はこれが1番の決め手とも言って過言ではないのが、タイミングです。

私が注文した個体は、ハーフオーダーである程度キャンピングカーとして仕上がった状態で納車されます。

キャンピングカービルダーのNEXT LIFEさんに相談した時、ちょうどこの個体がカスタマイズ目的で入庫したところでした。

日産 NV200バネットの中古車価格は※47万円~246.1万円(新車価格は189.8万円~303.6万円)。中古車なら予算内に収まります。

さらに、シートやフローリングの色を自由選択可能だったので、買い時を逃さないよう、カスタムベースとして中古の日産 NV200バネットに思い切って決断しました。

このハーフオーダーの内容や、今後カスタマイズしていく模様は、また次回以降にお伝えしていきます。

※現在の車両価格のデータはMOTAより

購入検討時には軽キャンパーからハイエースなどの王道モデル4車種を試乗

ではここからは、実際に私が購入検討として試乗した4車種と、レンタル利用する際に想定される車両のレンタル代(参考価格)なども紹介していきます。後半2台は車種を選び終わった後に試乗した車ですが、実際に購入候補だった車種なので併せて使用感をお伝えします。

トヨタ ハイエース

レンタル価格:平日 ¥19,800/土日祝 ¥26,400/ハイシーズン ¥30,800

乗車定員:5人

ボディサイズ:全長5380mm×全幅1920mm×全高2290mm

ハイエースを借りた目的は、最初のキャンピングカー利用ということで、まずは人気の車種を試してみたかったからです。

ハイエースの良い点は、なんと言っても居住空間の広さ・快適性です。

大人2人と、犬1匹で余りある広さでした。寝るときも家にいるかのような広さで、何も不便はありませんでした。荷物ももちろんたくさん積載でき、人気なのが頷ける、王者の風格といった感じです。

反面、ネックになったのが車体のサイズ。

今までセダンタイプの車をメインに運転してきた私にとっては、ハイエースはハードルが高く感じたのです。

また、我が家の駐車場にも納まりそうにありませんでした。そうなると、別で駐車場を借りなくてはなりません。

ゆくゆく、ステップアップしていき、住まいも変わっていたら、次の車種としては良いかなと思いました。

リトルペア キャプテンスタッグ仕様

レンタル価格:平日 ¥11,000/土日祝 ¥13,200/ハイシーズン ¥16,500

乗車定員:2名

ボディサイズ:全長3390mm×全幅1470mm×全高1890mm

リトルペア キャプテンスタッグ仕様は、日産 NV100クリッパーをベースとした軽タイプのキャンピングカーです。

この車種をレンタルした目的は、キャンピングカーリノベーションの車種の候補に軽ワゴンを検討していたので、運転しやすさと使用に当たって十分なスペースがあるかを確かめたかったからです。

軽の良さはやはり手軽さ。コンパクトなので運転もしやすく、普段使いにも良さそうに感じました。維持費が安いのも大きな魅力でした。

ただ、就寝時のスペースは十分だったのですが、キャンプだけでなく、SUPもするので、かなり荷物が多く、夫婦2人と犬1匹での利用では少し手狭に感じました。

1人旅プラス犬くらいなら、十分なスペースだと思います。

正直「低予算で抑える vs 十分な居住空間」で、軽ワゴンタイプにするかかなり長い時間悩みましたが、ここでは居住空間を選び惜しくも検討対象から外すことに。

フォルクスワーゲン タイプII(ワーゲンバス)

レンタル価格:¥16,500

ボディサイズ(T1):全長4100mm×全幅1700mm×全高1900mm

ワーゲンバスでは、キャンプ場のグランピングエリアで宿泊しました。

昔から憧れている車種の一つで、こちらも検討し、中古で色々と調べました。お洒落なグランピング撮影のためのレンタルでしたが、実際に検討したこともある車種なので、使用感もチェックいたしました。

寝心地はかなり抜群、ゆったりとしたスペース! そして、やはりなんと言ってもお洒落! キャンプ場でも映えること間違いなしです。

この車でサーフトリップしたら、それだけで映画のワンシーンのようになりそうですよね。様々なアイテムとコーディネートが楽しめそうです。

一方、ネックはやはりメンテナンスの大変さと、費用面です。ヒストリックカーを維持するのはかなり大変なので、今回は諦めました。

ジープ ラングラー

レンタル価格:エニカ利用の為、不明。

乗車定員5名

ボディサイズ(サハラ):全長4870mm×全幅1895mm×全高1840mm

ワーゲンバスとは全くジャンルが違いますが、ジープも昔からかなり憧れていている車種でした。この時のレンタルの目的はドライブでしたので、車中泊はしていません。

とにかくカッコよく、キャンプ場やアウトドアスポットに停まっていたらそれだけで目立ちます。大きいですが、運転も慣れれば問題なさそうでした。

しかし、ジープを諦めたのは、キャンピングカーリノベーションという目的とは合わないかなと思ったからです。

ジープの上にテントをつけたり、船を牽引したりワイルドに楽しむのに使うのにはすごく良さそうですが、正直そのままで十分カッコいいので、いじるのがもったいないです!

初めてのキャンピングカー購入までの反省点

キャンピングカー選びを終えて、もっとこうすれば良かったと言う点がいくつかあります。

まずは、キャンピングカーに興味を持ち始めてから、実際に購入するまで、時間がかかってしまった点。

「欲しい→調べる→やはり贅沢かな?→欲しい」このエンドレスループでした。

そんな中、キャンピングカーの専門家の方と対談した時、「キャンピングカーは欲しいと思った時が買い時」という言葉をいただきました。

その言葉にストンと来て、そこからは行動のスピードがアップしました。

下記は、購入までの時系列です。

2019年7月:ハイエースをレンタル

2020年7月:リトルペアをレンタル

2020年9月:キャンピングカー専門家からアドバイスを受ける

2020年10月:ビルダーさんに相談、車種決定 

2021年1月:現物チェック、購入決定

2021年5月:納車待ち中

色々な人の意見を聞きすぎて「迷走した」

専門家の方との打ち合わせから、車種決定までわずか1ヶ月ほど! 悩んでいた時間は何だったのかと言うくらいです。もちろん、タイミングやご縁もあるので一概には言えませんが。

どうせ買うなら、もっと早く買えば良かったなと思うこともあるので、本気で購入を検討しているなら、ぜひスピーディーにどんどん進んで行くのが良いと思います。

また、色々な人の意見を聞きすぎてしまい「迷走した」と言うのも感じました。十人十色、様々な意見があるので、余計頭でっかちになってしまうリスクもあります。

実際、購入を決定した今でも、本当にこの車種で良かったのかな? と思う時があるので、正直正解なんてないのかなと思います。

今後どのようにカスタマイズして生まれ変わっていくか、お楽しみに!

アウトドア/キャンプのイメージ

最後に、予算をきちんと決めて探せばもっと早く見つかったかなと思います。

正直「安くて良いものを手に入れたい!」としか考えておらず、何にいくらくらい使えるかなどきちんと考えないまま、ふんわりと進んで行ってしまいました。

「目的、家族構成、予算」この3つを明確にし、信頼できる専門家に伝えて探してもらうのが一番の近道なのではと思います。

このように、試行錯誤してやっとのことで決めた初めてのキャンピングカー。少しでも車種選びの参考になると嬉しいです。

今は納車待ちでワクワクしています。今後どのようにカスタマイズして生まれ変わっていくか、ぜひ一緒に見守っていただけると嬉しいです!

[筆者:芳美 リン]

芳美 リン

湘南SUPガール・ソトアソビ大好きな旅人。

現在は、フリーでモデルやリポーターとして活動しながら、旅で地域を元気にしたい! との思いから、旅やアウトドアの様子をSNSで配信中。

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