【予算180万円のスーパーハイトワゴン軽選び】ホンダ N-BOXカスタムとスズキ スペーシアカスタムをガチ比較! ランニングコストは同額ながら先進装備と車内の快適性にあった
MōTA / 2021年5月26日 20時10分
今や国内の新車市場における軽自動車の比率は約4割に及ぶほど人気のカテゴリーとなっている。中でも売れ筋なのは両側スライドドアを備えたスーパーハイトワゴンなる背の高いモデルたちだ。そこでホンダ N-BOXカスタムとスズキ スペーシアカスタムを使い勝手や先進装備、さらにはランニングコストを含めて徹底比較! 一見同じように見えるが、先進装備や車内の快適性に違いがあった。果たしてどんな差があるのか!?
大人気スーパーハイトワゴン軽比較!価格差はたった5000円
ファミリーにも大人気の両側スライドドアを備えたスーパーハイトワゴン軽。でも購入を考えた時に、乗用車で4年連続販売台数日本一のホンダ N-BOXか? あるいは軽自動車づくりのノウハウに長けたスズキらしさ満載で、販売台数を猛追するスズキ・スペーシアか? いったいどっちがいいの!? ってところが気になるパパ・ママも多いのではないでしょうか?
この記事では、外観の満足度も高いN-BOXカスタムとスペーシアカスタムのイチオシグレードと、購入後の維持費も予想して徹底比較します。
WLTCモード燃費もまったく同じ! 違うのはタイヤサイズ
室内も3タイプあり、前席がベーシックなベンチシートタイプ、助手席が57cmのロングスライドとなり、センターウォークスルーが便利なタイプ、荷室に折りたたみ式のスロープが装備されているタイプです。
今回取り上げるのは、「N-BOX Custum L」176万9900円。自然吸気エンジンのベンチシートタイプで、WLTCモード燃費は21.2km/L(2WD)と優秀。外観もスポーティなエアロパーツが装着され、クロームメッキのドアハンドルやリアライセンスガーニッシュ、14インチアルミホイールもグレー塗装でゴージャスな印象です。
外観はやはり存在感のあるエアロパーツがフルで装着されており、ドアハンドルやバックドアガーニッシュなどがメッキでゴージャス。N-BOXと違うところは、15インチアルミホイールになるのと、オプションでブラック2トーンルーフが選べるようになっているところでしょう。ガッシリとした足もとや、2トーンのボディカラーにこだわる人にはポイント高いですね。
【内装比較】USBポートの数は両車2つと同じながら最大の違いは空調機能にアリ!
シートヒーターが前席に! そして夏場に嬉しい強力な紫外線カットガラスがN-BOXの魅力
もちろんリクライニングと前後スライド機能もあり、助手席の背もたれが後ろにほぼフラットに倒せます。運転席・助手席にシートヒーターがつき、後席にはロールサンシェード、シートバックテーブルも装備。360度スーパーUVカットガラスで、ブラズマクラスター技術搭載のフルオートエアコンなのが嬉しいですね。
ただ、子育て中には欲しいパワースライドドアは、左側のみ標準装備で、右側は5万5000円でオプションとなっています。ちなみにスマホなどの充電に便利なUSBジャックは前席に2個ついています。
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スペーシアの強みは後席用のサーキュレーターと標準装備の両側電動スライドドア
後席のロールサンシェード、パーソナルテーブル、エアコンの風が素早く後席にも届くスリムサーキュレーターもついています。UVカット率はN-BOXより低くなりますが、全面UVカット機能付きガラス。USBも2個ついています。
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【先進安全装備比較】基本的な装備はほとんど同じ! 最大の違いはアダプティブクルーズコントロールの作動条件
N-BOXは自転車までも検知! 市街地中心ならN-BOX
昼夜問わず車両や歩行者を検知するほか、横断中の自転車も検知する「衝突軽減ブレーキ」をはじめ、約10〜40km/hで走行中に作動する「歩行者事故低減ステアリング」、前進・後進どちらも作動する「誤発進抑制機能」など、街乗りでのうっかりミスを防いでくれるのが安心です。
追従機能付きのアダプティブクルーズコントロールは約30km/h以上での作動となっていますので、ノロノロ渋滞では使えないのが残念なところ。ナビとリアカメラはセットでオプションとなっています。
渋滞時にも嬉しい全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールがスペーシアの強み
ナビはオプションで、セットで「全方位モニター」を装着すると、フロントガラス投影式のヘッドアップディスプレイもつきます。
【維持費比較】ガソリン代は全く同じ! 決め手は車内の快適性とデザイン
というわけで、さすがにどちらも人気モデルだけあって、使い勝手や快適性はわずかな差がありつつ、ほぼ互角という結果に。
ただ、スーパーUVカットガラスや助手席のシートヒーターなど、オプションでもつけられない装備が豊富なのはN-BOX。追加で予算をとってもレベルの高い快適性が欲しいファミリーにぴったりです。一方で、パワースライドドアが最初から両側についているスペーシアの方が、コスパは高いと言えるでしょう。ぜひ、じっくり選んでくださいね。
【筆者:まるも 亜希子】
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