メルセデス・ベンツ最小・最安の「Aクラス」に初のプラグインハイブリッド(PHEV)モデル登場! 電気だけで70km走行可能、価格は557万円から
MōTA / 2021年5月27日 11時23分
メルセデス・ベンツ日本は2021年5月26日(水)、メルセデス・ベンツブランドで最小サイズのコンパクトハッチバック&セダン「Aクラス」に、プラグインハイブリッド(PHEV)モデル「A250e」「A250eセダン」を新たに設定した。15.6kWhのバッテリーを搭載し、電気モーターのみで70.2km走行が可能だ(WLTCモード)。 価格はA250eが557万円、A250eセダンが567万円(共に消費税込み)。2021年6月上旬より順次納車される予定となっている。
メルセデス・ベンツのコンパクトモデルでプラグインハイブリッドの設定は初
2018年にフルモデルチェンジし、4代目となったメルセデス・ベンツ最小のコンパクトハッチバック・セダン「Aクラス」に、新たなラインナップとしてプラグインハイブリッドモデル「A250e」「A250eセダン」が追加された。直列4気筒 1.4リッター ガソリンターボエンジン(最高出力160ps/最大トルク250Nm)に、15.6kWhのリチウムイオン電池を組み合わせ、バッテリー充電機能も備えた。駆動形式はFF(前輪駆動)。
同社のコンパクトクラスで初のプラグインハイブリッドモデルとなる。
フル充電で70.2km走行可能! 購入者にはメルセデスから普通充電器も無償提供される!
日本の急速充電規格「チャデモ」にも対応
新型Aクラス「A250e」「A250eセダン」の充電は、3.2kWまでの交流普通充電に加え、24kWまでの直流急速充電(CHAdeMO:チャデモ規格)に対応する。
時速140キロまでモーターで走行が可能なうえ、フル充電での航続可能距離は70.2kmを誇る(WLTCモード等価EVレンジ)。
電力消費や効率を考慮し、ドライブモードは6つの仕様を備える。・ C(コンフォート):デフォルトのモード。走行状況、走行距離に応じて駆動方式が選択されるモード
・ECO(エコ):電気モーターでの走行が優先されるモード。走行状況と走行距離に応じて最適な駆動方式を選択。
・S(スポーツ):最高のレスポンスによりスポーティな走行性能を実現することを重視したドライブモード。
・I(インディビジュアル):走行特性、ステアリング特性を個別に設定できるカスタマイズ可能なドライブモード。
・EL(Electric):セーリングモードが作動し、140km/hまでの速度で電気モーターのみでの走行が可能。
・BL(Battery Level):充電量を一定に保つため、ハイブリッドシステムによる駆動方式を選択。
EL(EV走行)モードの場合、ステアリングホイール裏のパドルによりバッテリーへのエネルギー回収量を5段階で調整が可能となっている。
新型Aクラス プラグインハイブリッドモデルの価格は、A250e(受注生産モデル)が557万円、A250eセダンが567万円(共に消費税込み)。なお購入者にはメルセデス・ベンツ日本から交流普通充電器本体を無償提供するほか、設置にかかる費用負担を軽減するため10万円のサポートを実施する。
[筆者:MOTA(モータ)編集部]
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