売れ行き好調な新型ヴェゼル! 納期半年待ちでもライバルより優れた走行性能、室内空間を支持する声【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2021年5月29日 15時0分
2021年4月23日(金)より発売開始となったホンダ 新型ヴェゼル。デビューから1ヶ月後の累計受注台数は、月間販売目標5000台の6倍以上となる3万2000台越えを記録するなど好調なスタートを切っている。今勢いのある新型ヴェゼルに対し、実際に購入した人々や、これから購入を検討している人々はどう捉えられているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
売れ筋の「e:HEV Z」は半年、「e:HEV PLaY」では1年の納期待ち状態
その内、パワートレイン別の受注構成ではハイブリッド(e:HEV)車が93%、ガソリン車が7%。
また、グレード別の構成比では、「e:HEV Z」が76%、「e:HEV PLaY」12%、「G」7%、「e:HEV X」5%という構成だ。なお全体ではFF車が81%を占め、リアルタイムAWDを搭載する4WD車は19%の割合となっている。
気になる現在の納期はというと、
■G(FF:227万9200円/4WD:249万9200円):2021年8月下旬~9月
■e:HEV X(FF:265万8700円/4WD:287万8700円):2021年10月下旬頃
■e:HEV Z(FF:289万8500円/4WD:311万8500円):2021年10月下旬頃
■e:HEV PLaY(FF:329万8900円):2022年5月下旬頃
という状況。
充実装備が魅力で売れ筋の「e:HEV Z」はおよそ半年待ち、Honda CONNECTのディスプレイとナビゲーション連動のETC2.0車載器、パノラマルーフなども標準装備のe:HEV PLaYに至っては、1年待ちとなっている。
SNS上でのみんなの声は?
充実装備の「e:HEV Z」に満足の声
やはり多かったのは「先行予約でZをオーダーして、納車されてから1週間経過。装備良いし乗り味も申し分なし。まだまだ売れそう」「当初はCXハリアーと揶揄してました。けど、実車触れて試乗したら装備も充実しているし、そんなの関係ない良いクルマと考えZをオーダー」「本来の位置付けはZが最上級グレードでPLaYは特別仕様車みたいなもの。買うならやはりZ」といった、売れ筋の「e:HEV Z」に関する声。やはり充実した装備に満足している様子や、それが決め手といった声が多数挙がっている。
一方で「ベースグレードにオプションでZの機能を追加できたらよかった」「GのFFにグリルとエアロのオプションで270万の見積もりだった。他のオプションは必要ないし、ナビ・ETCは移設するからこれで十分。納期も3ヶ月程だから短い、楽しみ」といった声も。
最大の懸念点はやはり納期
そんな中、やはり長い納期に不安を募らせる声も挙がっている。「納車まで時間がかかるから、FFガソリンなら早いとかで買う人いそう」「納期をどうにかしてくれ」と心配する声のほか、実際に購入検討者と思われる層からは「納期半年以上といわれたヤリスクロスから切り替えたが、こっちも長い。どうしようか真剣に悩んでいる…」「PLaYをオーダーする気だったが、納期を聞いて二の足を踏んでいる」「PLaY希望だったが納車時期を聞いてZに変更」「最初はPLaY一択だったけど、標準装備のコーナリングライトやデュアルエアコンが無いので今はZと悩んでいる」などの切実な声が挙がっている。
それでも「長い納期でも妥協したくない」「それでも1年待つ」「1番人気のカラー&グレードをオーダー。納期半年以上も辛抱強く耐える!」といった声も一部見受けられた。
そういった層からは「新ハイブリッドシステムの走行性能が良い」「ヤリスクロスと悩んだけど、デザイン良いしヴェゼルの方が室内空間広い」などの、ヴェゼルの魅力を挙げる声が。その為、長い納期も楽しみに待つとしている。
新型ヴェゼル、人気はどこまで続くか
「納期1年、その頃も好調を維持できているか?」「スタートダッシュは成功した。あとは先代のように長い人気を保てるかどうか」「N-BOX以外でホンダがやっと巻き返せそうな車。この先も期待」「販売上位のトヨタの牙城を崩せるか?」と、今後の展開に早くも注目が集まっている。
果たして、新型ヴェゼルの人気はどこまで続くのか? 納期はいつ頃落ち着きを見せるのか? 引き続き、今後の動向をチェックしていきたい。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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