軽トラベースのキャンピングカー! ベースは新車でも100万円台! 可能性が広がる軽トラ キャンパーに注目【2021年下期に注目したいキャンピングカー】
MōTA / 2021年6月4日 19時32分
気付けば2021年も折り返し地点! 思った以上に長引くコロナ禍の中で注目されるのが“密”を避けたアウトドアレジャー、その中でもオートキャンプや車中泊は注目すべきキーワードだろう。 中でも今回は、2021年下期に注目したいキャンピングカー「軽トラック」をチェックしたい。全国津々浦々で愛される軽トラックは、ニッポンの風景に欠かせない乗り物だ。そんな気軽さをもっとアウトドアに活用しようと、キャンピングカービルダーのみならず自動車メーカーも大いに注目している。今回はそんな軽トラベースのキャンパーをご紹介!
頑張り過ぎてないのがいい! ゆるく気軽にテント旅出来る軽トラ「ハイゼット ジャンボ キャンパーVer.」
まずはこのとぼけた表情の軽トラからご紹介。バーチャルイベントのみの開催となった東京オートサロン2021(2021年1月15日~17日開催)にダイハツがメーカー自ら出展した軽トラベースのカスタムコンセプトカー「ハイゼット ジャンボ キャンパーVer.」だ。
端的に言うとこちらは、軽トラック「ハイゼット ジャンボ」の荷台をテントにしてしまったというもの。いつもの軽トラに乗って、気ままにパッと出かけてパッと泊まれるのがいい。これこそが、軽トラキャンパーをおすすめしたい最大の理由なのだ。
レトロでカワイイフロントマスク、シンプル過ぎる荷台(=寝床)と、人気アウトドアコミック「ゆるキャン△」の世界観とも通じるゆるかわ系で、女子キャンパーにもよく似合いそう。ちなみに車内に設置された取り外し可能なカーオーディオは、モバイルバッテリーにもなる優れもの。これだけでも市販化して欲しいくらいの逸品だ!
ちょっとカスタムするだけでこんなに格好良くなる! 軽カスタムの実例をご紹介
軽トラと聞くと、農道や漁港で黙々と働くクルマのイメージだが、ちょっとカスタムしてあげるだけでこんなに格好良くなる! という例をご紹介。ひとつめは、2017年、エフクラス(兵庫県丹波篠山市)が立ちあげた軽トラック向けブランド「ハードカーゴ」。 これ自体はキャンピングカー向けアイテムではないが、軽トラをもっと楽しむには、知っておいて損がないブランドなのだ。実用性重視の軽トラに格好良さを加えたもので、荷台のキャリアやキャリアカバー、ルーフラック、サイドオーニングなど、仕事のみならずアウトドアレジャーでも活躍しそうなアイテムが揃う。
軽トラの新しい遊び方を教えてくれた「かるキャン NUGGET(ナゲット)」に注目
続いては、ジャパンキャンピングカーショー2021(2021年4月2日~4月4日開催)会場に出展されていた「かるキャン NUGGET(ナゲット)」。荷台に扉付きの多彩な収納やシンクを仕込み、ルーフにはテントを備えるという、自由な発想で造られた1台は見るからに楽しそうな雰囲気がある。 旧型のスズキ キャリイトラックがベースだが、フロントにはフォード K-150ラプター風のマスクが備わり、一気にやんちゃな雰囲気に変化している。こういう遊び方が気軽に出来るのも軽トラの魅力だ。これはもう走るバンガロー! こんな自分だけの部屋が欲しかった! 「バグトラック パネルバン」
そして最後に紹介する軽トラは、こちらもジャパンキャンピングカーショー2021に出展されていた軽トラのキャンピングカー、「Bug-truck PANEL VAN(バグトラック パネルバン)」[カーファクトリー ターボー(青森県つがる市)]だ。宅配便などの軽配送などに用いられるダイハツ ハイゼットトラックのパネルバン仕様をベースに、魅力的な一室を荷台に誕生させている。
車内をのぞいてみると、床・壁・屋根とウッドで囲まれた最高の空間が拡がる。これはもう走るバンガローだ!もともと安い軽トラベースだけに、ベース車で307万509円(消費税込)からと、キャンピングカーとしてはお手頃な価格も嬉しい。週末の隠れ家として、あるいはモバイルオフィスとして、お気に入りの風景と共にのんびりと楽しみたくなる1台だ。
新車でも100万円台から手に入る! 軽トラックでもっと遊ぼう!
軽キャンピングカーといえば、1BOXバンやワゴン車をベースにベッドや調理スペースなどを設置したオールインワンの本格的な造りのモデルが多いが、今回ご紹介した軽トラは、オールインワンでない分、もっと気軽に楽しめそう。言い換えれば、自分好みにいじる余地がある。ベースの軽トラ自体は、新車でも100万円台で手に入る。安く買って、徐々に自分好みに手を加えていきながら、長く楽しめるはずだ。2021年は軽トラのキャンピングカーに注目して欲しい。
[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル]
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
荷台が“伸びる”ダイハツ「斬新軽トラ」登場! “画期的”発想の「超ロングボディ仕様」がスゴい! まさかの「実車化」果たした衝撃のモデルでWRCをサポート
くるまのニュース / 2024年11月24日 6時40分
-
トヨタ「“4人乗り”軽トラ!?」登場! 格納「2階建て構造」で”広すぎ空間“実現!? 「対面座席」&テラス席もあるMYSミスティック「ミニポップビー」お台場で実車展示
くるまのニュース / 2024年11月14日 17時10分
-
マツダ「“5人乗り”軽トラ!?」公開! 「4人も寝られる」全長3.7m級ボディに「驚き」の声も! 「AZ-MAXラクーンツー」登場に反響集まる
くるまのニュース / 2024年11月3日 17時10分
-
130万円! 4人乗れる「軽トラ」が新車で買える! ダイハツの斬新すぎる「個性派トラック」が凄い! “仕事×アウトドア×日常使い”まで大活躍な「商用モデル」とは
くるまのニュース / 2024年10月30日 17時10分
-
アウトドアや車中泊などに活躍! 魅力満載の“軽キャンパー”5台【傑作&大本命モノ決定版】
&GP / 2024年10月29日 20時0分
ランキング
-
1ドンキの新作弁当 ご飯に盛り付けた“まさか”の具材とは? 開発担当者が「あえて“本物”よりおいしくしなかった」と語る背景
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月27日 16時14分
-
2エンジン不正の日野自動車、工場敷地の5割売却へ…財務基盤の立て直し図る
読売新聞 / 2024年11月27日 15時31分
-
3アイリスオーヤマ、子ども用おむつ事業参入…王子ネピアと「Genki!」ブランド契約
読売新聞 / 2024年11月27日 19時49分
-
4何副首相、邦人安全「必ず守る」 関西財界、万博で中国と連携確認
共同通信 / 2024年11月27日 19時13分
-
5富裕層が日本株を「今、面白い」と注目している訳 個人投資家は中小型株投資ではプロよりも有利
東洋経済オンライン / 2024年11月27日 8時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください