トヨタロゴの入った大型グリルがイカつい新型タコマ2022年モデルが北米で登場! 悪路走破性が大幅に進化【日本にない日本車】
MōTA / 2021年6月6日 16時0分
北米トヨタは2021年6月2日、北米市場で人気のミドルサイズのピックアップトラック「タコマ」の2022年モデルを発表した。今回発表されたのは「トレイルエディション」と「TRD Pro」のふたつのモデル。今回は進化したトヨタ タコマについてご紹介する!
ハイラックスよりもスポーティで北米で人気のタコマ
トヨタ タコマ(TACOMA)は、北米トヨタが販売するミドルサイズのピックアップトラック。1995年に登場した初代タコマは日本のハイラックスの北米仕様だったが、その後、2004年にフルモデルチェンジして2代目に移行。現行モデルとなる3代目は2016年より登場している。
生産は、初代では日本とアメリカで行われていたが、2代目からはアメリカでのみ生産されている。
2022年モデルでは走行性能を刷新した新型タコマ トレイルエディション
今回発表された2022年モデルは量販グレードの「SR5」をベースにカスタマイズを実施。SR5用のフロントエアダム(気流をせき止める空力パーツ)は取り外され、フロント1.1インチ、リア0.5インチのサスペンションリフトを装備し、オフロードでの走行性を向上させている。搭載するエンジンは3.5リッターV型6気筒ガソリンで、278馬力を発生する。
ボディカラーには新色「ルナ・ロック」のほか「アーミー・グリーン」「ミッドナイト」 「ブラック・メタリック」「スーパー・ホワイト」の4色を設定。リアバンパーはボディ同色になり、テールゲートにはトレイル・エディションの専用バッジが備わるほか、荷台にはロック可能なベッドストレージや120Vの電源コンセントを装備しており、運転席側の収納は断熱材入りで、クーラーとしても使用可能となっている。インテリアには、10Way電動調整式シート(運転席)やオートエアコン、8インチマルチメディアタッチスクリーンなどを標準装備。このタッチスクリーンはApple Carplay、Android Auto、Amazon Alexaに対応。
ほかにも、6スピーカーサウンドシステム、Bluetooth音楽機能、USBメディアポート、USB充電ポート、統合型バックアップカメラディスプレイなどが搭載されている。
さらに先進安全装備では、衝突被害軽減ブレーキやACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)などを含む「Toyota Safety Sense P (TSS-P)」を標準装備する。
よりオフロード性能が進化した新型タコマ TRD Pro
新型タコマ TRD Proは、モータースポーツ用のチューンアップや市販トヨタ車のカスタマイズを手がけるTRD(Toyota Racing Development)が設計・テストしたパーツを備える。 足まわりは、サスペンションを換装。Foxインターナルバイパスショックが採用され、先代のTRD Proからアプローチアングル36.4度、デパーチャーアングル24.7度、ブレークオーバーアングル26.6度に向上している。アルミホイールはブラックの専用デザインで、タイヤはグッドイヤー製のオールテレインを装着している。パワートレインは、3.5リッターV型6気筒エンジンに6速ATや6速MTを組み合わせて最高出力278馬力を発揮。さらに、TRDチューンのキャットバックエグゾーストシステムを採用することで、力強い走りを実現しています。
搭載するエンジンは、トレイルエディション同様に最高出力278psを発揮する3.5リッターV型6気筒ガソリンで、6ATまたは6MTと組み合わされているが、TRDがチューンしたエキゾーストを備えはダイナミックなサウンドを演出している。
エクステリアでは、ボディカラーにTRDプロ専用の「エレクトリック・ライム・メタリック」を設定。フロントグリルはブラックで、ドアミラーやリアバンパーなどはボディ同色に仕上げられている。また、荷台には新デザインの “TRD Pro”のステッカーが備わる。インテリアでは、TRDシフトノブ、TRD Proフロアマットなどを備えるほか、ヘッドレストにTRD Proロゴを配したブラックレザー調のシートヒーター付きフロントシートが設定されている。
トヨタ 新型タコマ トレイルエディション/TRD Proの価格は今後発表される予定。
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