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2021年6月4日発売した日産 新型アリアの内装に注目! アマゾンアレクサに電動で動くアームレストなど欲しい機能てんこ盛り

MōTA / 2021年6月6日 15時0分

日産 新型EV(電気自動車)「ARIYA(アリア)」日本専用 予約注文限定車「日産 アリア limited(リミテッド)」[2021年6月4日(金)予約開始]

やっと予約がスタートした日産渾身の電気自動車「新型アリア」だが、気になる価格は660万円〜790万円であった。高い! と思うなかれ! 国や自治体からの補助金を含めると、ベースグレードのアリアならおよそ500万円で購入が可能となるのだった。納車時期は今冬とのことだが、一体アリアとはどんなクルマなのか!? 今回は車内にフォーカスしてアリアの魅力をみていこう。

日産 新型EV(電気自動車)「ARIYA(アリア)」日本専用 予約注文限定車「日産 アリア limited(リミテッド)」[2021年6月4日(金)予約開始]

電気自動車のネガ“航続距離”も心配なし! アリアは素直に買いたいモデル

2021年6月4日に発表されたのは日本専用特別限定車のアリア リミテッドなるモデルだ。こちらは66kWhのバッテリーを搭載する「B6」と90kWhのバッテリー容量を備えた「B9」をラインアップ。それぞれに2WDモデルとe-4ORCEと名付けられた4WDモデルを用意している。

B6の航続可能距離は2WDモデルが450km、4WDモデルが430km。そしてB9の2WDモデルが610km、そして4WDモデルは580kmを走破できるという(航続距離はすべてWLTCモード)。

これだけの距離を走れるならば電気自動車のネガである充電問題もクリアできる安心のスペックである。

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アマゾンアレクサの搭載ですべてを音声で操作可能

CDやDVDの再生には対応しておらず、BluetoothやスマホをUSBで接続して音楽を楽しむイメージだ

日本限定の特別仕様車の紹介はこの辺にして、さっそくアリアの内装を見ていこう。

アリアは大きく2枚の超ワイドディスプレイで構成されており、メーターはフル液晶タイプと超先進的なデザインとなっている。

そして一般的なクルマに当たり前のように採用されている物理ボタンはほとんど存在しないのだ。エアコンに至ってはすべて静電式のボタンを採用している。

これだけ聞けば、運転中にエアコンの調整などを行う際に、視線移動が必要では? と思う人も多いだろうが、アリアは音声認識機能を搭載しているのだ。アマゾンアレクサを搭載しており、エアコンの調整はもとよりオーディオやナビの設定に至るまでほとんどの機能を音声で操作ができるのだった。

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電気自動車ならではの広い足元に注目! 移動できるアームレストも搭載

そして注目すべきは電気自動車ならではの開放感バツグンの空間だ。エンジンを搭載するこれまでのクルマはシフトの機構や、FR車に至っては後輪に駆動を伝達するプロペラシャフトを設置する必要があるが、電気自動車の場合はモーター駆動であり、シフトに至ってはスイッチにすぎないためにその必要はないのだ。

そのために運転席と助手席の足元をみると、中央に大きなコンソールは設置されているが、左右が繋がっているのだった。

実際に乗ってみるとその広さは体感でき、助手席に身長180cmのひとでも余裕で足を伸ばせる。さらにいえば足を組むことだって容易にできるほどのスペースを有しているのだった。

センターコンソールが移動できる!? 自分にあった位置にアームレストを動かせるのだ

センターコンソールにはシフト、走行モードボタン、そしてカップホルダーとアームレストが備わる。前後の移動はコンソール右に設置されているボタンで操作する

ちなみに運転席/助手席間にある大型のセンターコンソールは電動で前後に移動できる機構を搭載しているのだ。

そのために運転する人の体型それぞれにあわせて好きな位置に移動できるのはかなり嬉しいポイントだ。これは先に述べた電気自動車だからできる技なのだった。

走行性能だけじゃない! アリアの内装に注目すべき

アリアは走行性能やデザイン、そして航続可能距離などに目が行きがちだが、今回ご紹介した通り、内装の完成度も評価すべきポイントなのだ。未だ納車までに時間がかかる状態ではあるが、購入を検討してる方はアリアの内装にもぜひ注目してほしい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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