【ランドクルーザー新旧比較】トヨタ 新型ランドクルーザーはディスプレイ機能が凄まじく使える内容だった! 歴代初の電気式パーキングブレーキも採用
MōTA / 2021年6月11日 15時0分
じつに14年ぶりのフルモデルチェンジを果たしたトヨタ 新型ランドクルーザー300が日本時間の2021年6月10日に発表された。未だ価格などはわからないものの、ベールに包まれていた内外装デザインが判明した。そこで現行ランドクルーザー200と何が変わったのか!? 今わかっている情報をもとに見ていこう。結論から言えば、新型ランドクルーザー300の注目ポイントは内装と先進装備にあった。
新型ランドクルーザー300は現行モデルと同様に全長5mの見込み
フルモデルチェンジのため、内外装デザインが大きく刷新された。まず気になるサイズだが、いまのところ新型ランドクルーザー300は現行モデルと同等サイズとアナウンスされている。現行モデルは全長4950mm×全幅1980mm×全高1880mmと日本の道路事情を考えればかなり大柄なモデルだ。写真を見る限り新型ランドクルーザー300が現行モデルよりもスクエアなデザインのため大きく見える印象だが、おそらくは全長5m以内に収まっていると見込まれる。というのも海外市場であれば問題は少ないが、日本における駐車場のサイズは全長5mを目安に設計されているため、5mの大台は超えないのでは? というのが編集部としての予想である。
リアゲートが一般的なドアに! 上下二分割構造の採用は見送り
ちなみにランドクルーザーは1989年にデビューした80系モデルから上下二分割構造のリアハッチを採用ているが、新型ランドクルーザー300は写真から推察するに一般的なリアゲートに変更されている。二分割構造のメリットとしては、上部のみを開閉できるため、リアゲートを全開するには狭い駐車場などといったシーンで便利な機能であった。それだけに新型ランドクルーザー300も踏襲してほしかった、というのが正直なところ
新型ランドクルーザー300の内装に注目! 最大のポイントは大型ディスプレイだ
そして注目なのが内装である。昨今のトヨタ車は軒並みディスプレイオーディオを標準装備としているが、新型ランドクルーザー300もまた同様の装備となっている。写真から推察するに2020年6月にデビューした新型ハリアーに近い形状となっており、ナビ情報とオーディオ、あるいはナビと空調などといった二つの情報を同時に表示できる仕様となっている。
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狭い道の走行時にも活躍! 新設定のカメラ機能が超便利だった
ランドクルーザーといえば抜きん出た悪路走破性が魅力のひとつであるが、こちらにも便利な機能が新たに採用されている。先に述べたディスプレイオーディオ上にカメラで捉えた自車の俯瞰画像や勾配、あるいは段差といったリアルタイムの情報を表示してくれるマルチテレインモニターが採用されているのだ。
この機能は他社ではあるがランドローバー社の各モデルがすでに搭載しており、実際に使うとこれが重宝する機能なのだ。というのも運転席から見えない死角を移してくれるだけでなく、通常では確認できない真下の情報も表示してくれるためスタックの心配もないのだった。
新型ランドクルーザー300は先進装備も充実! 全車速対応のアダプティブクルーズコントロールも搭載
ランドクルーザーにふさわしい機能が採用されているのは嬉しいポイントだが、気になるのが先進安全装備だ。現行ランドクルーザーは2007年発売であるため設計が古く、現代のクルマよりも少し劣っている部分も散見された。だが、新型ランドクルーザーは全車速対応のアダプティブクルーズコントロールを採用するなど、現代のクルマにふさわしい機能も漏れなく搭載されているのだ。
ちなみに新型ランドクルーザー300は歴代モデル初の電気式パーキングブレーキを採用している。読者の中には「今までのレバー式の方がオフロード走行には何かと有利だ」と思われる方も多いはずだ。現段階の情報ではレバー式のグレードは用意されていないと見られているので、今後の情報に注目したいところだ。気になる価格発表が待ち遠しい!
現行モデルから新型ランドクルーザー300の進化ポイントを見てきたが、内装や先進装備を中心に大幅に進化していることがわかった。
もっとも14年ぶりのフルモデルチェンジとあれば当たり前の話かもしれないが、内容を見るにランドクルーザーを名乗るのにふさわしい内容であった。それだけに未だ不明の価格が気になるため、今後の続報に期待したい!
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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