カローラクロスが日本にも今夏登場か ボディサイズはRAV4より小さくヤリスクロスよりは大きい絶妙さ
MōTA / 2021年6月13日 13時0分
世界で愛される大衆車ブランド“カローラ”の名を冠したコンパクトSUV「トヨタ 新型カローラクロス」がこの夏日本にやってくる見込みだ。2020年7月にタイで発表され、2021年6月には北米でも先行発売が始まっているカローラクロスだが、日本導入のカウントダウンが始まった。 そこで気になるのはサイズ感。SUV攻勢が続くトヨタのSUVラインナップの中で、どこに位置するのだろう。他モデルも含め、ボディサイズをチェックしてみよう。
タイ仕様のカローラクロスは1.8リッターガソリンと同ハイブリッド仕様、日本仕様も同様か
トヨタは2020年7月9日、タイで新型コンパクトSUV「カローラクロス」を発表した。その名の通り、世界の大衆車ブランド“カローラ”のSUVモデルとなる。タイ仕様は1.8リッターハイブリッドモデルと、1.8リッターガソリンモデルの2タイプ。また北米でも2021年6月2日に発売が始まっており、そちらには2リッターガソリンモデルや4WDモデルの設定もあるようだ。
いずれにせよ、日本市場への一刻も早い導入が期待されている。
カローラクロスのサイズは全長4460mm、全幅1825mm、全高1620mm
さて、コンパクトSUVの新型カローラクロスのボディサイズだが、どれくらいの大きさなのだろうか。2020年7月にタイで発表された際の寸法だが、全長4460mm、全幅1825mm、全高1620mm、ホイールベース2640mmと好評されている(タイ仕様)。しかしこれ単体で聞いてもちょっとわかりづらい。それでは、他のトヨタ車のSUVモデルのボディサイズと較べてみよう。
ヤリスクロスではちょっと小さ過ぎるし、RAV4ではちょっと大きいとお嘆きの貴方に
トヨタの中でも今特に人気を集めているコンパクトSUVが「ヤリスクロス」だ。ボディサイズは、全長4180mm×全幅1765mm×全高1560mm、ホイールベース2560mmである。 いっぽう兄貴分となるミディアムSUV「RAV4」のボディサイズは、全長4600mm×全1855mm×全高1685mm、ホイールベース2690mmと一気に大柄になる。大き過ぎず小さ過ぎず、日本でも扱いやすい絶妙なサイズ感が嬉しい
ヤリスクロスはコンパクトカー「ヤリス」とプラットフォームを共有した小さいサイズが魅力だが、後席スペースはファミリーで使うにはちょっと狭い。その点、RAV4は北米で最も売れているSUVだけあってゆとりの室内空間だが、その分ボディサイズは400mm以上も長くなるから、そのアメリカンサイズでは狭い街中での取り回しにちょっと苦労する面もある。
程良く間を取ったサイズ感、早く日本の道でも乗ってみたい!
なお、同じカローラファミリーと比較すると、全高以外はワゴンモデルのカローラツーリング(全長4495mm×全幅1745mm×全高1460mm、ホイールベース2640mm)に近いが、車幅はカローラツーリングより80mm大きい寸法だ。
こうして比べてみると、カローラクロスはまさに絶妙な「ちょうどいい」間を取ったサイズに位置していることがわかる。日本で使うには大本命というべき新型カローラクロス。2021年6月13日の段階では、トヨタからの正式発表はないが、2021年夏ごろには日本市場に姿を現すと噂されている。楽しみにしていよう。
[筆者:MOTA(モータ)編集部]外部リンク
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