マツダ 新型CX-5は「CX-50」に名称変更で2022年デビュー!? 新世代 縦置き直6エンジン+ハイブリッド+4WDレイアウトに大進化へ
MōTA / 2021年6月17日 11時0分
マツダの人気SUV「CX-5」が、いよいよ3代目にフルモデルチェンジし、新型「CX-50」へ進化する。早ければ2022年にもその姿を現す見込みだ。2012年登場の初代以来、常に近年のマツダ車における新世代技術を採用し続けてきたCX-5だが、新型CX-5(CX-50)も、縦置きエンジンレイアウトの新開発プラットフォームを搭載する。
常にマツダの新技術をリードし続けてきた「CX-5」 3代目も次世代の縦置きエンジンレイアウト技術を真っ先に投入へ
初代「マツダ CX-5」(2012年~2016年)は、近年のマツダが取り組む新技術群“SKYACTIV(スカイアクティブ)”戦略を開発段階から反映し、華々しく登場した。
新開発のプラットフォーム(スカイアクティブシャシー)やクリーンディーゼルエンジン(スカイアクティブD)などの最新技術を採用。マツダ新世代商品群の第一弾モデルとして、新世代マツダ車のけん引役となった。続く2代目CX-5(2016年~:現行型)も初代同様、年々マツダの最先端技術を反映しながら、今も進化を続けている最中だ。
そして2022年、3代目となる新型CX-5がいよいよ登場する見込みだ。しかも初代が担ったように、マツダの次世代技術を反映する第一弾モデルとなる。
縦置きエンジンレイアウトの次世代技術を2022年デビューの3代目新型CX-5より反映か
マツダではかねてより、次世代技術群「縦置きアーキテクチャー」として、従来の横置きエンジンレイアウトに代わる新開発プラットフォームの存在を中期経営計画発表の場などで明かしていた。こちらは次期CX-5・CX-8・CX-9(海外向け大型3列シートSUV)・マツダ6などラージクラス向けの技術となる。
縦置きレイアウトということから、FR(後輪駆動)モデルとも噂されているが、4WDレイアウトを基本とする模様だ。同様のレイアウトを採るアウディをイメージするとわかりやすいかもしれない。
スカイアクティブX、ディーゼル、ガソリンの各直列6気筒・4気筒エンジンを搭載。これにプラグインハイブリッドや48Vマイルドハイブリッドなどを組み合わせる。さらにマツダが世界唯一量産化に成功したロータリーエンジンを発電機とする「レンジエクステンダーEV」(発電機能付きの電気自動車)も展開するようだ。
これらマツダの次世代技術を、次期3代目CX-5から採用していくという。
3代目モデルはCX-5から車名を「CX-50」に変更か!?
新型CX-5は、早ければ2022年にもフルモデルチェンジを実施し公開される見込み。ただし実際の市販化は2022年後半から2023年になってしまうかもしれない。上で記した次世代技術群を最初に搭載するモデルとして、車名も「CX-50」に改められる模様だ。 流麗なフォルムを特徴とした初代および2代目CX-5に対し、新型CX-5はもう少しスクエアなフォルムを採用し、見た目にもう少し大きく見せるデザインとなる。これは特に北米市場での要望が大きいようだ。フロントグリルも現状よりも四角く立派な形状に近づくだろう。ただしTOPのイラストで示した通り、グリル開口部を小さくしたMX-30のような別デザインで、クーペSUVの兄弟車「MX-50」が誕生する可能性も高い。コンパクトSUV「CX-30」と「MX-30」の関係が、ラージクラスにも誕生する。
[筆者:MOTA(モータ)編集部]
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