AT免許で乗れる! 「GRヤリス RS」vs 「フィット Modulo X」 300万円以下の本格2ペダルスポーツハッチを写真で比較
MōTA / 2021年6月17日 20時43分
ホンダのコンパクトカー「フィット」にカスタムモデル“Modulo X(モデューロ エックス)”が登場した。モータースポーツ直系の空力パーツなどを備えた本格派スポーツハッチだが、AT免許でも乗ることが出来る2ペダルモデルだ。価格は286万6600円。 同様に300万円以内で買えるモータースポーツ直系の国産2ペダルスポーツハッチと言えば「トヨタ GRヤリス RS」(265万円)が挙げられる。今回は日本を代表するホットな2台を比較してみよう。
ホンダとトヨタが用意するモータースポーツ直系の貴重な“ホットハッチ”! フィット モデューロXとGRヤリス RS
かつて、走りの性能が高いコンパクトカー(ハッチバックモデル)を“ホットハッチ”と呼んでいた時代があった。近年はそうしたホットハッチもすっかり数を減らしてしまった。
しかし2021年6月4日(金)、ホンダから久しぶりにホットな1台が登場し話題となった。新型「フィット Modulo X(モデューロX)」である。
フィット モデューロXは、ホンダの純正アクセサリーやレース車両に携わるホンダの関連会社、ホンダアクセスが開発を担当するコンプリートモデル(カスタムパーツを組み込んだかたちで新車販売される車両)だ。価格は286万6600円である。ホット過ぎるコンパクトカー、トヨタ GRヤリスには「1.6ターボ・6速MT・4WD」のほかに「1.5 FF CVT」モデルもある!
ホットなコンパクトカーといえば、忘れてはいけないのがトヨタ「GRヤリス」の存在だ。モータースポーツ直系のハイパワーな1.6リッターターボエンジンとスポーツ4WD、そして6速MTの組み合わせは“超ホット”! そのままラリーなどの競技に出場可能なポテンシャルを持っているモデルで、ワイドボディのデザインは迫力も十分である。 そんなGRヤリスには、1.5リッターノンターボエンジン(FF)とCVTを組み合わせた「RS」というエントリーグレードも用意されている。456万円のターボモデル「RZ“High Performance”」に対し、迫力のエクステリアはほぼ共通の「RS」の価格は265万円と一気に買い得感あるプライスとなる。「フィット モデューロX」は、レース活動を行うホンダアクセスの貴重なノウハウを惜しみなく盛り込んだ特別なモデルだ
新型フィット モデューロXは、スポーティで上質なデザインと走行性能の向上を追求したモデル。迫力ある専用デザインのエアロパーツや専用フロントグリルが備わる。単に見た目の迫力だけを狙ったわけではなく、“実効空力”(日常の速度域でも体感できる空力効果のこと)の性能にこだわった。足回りも専用セッティングのダンパーや軽量アルミホイールを装着する。レース活動を行うホンダアクセスが持つノウハウを惜しみなく盛り込んだ、特別なモデルなのである。
FF 1.5リッターの「GRヤリス RS」は、4WDターボモデルよりも150kg軽いボディを活かし軽快に楽しめるスポーツハッチだ
さて、1.6L 4WDターボ(272ps・370Nm)モデルが主力のGRヤリスにあって、1.5リッターのダイナミックフォースエンジン(120ps・145Nm)とCVTを組み合わせたFFモデル「RS」が並みのエントリーモデルでないことは、その迫力ある見た目からもひしひしと伝わってくる。カーボンルーフやアルミ製ボンネット・ドアパネルはRZ同様。発進用ギヤを備えた「Direct Shift-CVT」は10速シーケンシャルシフトマチックのパドルシフトも装備し、RZより150kg軽いボディを活かした2ペダルならではの操作が楽しめる。
フィット モデューロX、トヨタ GRヤリス RSともに、価格は300万円以下で手に入れることが出来る。しかも3ペダル・マニュアルトランスミッションではなく、日常的に使える2ペダルでありながら、いざとなればモータースポーツ直系の本格的な走りが楽しめる2面性が嬉しい。人とは違うコンパクトカーが欲しいこだわり派に強くオススメしたい2台だ。
[筆者:MOTA(モータ)編集部]
外部リンク
- ホンダ フィット誕生20周年を祝うイベント「FIT HAPPY 20 YEARS」本社ショールームで開催 ~特設サイト「タイムスリップドライブ」もOPEN~
- フィット「モデューロX」デビューで再燃!? みんな新型フィットの“顔”が気になってる! “新グリル装着”に賛否両論【みんなの声を聞いてみた】
- ホンダ フィットはマイナーチェンジでコネクテッド機能強化も目玉機能「デジタルキー」の採用は延期に! その理由はヤリスに打ち勝つための作戦だった
- ホンダ フィットの特別仕様車にアームレストが標準装備に! やっぱりフィットにもアームレストは必要!?【みんなの声を聞いてみた】
- トヨタ、スポーツカー「GRヤリス」をサブスクサービス「KINTO」で3年・月額5万4340円で販売! 個人に合わせ車載制御プラグラムのアップデートも実施
この記事に関連するニュース
-
新車150万円台で「6速MT」あり! イチバン安い「普通乗用車」どんなモデル? 「国産ダントツ安価」でも装備は必要十分! めちゃ“リーズナブル”な「トヨタ車」とは
くるまのニュース / 2024年11月23日 14時10分
-
全長3.8mで「160万円台」から! 「ヤリス」より小さなトヨタ「最小・最安級コンパクトカー」とは? “GRモデル”やMT仕様もある「アギア」尼国仕様がスゴイ!
くるまのニュース / 2024年11月19日 15時10分
-
ホンダの「ド迫力“ウィング”」の効果がスゴイ!? 日常でも“効果アリ”な「実効空力」ってホント? 進化したエアロパーツを試してみた
くるまのニュース / 2024年11月13日 22時10分
-
ヤリス/ノート/フィットに透けるメーカー事情 3車に見た「トヨタ/日産/ホンダ」強みと弱み
東洋経済オンライン / 2024年10月31日 8時40分
-
ホンダ新型「スポーツハッチ」公開! 巨大「リアスポ」を新設定! 6速“MT”モデル「RS」も追加された新型「シビック」専用アクセサリーを発売
くるまのニュース / 2024年10月29日 8時10分
ランキング
-
1知っておくと便利「つらい咳」を止めるツボと食材 漢方に詳しい薬剤師が紹介する咳止め漢方3種
東洋経済オンライン / 2024年11月27日 12時30分
-
2密室のコックピットで!? 戦闘機パイロット襲った「大トラブル」いまだ完全解決できない切実な課題とは
乗りものニュース / 2024年11月27日 7時42分
-
3斎藤元彦知事“火に油”の言い逃れ…知事選でのPR会社「400人分の仕事はボランティア」の怪しさ不自然さ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月27日 10時46分
-
4LINEでもXでもInstagramでもない…東大生が「受験生は絶対入れるな」という"バカになるアプリ"の名前
プレジデントオンライン / 2024年11月25日 16時15分
-
5中高生の憧れの髪型1位は意外にもアレ!調査結果で明らかになった理由とは?
マイナビニュース / 2024年11月27日 14時36分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください