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マツダ CX-5のガソリンモデルが若年層から人気! そのワケは圧倒的に安い価格設定とマツダのグレード戦略にあった

MōTA / 2021年6月17日 21時0分

マツダ 新型CX-5 XD 特別仕様車 Exclusive Mode(エクスクルーシブモード)[2020年12月3日一部改良モデル](ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック)

マツダ CX-5といえばディーゼルモデルが人気を博しており、マツダ=ディーゼルという図式を確率したモデルである。ところが、昨今は若年層からCX-5のガソリンモデルが支持されているという。最大の理由は267万8500円という比較的手頃な価格設定というのもあるが、実は他にも決め手となり得る理由があるという。果たしてなぜ若年層からCX-5のガソリンモデルが支持されているのか?

マツダ 新型CX-5 XD 特別仕様車 Exclusive Mode(エクスクルーシブモード)[2020年12月3日一部改良モデル](ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック)

ディーゼルのネガを払拭! CX-5はディーゼルエンジン日本復活に貢献した歴史的な一台

低燃費、そして燃料代の安さからディーゼルモデルが人気を博した初代CX-5

マツダのディーゼル攻勢は2012年からスタートした。その年にデビューしたマツダ 初代CX-5はこれまで環境に悪いイメージが強かったディーゼルエンジンのネガを払拭。環境によく、燃費、そしてパワフルな走りから瞬く間に大人気に。2代目あたる現行モデルも引き続きディーゼルモデルが支持されているというイメージである。

ところが現行CX-5のディーゼルモデルは299万7500円〜とガソリンモデルと比べると30万円程度高い価格設定となっている。それゆえに若年層からガソリンモデルが支持されているというのが最大の理由である。

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CX-5は全グレードで同じ見た目! 価格の安さも後押し

ベースグレードと最上級モデルの外見上の違いはホイール程度。内装に関してはシート地の違い程度で、ベースグレードであっても左右それぞれで温度調整ができるエアコンも装備される

そしてガソリンモデルを選ぶメリットとしては、マツダの戦略も奏功している。

というのも昨今のマツダ車はベースグレード、そして最上級グレードを選んだとしても、内外装の違いはほとんど存在しない。異なるのはホイールデザインやシート地といった程度で、よほどクルマに詳しくなければほとんど見分けがつかないほどなのだ。

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デザインに惚れた若年層が増加! 「とにかくCX-5が欲しい」若者が多い

そのために例えばCX-5のデザインが好きで、「とにかくこのクルマを所有したい」というユーザーにとっては予算面を考えてガソリンモデルを選ぶ人も中には存在するというワケだ。

都内近郊のマツダディーラーによれば「本来はディーゼルモデルが欲しいが、予算面を考えてガソリンモデルを選ぶ若年層が多い」と語るほど。中には「まずはガソリンモデルを買って、のちにディーゼルモデルに買い替える人」という若年層も少なからずいるといい、販売店にとってもありがたい話だ。

上記のユーザーたちはマツダのデザインに惚れて買う人が多く、そういった観点で考えればマツダのグレードごとに見た目の差別化を図らない作戦は成功と言えるだろう。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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