日産 新型ノートと“オーラ” 何が違う!? メーターがフルカラー液晶に! 実は全然違う2台の内装デザインを写真で比較
MōTA / 2021年6月19日 17時0分
日産は2021年6月15日(火)、コンパクトカー「ノート」に、上級シリーズの「NOTE AURA(ノート オーラ)」を新たに加えた。2021年秋に発売される予定で、内外装のデザインや価格など詳細が発表された。 ノートTOPグレードとの価格差は42万円と比較的大きいが、2モデルはどのあたりが違うのだろうか。実際に写真を並べて比較してみよう。今回ご紹介するのは内装編だ。
ノートオーラとノートの価格差は42万円、その差を内装デザインの違いでチェック
コンパクトカーの日産 ノートに加わった「NOTE AURA(ノート オーラ)」は、3ナンバーサイズの新たなラインナップだ。日産では全く新しいプレミアムコンパクトと位置付け、ボディサイズの拡大やe-POWERの性能向上などで差別化を図った。ノートの最上級グレード「X」(218万6800円)に対し42万3500円高(261万300円~)、261万300円から(消費税込)の価格設定となる。
ノートの先進性に華やかさも加わった「ノート オーラ」の内装レイアウト
ノート オーラはメーターにフルカラー12.3インチTFTモニターを採用
フェンダー(タイヤ周りのアーチ状の形状)を拡幅し、3ナンバーサイズになった新型ノート オーラ。ただし室内幅については変更されておらず、車内の広さはノートと変わらない。しかし室内の雰囲気はノートに対し大きく変わった。インパネやセンターコンソール、ドアパネルなどにツイード表皮を与え、さらに微細な凹凸を施しつやを抑えた木目調パネルも加えることで、上品で華やいだ雰囲気となった。メーターパネルには、地図表示なども可能なフルカラー12.3インチTFTモニターを新採用している。
“プレミアムコンパクト”を標榜するノート オーラは、内装の加飾だけでなく、静粛性にもこだわった。モーター駆動のe-POWER(ハイブリッド)を採用し、ベースのノートからしてもともと静かなクルマだが、ノート オーラでは窓ガラスやルーフ、ドアパネル内などに遮音対策を施した。コンパクトカーの中でも特に先進イメージの強い、ノートの凝った内装レイアウト
ノートのメーターは“フルカラー”にあらず!? 7インチと5インチのモニターを上手く並べ一体レイアウト
細部に渡る加飾や、内装色の選択肢は大きく異なるが、基本的なレイアウトはノート オーラもノートも大きく変わりはない。ただし、ひとつだけ決定的に違うのはメーターパネルだ。一体型に見えるメーター、実は左側がカラーの7インチTFT“アドバンスドドライブアシストディスプレイ”で、右側は5インチのセグメント表示に分かれている。
一体統合されたディスプレイは200万円クラスのe-POWER専用車だから実現できた
メーター自体はノート オーラよりも巧みにコストダウンされているが、とはいえ全体的にはコンパクトカークラスとは思えない先進的なイメージのインテリアだ。開発者によると『e-POWER専用車としたことで実現できた』という。
新型ノートの価格は、ベースグレードでも202万9500円。200万円以下の廉価仕様ではコストに合わず、仮に廉価版だけ通常メーターなどで造り分けすることを考えると、そもそもこのデザインは採用できなかったと話す。
先進イメージで他のコンパクトカーと差別化を図る新型ノート。そしてそのノートをさらにブラッシュアップし、上級クラスと戦える実力を持ったノート オーラ。この巧みな兄弟車戦略をユーザーはどう評価するのか。2021年秋のノート オーラ発表後の売れ行きに注目が集まる。[筆者:MOTA(モータ)編集部/撮影:茂呂 幸正・小林 岳夫・NISSAN]
外部リンク
- ただの雪国仕様にあらず! 「ノート オーラ e-POWER 4WD」はFFモデルよりも安定感を増しコーナリングも楽しめる万能マシンになった
- 日産 新型ノートと“オーラ” 何が違う!? e-POWERの“パワー”が18%もアップしたノート オーラ! 実は全然違う2台の性能を比較
- 【日産 ノートとノート オーラ内装比較】後席用のUSBポートがあるのは日産 新型ノート オーラだけ! リアシートの使用頻度が高いならノート オーラがオススメ
- 日産 新型ノートと“オーラ” 何が違う!? ライトやグリルの大きさから全て別物! 実は全然違う2台の外装デザインを写真で比較
- 日産 新型ノート オーラはノートに比べると実は割安!? 発売時期が2021年秋のため、納車時期を気にする声も【みんなの声を聞いてみた】
この記事に関連するニュース
-
8年ぶり全面刷新! 日産新型「小さな高級車」登場! 全長4.3mに「クラス超え上質内装」とめちゃ“スゴいシート”採用! ちょうどイイサイズの「新型キックス」日本には来る?
くるまのニュース / 2024年11月20日 13時10分
-
ホンダWR-V試乗記・評価 大満足か後悔か? 成功か失敗か? 見極め重要なコンパクトSUV
CORISM / 2024年11月17日 10時10分
-
トヨタ新型「アクア」は高級感スゴイ!? プレミアムな“上質インテリア”採用した「小さな高級車」に反響あり! 2トーン×ブラウン内装の「新型ラフィネ」とは
くるまのニュース / 2024年11月17日 8時10分
-
約290万円! 日産「新型コンパクトSUV」発表! 斬新“デザイン”&4.2m級ボディ採用! 鮮烈イエローもイイ「ジューク」豪州に登場
くるまのニュース / 2024年11月8日 15時10分
-
ヤリス/ノート/フィットに透けるメーカー事情 3車に見た「トヨタ/日産/ホンダ」強みと弱み
東洋経済オンライン / 2024年10月31日 8時40分
ランキング
-
1知っておくと便利「つらい咳」を止めるツボと食材 漢方に詳しい薬剤師が紹介する咳止め漢方3種
東洋経済オンライン / 2024年11月27日 12時30分
-
2密室のコックピットで!? 戦闘機パイロット襲った「大トラブル」いまだ完全解決できない切実な課題とは
乗りものニュース / 2024年11月27日 7時42分
-
3斎藤元彦知事“火に油”の言い逃れ…知事選でのPR会社「400人分の仕事はボランティア」の怪しさ不自然さ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月27日 10時46分
-
4全国で販売「カシューナッツ」に“鎮痛剤”混入…… 「深くお詫び」 3万5000袋回収、企業が謝罪
ねとらぼ / 2024年11月27日 8時0分
-
5とんでもない通帳残高に妻、絶句。家族のために生きてきた65歳元会社員が老後破産まっしぐら…遅くに授かった「ひとり娘」溺愛の果て
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月21日 8時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください