凄く高そうに見えて、実は400万円そこそこで買えるアルファード! 特別仕様車「アルファード S“TYPE GOLD II”」はコスパの高さも魅力だった
MōTA / 2021年6月27日 15時0分
コロナ禍の影響もあり、プライベート空間で移動出来るクルマの良さが再発見されている。中でも、大人7人がゆとりをもって乗れる大型ミニバンの「アルファード」は、ここ1年でさらに注目度も高まった。でも実際のところ、かなり高そうなクルマというイメージだけで、アルファードの価格が実際にいくら位なのか、正確に答えられる人は意外と少ないはず。 もしこのアルファードが400万円そこそこで買えると聞いたら「え、安い!」と思う人は多いはずだ。
最近見かける機会が増えた「トヨタ アルファード」、正確な価格を知っている人は意外といない
アルファードの価格イメージはざっくり「5、600万円くらい」!?
皆さんの周りにひとりはいるはずの“クルマが好きだ”という方に、ちょっと質問して欲しい。
「最近よく見かけるアルファードって、幾らくらいするの!?」と。
「あ、うん、500万以上するよ」と濁すか、あるいはもう少し詳しく「高いやつは800万円近いよ」と返ってくるかもしれない。多くの場合「5、600万円くらいかな」というざっくりしたイメージだと思われる。これは車に詳しくない人でも「ああやっぱりそんな感じかあ」と納得するだろう。
ちなみに正しい解答は『アルファードの価格は、最も安い「X」(8人乗り・FF)で359万7000円。もっと高い「HYBRID Executive Lounge S」(7人乗り・E-Four)で775万2000円です』である。
「へええ359万か、意外に安いな」と感じた方も多いはずだ。そう、アルファード特有のゴージャスで存在感の強い見た目からしたら、むしろお得にすら思えてくる。
アルファードには「標準ボディ」と「エアロボディ」の2つがあり、人気なのはエアロ版だ
エアロパーツと言っても、アルファードの場合はあからさまにレースカーのような羽根がついているわけでもなく、むしろエアロタイプのほうが存在感が強い。
まずタイヤ・ホイールサイズが、標準の16インチ(X)もしくは17インチに対し、エアロボディでは18インチに拡大する(ハイブリッド及び最上級グレード「Executive Lounge S」を除く)。
アルファードはエアロボディのほうが「より大きく立派で高そうに見える」
言い換えれば「より大きく立派で高そうに見える」のはエアロボディのほう。実際、販売比率は圧倒的にエアロタイプのほうが高い。
若いユーザーの人気も抜群! 400万円で買えるエアロ系最安値のグレード「アルファード S」
Mクラスミニバンの「トヨタ ヴォクシー」や「日産 セレナ」でも、上級グレードなら300万円台の価格帯だと考えれば、いっそ見栄えの良いLクラス高級ミニバンに、と考えても不思議ではない。
細かいな違いを言えば、ホイールの表面処理が上級版は高輝度塗装になるのだが、ホイールをカスタムすればSでもわからなくなるのだ。
人気のエアロボディ「S」に豪華装備をプラスし25万円高の特別仕様車「S“TYPE GOLD II”」はズバリ“買い”だ!
2021年4月の一部改良で加わった特別仕様車「S“TYPE GOLD II”」はさらにツボを突いた装備が25万円高で加わる!
そして2021年4月28日、アルファードが一部改良を実施。以前からあった特別仕様車「S“TYPE GOLD”」が進化し「S“TYPE GOLD II”」になった。その名の通り「ゴールド(金)」やメッキの華やかな加飾が内外装に加えられたお買い得な仕様となっている。
この特別仕様車S“TYPE GOLD II”のベースは、エアロボディのベーシックな「S」だ。7人乗り仕様のみの設定で、2.5リッター(FF・4WD)に加え、ハイブリッドも選択出来る。
価格は、2.5リッターのFFで424万円。S(7人乗り)に比べて25万5000円高となる。
そしてなんと、Sには備わらない「LEDシーケンシャルターンランプ」「アダプティブハイビームシステム(AHS)」も備わり、トドメにホイールも高輝度塗装へ!
シート表皮はパーフォレーション付ウルトラスウェードと合皮のコンビ。本革巻き4本スポークステアリングホイールも装備する。ゴールド加飾は徹底していて、スマートキーまでゴールド仕立てに。+25万5000円高でここまでプラスされるのなら、買い得感は相当に高いと言えるだろう。
見た目のイメージでは、ざっくり5、600万円くらいに見えるゴージャスなアルファード。これが特別仕様車「S“TYPE GOLD II”」ならおよそ425万円で買えるのだから、アルファードの売れ行きはますます伸びそうだ。
[筆者:MOTA(モータ)編集部トクダ トオル/撮影:MOTA編集部・TOYOTA]
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