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スズキ 新型ジムニーオーナーの女性比率急増! そのワケは唯一無二のデザインとアウトドアにぴったりなクルマだから!?【みんなの声を聞いてみた】

MōTA / 2021年6月29日 11時30分

スズキ 新型ジムニー

2018年の登場以来、今なお納車まで1年弱も時間を要するほど人気のスズキ ジムニー。本格クロカンとして唯一無二の存在として知られるが、新型ジムニーは新たな顧客層を獲得しているという。そう、女性オーナーの比率が向上しているのだ。一体なぜジムニーは女性からも支持されているのか? SNSの声をご紹介するとともに、オーナーの男女比もご紹介! 結論から言うと丸目ライトなど、可愛らしい見た目が支持されているようだ。

スズキ 新型ジムニー

2018年登場も今なお納車まで半年以上かかる新型ジムニー

スズキ 新型ジムニーが登場したのは2018年のこと。初代モデルは1970年デビューと、誕生から50年以上も経過する歴史的なモデルである。

ジムニーの魅力はご存知の通り、コンパクトなボディーでありながら、悪路走行に強いラダーフレームを初代モデルから一貫して採用するなど、他に例のない唯一無二のモデルなのだった。

新型ジムニーは20年ぶりのフルモデルチェンジとあって、ジムニーファンはもちろんのこと、これまで他のクルマに乗っていたユーザーからの根強い支持を受けている。一体なぜここまでの人気を博しているのか? そこでSNSの声を拾ってみようというワケだ。

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デザインに惚れたユーザー急増!? 新たな顧客獲得に成功

先代ジムニーは現行モデルと比較すると丸みを帯びたデザインであった。これまで角ばったデザインであったために発売当初は賛否両論。そして現行モデルは原点回帰を目指し、スクエアな見た目となったのだ

「新型ジムニーのデザインに惹かれた」というデザインに関しての意見が多いのだった。新型ジムニーは先代モデルとは大きく変わり、スクエアーなボディ、そして初代ジムニーを彷彿とされる丸目ヘッドライトなど、今のクルマには珍しいデザインとなっており、それこそがウケている要因のようだ。

これまで“ジムニー=悪路走破性”という図式が成り立っていたが、新型ジムニーはファッション感覚で乗るユーザーも増えているのだった。

女性ユーザーが3割強だが、実数はもっと多い

先代モデルには少なかった明るいボディーカラーを数多くラインアップしている現行ジムニー。とくにシフォンアイボリーは女性から根強い人気があるという

そしてそのデザインの良さから、女性ユーザー比率も向上している。スズキによれば、フルモデルチェンジ直前の2017年1月〜12月に購入した女性ユーザーは約2割弱。対して2020年1月〜12月には約3割強と大幅に向上しているのだった。

正確な数値は不明ながら、都内近郊のスズキディーラーによれば「購入されるのは男性だが、奥様用にジムニーを購入される方が昨今は目立つ傾向にある」と語る。要するにジムニーを愛用する女性は先に述べた3割強より実数は大きいというワケだ。

アウトドアニーズにもマッチ! 新型ジムニーは今までのイメージと全く違う!?

助手席側の前後シートを倒して使用するベッドクッションなど純正オプションもラインアップしてるほど

そしてSNSでは「女性がアウトドアで使うなら、ジムニーはピッタリなサイズ」という意見も多い。確かに静岡県や山梨県のオートキャンプ場に行くと、新型ジムニー&女性という組み合わせは多かった印象である。

悪路走破性も担保し、そしてコンパクトなボディとあればジムニーしか選択肢はない状況である。それだけに昨今のアウトドアブームに引っ張られて、人気を磐石なものにしたイメージであろう。

いまだ納車まで長時間かかってしまう新型ジムニー。もちろんオフロード愛好家から引き続き支持されているが、女性という新たな顧客を開拓しているというワケだ。

今後ジムニーの納車期間が縮まることを祈りつつも、今後もまだまだ目が離せない一台である。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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