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ホンダ 新型シビックのシフト位置に注目! MTとCVTでわずかにシフトとカップホルダーの設置位置に違いアリ

MōTA / 2021年6月30日 18時30分

ホンダ 新型シビック

2021年秋にも発売される見込みのホンダ 新型シビック。まず発売されるのは1.5リッターターボエンジンを搭載するモデルで、2022年にはハイブリッドとタイプRの登場が控えている状況だ。1.5リッターターボモデルにはCVTと6速MTをそれぞれラインアップするのだが、実はシフト位置が微妙に異なるのだった。そこで今回は新型シビックのシフト周辺を徹底解説する。

ホンダ 新型シビック

新型シビックのMTモデルは操作性を大幅改善

新型シビックのリアゲートは樹脂製となっており、現行モデルよりも軽量化が図られている。ちなみにリアゲートが樹脂のためマグネット式の初心者マークなどは装着できないという

ホンダ 新型シビックは11代目モデルにあたる。2021年はシビック誕生から50周年を迎える節目の年なのでもある。それだけにホンダにとっても威信をかけたモデルであるのだ。

冒頭にも述べた通り、新型シビックには現行モデルと同様にCVTとMTモデルをラインアップする。

じつはMTモデルに関しては現行シビックよりも操作性を改善し、よりショートストロークにするなど、走り好きにとってはかなり嬉しい進化を遂げているという。筆者もまだ試乗は叶っていないが、展示車で操作性を確かめたところ、現行モデルよりもステアリングからシフトまでの距離が近づくなど、操作しやすかった印象を持っているのだった。

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シフト位置がまったく違う! 操作性でもCVTモデルに軍配

MTモデルのシフトは助手席側に設置している, 対してCVTモデルはドライバー側に配置されている

MTモデルのシフトは助手席側に設置している, 対してCVTモデルはドライバー側に配置されている

話が横道に逸れてしまったが、本題となるシフト位置について見ていこう。

まずCVTモデルはドライバー側(運転席側)にシフトを配置し、その下に電気式パーキングブレーキボタン、さらに走行モード切り替えボタン。シフト左側にはカップホルダーを縦に2つ並べている。

対してMTモデルは助手席側にシフトを配し、ドライバー側にパーキングブレーキボタン、走行モード切り替えボタンを配置している。そしてカップホルダーはシフトやボタン類の下に配置。現行シビックはCVTとMTモデルの設置位置に違いはなく、シフト下にカップホルダーを配置していた。新型シビックの配列はMTモデルが現行モデルに近いイメージである。

展示車でどちらのモデルも試したのだが、筆者個人としてはCVTモデルのほうがより操作しやすいイメージであった。これは個人の好みの問題もあるゆえ、購入する際は両モデルで試すことをオススメする。

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アームレストに注目! MTモデルは異形デザインを採用

MTモデルはシフト下にカップホルダーを配置しているためにアームレストはその形に合った形状となる, 対してCVTモデルのアームレストは一般的な長方形となる

MTモデルはシフト下にカップホルダーを配置しているためにアームレストはその形に合った形状となる, 対してCVTモデルのアームレストは一般的な長方形となる

最大の違いはシフト位置であるが、じつはアームレストの形状も異なる。CVTモデルは一般的な長方形となっているが、MT車はカップホルダーをシフト下に設置しているためにアームレストが異形となっているのだ。

どちらを選んでも収納性能に違いはなく、実際に乗り比べてアームレストを試してみても、快適性はどちらも文句なしのデキであった。

現行シビックに関して言えば、MTモデルの比率は2割程度と絶対数は大きくないのが現状である。にもかかわらず、シフト位置やアームレストの形状まで専用となるのは、かなり開発費用がかかっている証でもあるのだ。

新車で買えるMTモデルがほとんど存在しない今、ハイパフォーマンスモデルではない普及グレードにもMT車を用意しているのは嬉しいポイントである。それだけに新型シビックのMTモデルがどの程度人気を博すのか? 今後の動向に注目だ。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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