新型ハリアーの価格は299万円から504万円まで! 意外に価格差が大きいトヨタ ハリアー、3つのグレードを徹底比較してみた
MōTA / 2021年7月3日 11時50分
トヨタ 新型ハリアーのグレードはベース、中間、上級のシンプルな3グレードで構成され、グレード間の価格差は100万円近く。さらにエンジンタイプや駆動方式の違い、さらに本革内装パッケージの有無を含めると、その差は200万円に及ぶ! それでは新型ハリアーの各グレードの装備や内装の違いはどうなっているのだろうか。ここで改めて、3グレードの違いについて紹介していこう。
ベース、中間、上級のシンプルな3グレードで構成されるトヨタ 新型ハリアー
トヨタの人気SUV「ハリアー」は、現行型で4代目。2020年6月17日にフルモデルチェンジし、ちょうど1年が経過した。今回は新型ハリアーのグレード展開について改めてご紹介しよう。基本的なグレード構成は、ベーシックな「S」、中間の「G」、上級の「Z」の3つ。全てのグレードで2リッターガソリンと2.5リッターハイブリッドの2タイプを設定し、FFと4WD(ハイブリッドはE-Four)の駆動方式が選択出来る。
価格帯は、ベーシックな「S」が299万円~380万円(価格は消費税込、以下同)。中間の「G」は341万円~422万円だ。そして最上級「Z」は393万円~474万円となっている。
さらにGとZには、本革内装パッケージとして“Leather Package”(+30万円)も用意される。「G“Leather Package”」は371万円~452万円、「Z“Leather Package”」は423万円~504万円となる。
それでは各グレードの特徴について、装備差や内装の違いなどを中心に紹介していこう。
激安299万円がインパクト大! トヨタ 新型ハリアーのベースグレード「S」
ガソリン・FFのいちばん安いグレードで299万円! インパクトある価格が目を引く新型ハリアーのベースグレード「S」。しかしそもそも高級車のハリアーだけに、シンプルながら装備は十分に揃っていて、先進運転支援機能「TOYOTA Safety Sence(トヨタセーフティセンス)」は標準装備。プリクラッシュセーフティ(緊急自動ブレーキ)や全車速追従機能付レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシストなどは最上級グレードと同等となる。また17インチアルミホイール、3灯式LEDヘッドランプ、ディスプレイオーディオ、インテリジェントクリアランスソナーなども標準装備だ。
ボディカラーは全7色で、これも全グレード共通の選択数となる。
内外装に“高級車”らしい装飾が加わり、一気に華やいだ雰囲気へとアップグレードする中間グレード「G」
続いて中間グレードのG。同じエンジンタイプ・駆動方式で比較すると、Sグレードに対し42万円高(341万円~)となる。Sに比べると、前後バンパー回りやドアハンドルなどにメッキ仕上げが追加。タイヤサイズも18インチに拡大し、アルミホイールも切削光輝+ダークグレーメタリック塗装仕上げとなるなど、外観の高級感がイッキに上がる。巧みにグレード差をつけた。
ドラレコ機能の備わるデジタルインナーミラーもG以上に標準装備される(Sでも+8万8000円でオプション装着可能)。
シート表皮はファブリックと合皮のコンビタイプにアップグレード。さらに差額0円でブラック内装以外にブラウン内装、グレー内装が選択出来るほか、Gグレードからは本革内装パッケージとして“Leather Package”(+30万円・こちらはブラックとブラウン内装のみ設定)も加わる。内装の選択肢の多さは高級車の証しであり、新型ハリアーの魅力のひとつでもある。
上級グレード「Z」は高級車に相応しい装備がてんこ盛りだ
そして最後は上級グレードの「Z」。Gグレード比で52万円高となり、最も安いガソリン・FFモデルでも393万円となる。タイヤサイズはさらに19インチに拡大。アルミホイールは高輝度シルバー塗装となる。リアのLEDハイマウントストップランプがロングタイプになったり、そのランプを収めるリアルーフスポイラーも他グレードがブラックなのに対しカラードタイプに変わるなど、さらに細かくアップグレードされているのだ。
意外なことに、360度カメラ(パノラミックビューモニター・6万500円)や調光パノラマルーフ(+19万8000円)はZしか選べないメーカーオプションとなっている。ただしこれはSNS上などでユーザーから「他グレードでも選べるようにして欲しい」と不満の声があがっている点でもある。
3つのグレード間だけで94万円もの差額がある新型ハリアーだが、このように多くの装備差により細かく差別化が図られていることがわかる。この週末は改めてディーラーに立ち寄って、実際の展示車でその装備をじっくりと見比べてみて欲しい。[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:島村 栄二・茂呂 幸正・TOYOTA]
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