新型ノート オーラ、約42万の価格差なんて気にならない! 走りの重厚感や内装の質感に好印象を挙げる実際の声【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2021年7月7日 10時0分
日産 ノートの新たなラインナップとして、車幅を3ナンバーへ拡大し、内外装の質感も向上させた上級シリーズの「NOTE AURA(ノート オーラ)」が追加された。発売は2021年秋頃の予定ながら、日産グローバル本社ギャラリーをはじめ、販売店には試乗車の配備がスタート。ここでは、実際に新型ノート オーラを試乗して挙げられているSNS上での声を紹介していく。
高級路線で通常モデルとの差別化が図られた新型ノート オーラ
全く新しいプレミアムコンパクトと位置付け、新たに追加された日産 新型ノート オーラ。通常のノートからボディサイズの拡大やe-POWERの性能向上などを図り差別化が行われている。価格(消費税込)は、ノートの最上級グレード「X」(218万6800円)に対し42万3500円高の設定となる261万300円から。
高級感のある落ち着いた外観デザインに好印象の様子
日産 新型ノート オーラは、前後タイヤ周り(フェンダー)の造形を変更。車幅を40mm広げ、全幅は1735mmに拡大し3ナンバー化した。タイヤサイズも、ノートの15・16インチに対し17インチへ大径化し、ワイド感をさらに強調している。なお4045mmの全長はベースのノートと変わらない。ほかにも、フロントグリルやテールランプ、リヤバンパーなど、ボディ前後のデザインも細部に渡り変更している。
そんな新型ノート オーラの外観に関しては「シンプルで上品さもあり好印象」「メッキパーツ付けとけば良いだろうってデザインじゃないのが良い」など、高級感のある落ち着いたデザインを支持する声が挙がっている。
内装も高評価。ただし、一部ドアパネルの質感向上や電動シートの設定を望む声あり
同様に、質感が向上している内装についても好印象の声が多く挙がっている。新型ノート オーラでは、液晶メーターをフルカラー化された一体型の12.3インチに変更。そのほか、ツイード表皮や微細加工を施し艶を抑えた木目調パネル、3層構造化し快適性を高めた本革シート、LEDイルミネーションなどが採用されている。
またBOSE社との共同開発によるプレミアムオーディオも開発。運転席・助手席のヘッドレストにスピーカーを配した「BOSE パーソナルプラスサウンドシステム」を設定している。
これら内装に関しては実車に触れた感想として「普通のノートも質感良いなと思ったけど、オーラの内装はそれ以上だった」「ノーマルノートと比べて内装の質感も良く買うなら断然コッチ」といった声が挙がっている。オーディオに関しても「専用設計のBoseのサウンドシステムがいい音だった」と好印象の様子だ。
その中で唯一気になる点としては「静かでパワフル。内外装もお洒落。ただ、後部ドア周りだけチープ感が残る」「ドアパネルのみ改善希望」という声が一部見受けられた。この辺り、新型ノート オーラを購入検討中の方は実車で確認してもらいたい。
同じく、購入検討中の方に重要な声として「ここまで来たら電動シートにしてほしかった」「走りも質感も文句なし。唯一電動シートではなかったのでもう少し考える」というのもあった。プレミアムコンパクトとして位置づけられている新型ノート オーラだが、この辺りは今後どうなってくるのか気になるところだろう。
走りの重厚感に軒並み好印象の声
新型ノート オーラは、ハイブリッドシステム「e-POWER」の性能も向上している。フロントモーター出力は20ps(15kW)アップの136ps(100kW)。出力で18%、トルクで7%が向上し走りのゆとりを増した。e-POWER 4WDモデルのリアモーターについては68ps(50kW)で変更はない。また、それに併せて静粛性の向上も実施。ルーフ、ドア、フロントドアガラスなどで更に遮音対策を施している。
実際に試乗した声には「4WDは通常のノート(FF)比較で、乗り心地に重厚感ある」「高速道路は一般道以上に通常モデルとの違いがあった。さらに安定した走り」「2WDを試乗。噂に聞いた静かさと高級感があり好印象。ただアクセルを踏み込むとすぐにエンジンがかかるところが気になった」というものが挙げられている。
e-POWERの性能向上だけでなく、3ナンバーサイズ化によるトレッド(左右のホイールの間隔)の拡大で4輪の接地性が向上や、タイヤサイズもノートの15インチもしくは16インチから、新型ノート オーラでは17インチに大径化された効果がしっかりと差別化に繋がっており、そこを評価しているようだ。
約42万円の価格差もこの内容ならむしろお得
実際に試乗した声として、内外装の質感の高さ、走りの安定感などを挙げる声が目立った新型ノート オーラ。発表当時は、その価格設定に少なくない数の不満の声も見受けられたが、実際に試乗した声には「コンパクトカーにこの価格はって言う声が目立つが、もはや普通のノートとは別物と考えた方がいい。それだけ出来が良かった」「実は同等の装備にしたら価格差は10万程。それでこの内容ならむしろお得。満を持して判子を押してきた」などの声が挙げられている。
日産 新型ノート オーラは2021年秋頃の発売予定。ノートにするか新型ノート オーラにするか検討中という方、ほかにも他車からの乗り換え検討中という方など、一度試乗してみてからでも遅くはないだろう。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
外部リンク
- 新型ノート オーラ vs フィット LUXE(リュクス)比較! より“高そうに見える”国産プレミアムコンパクトは“オーラ”のほうだ
- 【日産 新型ノート オーラ検討勢必見】新型ノート オーラの純正カスタム「グランドスタイルパッケージ」が超絶カッコいい! オススメはブラックと金の組み合わせ
- プリウス vs 新型ノート オーラ “プレミアムハイブリッド対決”! 新型オーラ、プリウスに”燃費”以外では勝利!?【動力性能&コスパ勝負!】
- トヨタ プリウス vs 日産 新型ノート オーラ “プレミアムハイブリッド対決”! ひとクラス上のプリウスに内装の質感で勝利したオーラ【前編・内装&使い勝手勝負】
- トヨタ アクアの実燃費は今も第一線級! デビュー後10年選手が最新の日産 ノート e-POWERより優秀な“27.6km/L”の実燃費記録をマーク!
この記事に関連するニュース
-
8年ぶり全面刷新! 日産新型「小さな高級車」登場! 全長4.3mに「クラス超え上質内装」とめちゃ“スゴいシート”採用! ちょうどイイサイズの「新型キックス」日本には来る?
くるまのニュース / 2024年11月20日 13時10分
-
日産が新型「セレナ」発売! ミニバン初のスゴい4WD×地上高アップでパワフルな走りを実現! 「e-4ORCE車」361万円から
くるまのニュース / 2024年11月14日 9時30分
-
スズキ新型「クーペSUV」登場! 全長4m以下の「小さな高級車」! “777”テールライトもカッコイイ「フロンクス」使ってみた印象は?
くるまのニュース / 2024年11月13日 9時30分
-
日産新型「セレナ“スポーツ”仕様」登場! 専用サス&加速アップの「走れる上質ミニバン」! 新たな「スポーツスペック」通常モデルと何が違う?
くるまのニュース / 2024年10月31日 19時10分
-
ヤリス/ノート/フィットに透けるメーカー事情 3車に見た「トヨタ/日産/ホンダ」強みと弱み
東洋経済オンライン / 2024年10月31日 8時40分
ランキング
-
1中国産「農薬漬けシャインマスカット」が東南アジアで大炎上…怪しい日本語が書かれた“激安ブドウ”の実態
プレジデントオンライン / 2024年11月26日 18時15分
-
2〈年収激減〉フードデリバリー配達員が稼げる時代は終焉? 出前館とUber EATSに見る国内市場の限界
集英社オンライン / 2024年11月27日 7時0分
-
3「唐揚げ定食880円→1000円」で1年後に閉店に追い込まれた店が値上げより先にやるべきだったこと
プレジデントオンライン / 2024年11月27日 7時15分
-
4ポテチ界の巨人・カルビーにはない"あの味"がある…「シェア0.3%」の菊水堂が60年間も生き残れている理由
プレジデントオンライン / 2024年11月27日 8時15分
-
5食べログ「都内で9位」ラーメン店主の驚きの過去 秋葉原の超人気店「ほたて日和」はこうして生まれた
東洋経済オンライン / 2024年11月27日 8時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください