トヨタ アルファードが再び爆発的セールスを記録! 一旦落ち着いたかに思われたが、復活した要因はマイナーチェンジにあり
MōTA / 2021年7月7日 15時30分
トヨタ アルファードの販売台数が巻き返しを図ってきた。というのも2021年1月〜3月にかけて月平均1万台を売り上げていたのだが、5月と6月は一転して6000台程度に減少し、アルファード人気に陰りが見えてきたとさまざまななメディアで取り上げられていたのだ。ところが、6月の販売実績は9151台と回復の傾向にあるのだった。一体アルファードに何が起きていたのか!?
マイナーチェンジが最大の要因!? ディーラーの作戦も奏功した結果に
結論からいうと、2021年4月に行ったマイナーチェンジが大きな要因である。というのもマイナーチェンジ直前の3月は、ディーラーで実施されていた決算セールや改良前の在庫処分とあって売れに売れた結果となったのだ。事実2021年3月には1万3986台も売れたほど。その後4月には7576台という結果となったため、ずっと続いていた、いわば“アルファードバブル”は終わったのか? と叫ばれるようになったのだ。
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改良前には在庫車を多く確保するケースも
その一方で、かつて筆者はこんな話を聞いたことがあった。東京23区内のトヨタディーラーによれば「マイナーチェンジなど改良がなされる際、駆け込み需要を鑑みて通常より多くの在庫車を確保することもある」と語っていたのだ。ユーザーは改良される前のモデルをより安く手に入れるためにディーラーへ駆け込むケースが多いのだった。
マイナーチェンジモデルの発売日も大きな要因! まだまだ続くアルファード人気
そして今回の増減にはもうひとつの要因が考えられる。前回の改良は2021年5月10日より発売がスタートした。もっともそれ以前に予約した方もなかにはいるが、5月は大型連休があるためにディーラーの営業日が他の月と比べると極端に少ない。そのため稼働日が少ない故に、受注台数が減ったと推測できる。事実、先のディーラーマンによれば「連休後に発売のため、ディーラー営業にはわずか2週間あまり。そのため他の月と比べると販売台数が減少した」と語っていたほど。
6月はご存知の通り祝祭日が存在しないために、フルで営業活動が可能なため、結果として販売台数も伴ったというワケだ。
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乗り出し500万円は下らない高級車であるトヨタ アルファード。いくら販売台数が下がったとはいえ月平均6000台程度、そして6月には1万台弱のセールスを記録するなど、売れすぎといっても過言ではない状況である。それだけに、このアルファードバブルがいつまで続くのか? 今後も目が離せない。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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