車中泊&アウトドア派も注目度大! 日産「NV200バネット」が一部改良で燃費向上、214万円から
MōTA / 2021年7月13日 20時30分
日産のコンパクトミニバン及び商用バンの「NV200バネット」「NV200バネットバン」が2021年6月13日(火)、一部改良を実施した。アイドリングストップ機構の追加や、2WDモデルのトランスミッションをCVT化したことなどで、燃費性能が向上。装備面でも改良を加え充実を図った。併せて、オーテックジャパンが架装する車中泊仕様や福祉車両、ビジネスユース向けの「ワークユースビークル」も同時に改良を行った。
キャンピングカーのベース車としても人気上昇中! NV200バネットがCVTとアイドリングストップを新採用し燃費を向上
日産のコンパクトミニバン「NV200バネット」と商用仕様の「NV200バネットバン」は、5ナンバー(バンは4ナンバー)サイズの扱いやすいサイズや価格の安さなどから、ビジネス用途のみならず近年は車中泊やキャンピングカーのベース車両としても密かに注目を集めている1台である。今回の一部改良では、直列4気筒「HR16DE」型1.6リッターガソリンエンジン(113ps/150Nm)の仕様を改良。トランスミッションもエクストロニックCVTに変更(FFモデルのみ、4WDは従来通りのE-ATx4速オートマチックトランスミッション)し、アイドリングストップ機構を追加したことで、燃費性能を改善した。
ワゴンモデルで13.6km/L、バンモデルで13.4km/L(それぞれFFモデル)のカタログ燃費をマークする[WLTCモード燃費]。
前回の一部改良ではカメラ・レーダー併用タイプの最新衝突被害軽減ブレーキも採用済み
なおNV200バネットは、2020年1月9日の一部改良でインテリジェント エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)の仕様を変更。フロントカメラとレーダー併用タイプに刷新したことで、夜間の歩行者検知も可能なタイプを搭載した。ハイビームアシストやLDW(車線逸脱警報)、標識検知機能など、乗用車同等の先進安全機能も備えている。バンの2列目シートが6:4分割式に変更、助手席のリクライニング角度やスライド量も拡大
さらにワゴン・バン全車で、快適性を追求した装備の充実を図り、利便性を向上。ユーザーの要望が多かったサイドアンダーミラー付き電動格納式リモコンドアミラーや、抗菌ステアリングを標準装備した。バンタイプでは、ワゴンタイプと同様に助手席のリクライニング調整角度を44度から66度に拡大。DX、VXグレードは、最上級のGXグレード同様に、190mmの調整が可能な助手席スライド機能を採用した。さらにVX、GXグレードは、後部座席を6:4分割としたことで、利便性を向上させている。なおバン・2WDの最大積載量は、従来より50kgアップさせ650kgとした。
新型NV200バネットの価格は、ワゴンタイプ「16X-2R」(5人乗り・FF)233万2000円から「16X-3R」(7人乗り・FF)249万8100円まで。バンタイプは「DXルートバン」「DX」(2人乗り・FF)214万2800円から「GX」(2/5人乗り・4WD)278万800円まで(価格は全て消費税込み)。なお今回の一部改良で、ボディカラーには新たにダークメタルグレーとインペリアルアンバーの2色を採用した。
オーテックジャパンが架装する車中泊仕様「マルチベッド」や福祉車両、ビジネスユースモデルなども同時に一部改良を実施
なおNV200バネットをベースに、日産の関連会社オーテックジャパンが架装する車中泊仕様「マルチベッド」や、福祉車両(ライフケアビークル:LV)「チェアキャブ」、さらに商用特装車「ワークユースビークル」シリーズ(保冷バン・リフター付バン・VX2人乗りバン・外装VX仕様ルートバン)も同様に一部仕様変更を実施した。 価格は、マルチベッドが272万3600円から294万9100円。チェアキャブが270万8000円から288万8000円。ワークユースビークルシリーズが221万9800円から327万9100円となっている。(チェアキャブ以外の価格は消費税込み、チェアキャブはオプション含む車両の消費税は非課税)
[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:NISSAN・オーテックジャパン]
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