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三菱 デリカD:5はノーマルモデルの販売比率が9割を記録! その一方でエアロ版のアーバンギアも他のミニバンにない魅力の持ち主だった

MōTA / 2021年7月15日 13時30分

三菱 新型デリカD:5 グレード:P│ボディカラー:エメラルドブラックパール×アイガーメタリック│シートカラー:ベージュ│8人乗り仕様

ミニバンとSUVを組み合わせた唯一無二の存在である三菱 デリカD:5。その歴史は50年以上に及び、パジェロやランサーエボリューションといったモデルたちのノウハウを生かしたモデルとあって、絶大な支持を集めている。現行モデルは2019年にビッグマイナーチェンジを果たし、デリカらしいオフロードテイストのノーマルモデルとアルファードなどを意識したアーバンギアの2種類をラインアップ。そこで気になるのが、どちらが人気なのか? である。一体どちらをユーザーは支持しているのか!?

三菱 新型デリカD:5 グレード:P│ボディカラー:エメラルドブラックパール×アイガーメタリック│シートカラー:ベージュ│8人乗り仕様

パジェロとランエボなき今、デリカD:5は三菱を支える大人気車種に

デリカシリーズの5代目モデルとして2007年にデビュー。当初はガソリンモデルのみだったが、マイナーチェンジ時にクリーンディーゼル車を追加するなど地道な改良を続けてきた

三菱 デリカD:5がデビューしたのは2007年のこと。かねてよりフルモデルチェンジがウワサされていたが、2019年に内外装をはじめ、エンジンなどを見直したビッグマイナーチェンジを実施。今なお人気のモデルであり、三菱にとっては欠かせないクルマである。

他銘柄のエアロパーツを装備するミニバンに対抗すべく生まれたのがアーバンギアであった

昨今のミニバン市場はトヨタ アルファードやヴォクシーといった派手なデザインが支持されていることもあり、ビッグマイナーチェンジ時にはノーマルモデルとエアロボディのアーバンギアをラインアップさせている。

以前からローデストなる派手なデザインのモデルも用意されていたが、改良モデル発表時には「アーバンギアはデリカではない」など否定的な意見も多かったのだ。そこで今の販売台数はどれほどの割合で推移しているのだろうか?

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ノーマルモデルが全体の9割を占める! アーバンギアの魅力とは!?

オフロード走行するなら、あるいはデリカD:5ならノーマルモデル! と感じているユーザーが圧倒的な数存在するのだった

結論からいうと、やっぱりデリカD:5らしいノーマルモデルの販売比率が圧倒的で、じつに9割を占めている。

三菱によれば2019年度〜2020年度にデリカD:5は、2万7845台販売しており、そのうちアーバンギアの割合は1割程度となっているのだった。

実際に販売現場である三菱ディーラーによれば「デリカD:5を購入される方は、デリカの持つ悪路走破性や歴代モデルのイメージからノーマルモデルを選ぶユーザーが多い」と語っている。続けて「アーバンギアを選ぶ方は指名買いが多い傾向にある」という。

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アーバンギアこそ唯一無二の存在!? ド派手な見た目と悪路走破性を両立

エアロパーツを装着しているとはいえ、デパーチャーアングルなどは異なるが走行性能はノーマルモデルと同じ

アーバンギアはエアロパーツを装着されたモデルであるが、悪路走破性などはノーマルモデルと基本的に同じである。

その観点でいくと、悪路も走れる。それでいて昨今流行りの派手なデザインと考えれば、アーバンギアも唯一無二の存在であるのだ。アルファードなどにも4WDモデルはあるが、端的に言えば生活4駆にすぎず、デリカD:5のように“どこでも走れる安心感”はないのだった。エアロパーツを装備しているために、個人的には傷を心配して、積極的にオフロードに行こうとは思えないが。

今回は三菱 デリカD:5の2種類あるモデルの販売比率をご紹介してきた。やはりデリカらしいノーマルモデルが圧倒的支持を集めていたが、アーバンギアも同じ性能と考えればいい選択肢となるかもしれない。これからデリカD:5、あるいは他のミニバンと迷ってる方は、ぜひノーマルとアーバンギアも候補に入れて欲しい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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