東北から九州まで…全国のパトカーがいま都心に大集合! 東京2020オリパラを守る警察車両軍団に注目せよ
MōTA / 2021年7月17日 6時0分
2021年7月23日(金)、東京オリンピック(東京2020)の開会式が1年遅れで行われる。東京オリンピック・パラリンピック競技大会のメイン会場となる東京では、厳重な警備体制が急ピッチで進められている。そんな中、東京で目につくようになったのが、兵庫、熊本、岩手…全国から続々と集結したパトカーだった!
全国からパトカーが東京・臨海副都心 有明地区へ大集合!
警視庁 有明仮設待機施設の駐車場に停まっている大量のパトカーを見てみると、兵庫県警、奈良県警、山口県警、長崎県警、大阪府警、和歌山県警、京都府警、佐賀県警、広島県警、熊本県警、鹿児島県警、宮崎県警、高知県警、香川県警など全国のパトカーが勢ぞろいの様相だ。西日本の府警パトカーが多いようだが、なぜだろうか? ここに停まっている東日本のパトカーは岩手県警しか見つけられなかった。
有明地区に西日本エリアのパトカーが多い理由とは
東日本エリアのパトカーはどこか別の場所にいるのか?と思っていたら
「東日本はオリンピックの開催地になっているところが多いから、自分のところの警備で忙しいんでしょ」
と、写真を撮っていた息子から教えられた。
なるほど確かに、オリンピック競技の開催地となっている北海道、宮城県、福島県、茨城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県の各道県警パトカーは見当たらない。
東京でのオリンピック開催に向け、警察庁では2014年から準備を開始
『オリンピック・パラリンピック競技大会は、世界中から多数のアスリート等が集まり、国際的にも最高度の注目を集めて開催される行事です。我が国に対する国際テロの脅威が継続しており、大会システムへのサイバー攻撃等の発生も懸念されるところ、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会(以下「東京2020大会」という。)の開催に当たっては、競技開催地における警戒警備の徹底はもちろんのこと、ホストタウンや事前キャンプ地を有する地域においても警備対策が必要となります。』
そしてこの警戒警備に関しては、なんと2014年から準備が始まっていた。同サイトには、
『東京2020大会の開催に伴う警察措置の万全を期するため、2014年1月に「2020年オリンピック・パラリンピック競技大会準備室」を設置、2017年7月に「2020年オリンピック・パラリンピック競技大会対策推進室」へと格上げされ、大会の安全に対する脅威及びリスクの分析・評価を行うため「セキュリティ情報センター」を設置するなど、東京2020大会に向けた体制を確保している』などとも書かれている。
また、各府県のパトカーが集結している有明地区では約800名の機動隊員が任務にあたっているとのことだが、有明地区以外にも、各地の競技会場周辺などそれぞれに担当地区があるようで、味の素スタジアム(東京都調布市)では滋賀県警、羽田空港周辺は秋田県警のパトカーが数多く目撃されている。
全国から集められた機動隊員はどこで生活している?
ところで全国から集められた機動隊員の皆さんはオリンピック開催期間どこで寝起きしているのだろうか?
周辺のホテル?か公共の宿舎?と思いきや、現場で関係者らしき人に聞いてみたところパトカーが大量に停まっている有明の駐車場敷地内にある簡素な作りのプレハブ建物が宿舎になっているとのこと。
有明以外にも何か所かに分かれて同様のプレハブ宿舎があり、県警ごとに分散して寝起きしている模様。
「テレビもない部屋で1部屋8人が暮らし、就寝中もマスク着用が義務」「800人いるのに洗濯機やシャワーが8つだけ」「食事は毎食、弁当。外食が許されるのは非番の時だけ」などと報道している週刊誌もある。
いよいよ7月19日から大規模な交通規制がスタートする。オリパラ開催期間前後である7月19日~9月5日(8月10~23日は除く)の期間において、選手村や競技会場周辺、関係者の輸送ルートなどでは大規模な交通規制が行われる。パトカー好きにとっては全国各地のパトカーが見られる絶好のチャンスになるかも?
[筆者:加藤 久美子/撮影:加藤 博人]
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