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新型GR86は若干燃費が悪化! MTモデルにも安心の先進機能がついていた【初代86オーナーが新旧86・BRZ比較 燃費・先進安全装備編】

MōTA / 2021年7月18日 15時30分

トヨタ 新型GR86

2021年7月17日に発表されたトヨタ 新型GR86とスバル 新型BRZ。初代モデルオーナーの方々は買い替えを検討する向きも少なくないハズだ。そこで今回は初代86オーナーが、先進装備と燃費に関して新旧比較を敢行。結論から言えば、AT/MT両モデルに先進安全装備が装着されていることなど、大幅に魅力がアップしたのだ。初代モデルオーナーの方、これ必見です!

トヨタ 新型GR86

カタログ燃費悪化も、実用燃費は向上!?

新旧のカタログ燃費を比較してみると、若干新型GR86が悪い結果ではあるが、大きな差はない

WLTCモード燃費は新旧の6速MTの最良値で比較してみると、新型GR86は若干悪化しているのだ。

新型GR86と新型BRZに搭載されるのは、2.4リッター水平対向エンジンである。最高出力は235馬力/7000rpm、最大トルクは250N・m/3700rpmを発揮する。ちなみに現行モデル比で最高出力は28馬力パワーアップしている

この点について開発担当者に聞くと「実用燃費では、市街地は排気量アップにより不利になると思いますが、それ以外は排気量アップによるトルクの余裕で低い回転で走れるという有利さもあり、互角だと思います」と語っていた。

という訳で燃費は引き分けとし、実用燃費次第では性能向上を考えたら実質的に向上ということにもなるかもしれないという結論に至った。

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ATモデルにアイサイト搭載で先進装備が充実! じつはMT車にも先進装備がついていた

新型GR86と新型BRZそれぞれのATモデルはアイサイトが標準装備となっている

旧型は運転支援システムの類はまったくなかったのに対し、既報の通り新型GR86、そして新型BRZともに、ATモデルには待望のアイサイトが標準装備される。

搭載されるのはVer.3となり、フォレスターなどと異なるのはアイサイトツーリングアシストなる操舵支援機能は新型GR86とBRZともに省かれている。

またMTにアイサイトの設定こそないものの、発表されたBRZの装備表を見ると標準グレードのRでも、進路変更の際などの事故防止に絶大な効果がある後側方警戒支援システムが標準装備されており、この点は非常に高く評価できる。

なお、MTへのアイサイトの装着も開発担当者に聞くと「MTへのアイサイトの対応も考えてはいます」とのことだったので、MTのアイサイト付が欲しい人はそれまで待って、改良もされた新型にするという手もあるだろう。

よって初代86を10点とすると、先進安全装備に関して新型GR86は17点と大幅アップとなる結論となった。

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【筆者:永田 恵一】

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