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【トヨタ 新型アクア内装解説】注目は待望のアームレストの設置と、最上級グレードは10.5インチの巨大ディスプレイが標準装備になった点にあり

MōTA / 2021年7月20日 18時0分

トヨタ 新型アクア(2代目)「Z」(ボディカラー:クリアベージュメタリック)

2021年7月19日に発表されたトヨタ 新型アクア。初代アクアが爆発的ヒットを記録しただけに、新型モデルも大注目されている。新型アクアの燃費性能も去ることながら、じつは内装の質感が大幅にアップしているのだ。そこで今回は新型アクアの内装をじっくり解説する。結論から言えば、使い勝手も質感も向上しており、初代アクアとは比べ物にならないほどの仕上がりであった。

トヨタ 新型アクア(2代目)「Z」(ボディカラー:クリアベージュメタリック)

新型アクアのメーターは大型液晶内蔵タイプに! プリウスと同じシフトを採用

初代モデルのレバー式ではなく、新型アクアのパーキングブレーキはキック式となる。その分シート間に収納スペースを確保するなど利便性が高められている印象だ

新型アクアの内装は初代モデルのセンターメーターをやめ、ステアリング前にメーターを設置する設計となった。

これまで上級グレードにはメーター内に液晶モニターを搭載していたが、新型アクアのメーターは液晶モニターを中央に配したタイプに変更されている。ちなみにステアリングデザインはヤリスと同様となった。

初代モデルと新型アクアの最大の違いはシフトにある。初代モデルはシート間に設置したフロアシフトを採用していたが、新型アクアはインパネシフトに変更。

そしてプリウスと同様にジョイスティック式を採用しており、その周辺に走行モード切り替えボタンを設置している。

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快適性爆上がり! 新型アクアには待望のアームレストを設置

シート間にはスマホ置き場とカップホルダー、そしてシートヒータースイッチが配される設計となっている。ちなに初代モデルのカップホルダーは斜めに二つ並んでいたが、新型アクアは縦に二つ設置されている。

アームレスト内にはタブレット端末を収納できるほどのスペースを確保している

そして新型アクアでもっとも注目、そして喜ばしい改良はアームレストが設置された点にある。初代モデルはアームレストの設定がなく、ユーザーからも「アームレストがほしい」という声も高かったことから、これはかなり嬉しいニュースである。

新型アクアの最上級グレードは10インチ超えの巨大モニターが標準装備に

Apple CarPlayやAndroid Autoといったスマホ連携機能を強化している

新型アクアは、ヤリスシリーズやハリアーに倣ってディスプレイオーディオを採用している。新型アクアには全4つのグレード(ベースグレードからB、X、G、Z)をラインアップしているが、最上級グレードのZには10.5インチの大型モニターが備わり、それ以外のグレードあ7インチディスプレイが搭載される。この2種類のディスプレイだが機能面に差はなく、画面サイズのみの違いとなっている。

今回はトヨタ 新型アクアの運転席まわりを中心にご紹介したが、初代モデルとは打って変わって上質さを向上させた印象だ。

とくにアームレストの採用やグレード別ではあるが、10.5インチの大型ディスプレイなど、充実の内容となっている。それだけに初代アクアオーナーの方は、ぜひ新型モデルを検討して欲しい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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