【人気コンパクトSUV内外装比較】新型カローラクロスと日産 キックス、意外と競合する2台の価格
MōTA / 2021年7月29日 12時20分
2021年夏にも国内導入が噂されているトヨタの新型コンパクトSUV「カローラクロス」。1.8リッターもしくは2リッターのガソリンエンジンと1.8リッターハイブリッドの2タイプを用意する新型カローラクロスの国内価格は、既に導入されているタイ仕様などから推察して、約220万円~約315万円あたりが見込まれる。そこで今回はサイズ感では若干コンパクトながら275万9900円~286万9900円と価格(税別)で競合する日産 キックス e-POWERと共に気になる両車の違いを比較していく!
共に海外発信のSUV
トヨタ 新型カローラクロスは、世界の大衆車ブランド“カローラ”のSUVモデル。2020年7月9日にタイで発表され、その後2021年6月には北米でも発売を開始。日本には今夏にも導入が噂されている。タイで発表された新型カローラクロスのボディサイズは、全長4460mm×全幅1825mm×全高1620mm、ホイールベース2640mm。
一方の日産 キックス e-POWERは2020年5月にタイで発表された。タイの日産工場で製造され、世界へ輸出される。日本では2020年6月から発売を開始している。キックスのボディサイズは、全長4290mm×全幅1760mm×全高1610mm、ホイールベース2620mm。
外観はSUVらしさが漂う両車のデザイン
新型カローラクロスは、加飾された枠どりからなる台形グリルのフロントマスクが特徴。中間部分には樹脂製の黒いバンパー部分を水平に配置し、下部にロアグリルとシルバー調のアンダーバンパーを備え、SUVらしさが強調されている。同様にSUVとしての力強さを表現すべくフェンダーやサイドなどには樹脂パーツが装着されている。
リヤ周りでは、専用のルーフスポイラーやシルバー調のアンダーバンパーを装着。樹脂部分は高い位置に設定されており、リヤ周り全体にもSUVらしさが漂う。そんな中、ブレーキランプ類にはカローラシリーズを連想させるようなデザインが落とし込まれている。
キックス e-POWERは、存在感のあるフロント周りをつくる「ダブルVモーショングリル」やブーレメラン型のリアコンビランプなど有機的なデザインを採用。抑揚の効いたフェンダーや、リヤ周りではテールゲート周辺は力強い造形が施されている。また、ブーメラン型のリヤコンビランプやホイールアーチなども有機的なデザインでSUVらしいアクティブな雰囲気が感じられる。
共に荷室容量はたっぷり確保
トヨタ 新型カローラクロスのインパネデザインは、カローラシリーズとも共通する馴染みやすいものに。薄型インパネとドアトリムが連続したデザインにより、開放感のある空間がつくられている。インパネセンターの見やすい位置には8インチの大型のディスプレイオーディオが備わるほか、センターコンソールは幅広で高さのあるもので安定感やワンランク上の車格感を実現している。
対するキックス e-POWERはナビの位置低めに設定し前方の視界を確保。2トーンモデルのインパネは斬新な色分けがされているが、スイッチ類やナビのレイアウトはオーソドックスで手堅い。外装と同様に、多くの人に受け入れられる普遍的な格好良さを狙っている。 新型カローラクロスでは、最大で487Lというクラストップレベルの荷室容量を確保。荷物スペースへのアクセス性や、後部ドアには子供を抱えての乗降を想定した広い開口部を備える。 一方のキックス e-POWERもラゲッジスペースでは423Lと、コンパクトSUVトップクラスの容量を確保。こちらもアウトドアが趣味だったりと、荷物が多くなりがちなユーザーにも安心して活用できる仕様だ。ここまで新型カローラクロスとキックス e-POWERを比較して紹介してきたが、特に細部のデザインなどは、フォトギャラリーもぜひチェックしてみてほしい。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
外部リンク
- カローラクロスの正式発売は9月!? いよいよ具体化してきた新型SUV「トヨタ カローラクロス」が楽しみ過ぎるの声多数【みんなの声を聞いてみた】
- トヨタ ヤリスクロスと日産 キックス e-POWERの内装を比較! 全長が10cm長いキックスは後席もやっぱり広かった
- 【人気コンパクトSUV内外装比較】サイズは違えど、SUVテイスト溢れるトヨタ 新型カローラクロスとライズ
- 【人気コンパクトSUV内外装比較】まもなく登場のトヨタ 新型カローラクロスとC-HRは実はサイズが近かった!
- 【注目コンパクトSUV外観比較】力強いSUVスタイルのトヨタ 新型カローラクロスとクーペSUVのホンダ 新型ヴェゼルを写真でチェック
この記事に関連するニュース
-
8年ぶり全面刷新! 日産新型「小さな高級車」登場! 全長4.3mに「クラス超え上質内装」とめちゃ“スゴいシート”採用! ちょうどイイサイズの「新型キックス」日本には来る?
くるまのニュース / 2024年11月20日 13時10分
-
トヨタ新型「カローラ“クロス”」がスゴイ! 「まるで“レクサス”」と反響多数! タイで発表の“斬新モデル”のいつ日本に来る!?
くるまのニュース / 2024年11月19日 11時45分
-
日産「斬新Z」初公開! 歴代エンブレム採用の「ヘリテージ仕様」とは? 新型キックスなど5台を米・SEMAで展示
くるまのニュース / 2024年11月6日 13時10分
-
トヨタ新型「カローラ“クロス”」登場! “レクサス”級に超カッコイイ! タイで発表の“斬新フェイス”が日本にやってくるのは「いつ」なのか
くるまのニュース / 2024年11月6日 11時50分
-
ニッサン新型「最小・最安級SUV」がスゴイ! “107万円”からで「5人」乗り&“全長4m未満”ボディ! “5速MT”設定もある大人気の「マグナイト」とは?
くるまのニュース / 2024年10月30日 10時10分
ランキング
-
1サンリオ株、三菱UFJや三井住友銀などが売却 約1335億円
ロイター / 2024年11月26日 16時58分
-
2【新NISA】50~60代から投資を始めるのは遅い?…メガバンク出身YouTuberが月1,000円ずつ投資した3つの銘柄「たった2年」で驚きの結果
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月26日 9時15分
-
3【解説】アマゾンに公正取引委員会が立ち入り検査 問題点は?
日テレNEWS NNN / 2024年11月26日 18時30分
-
4スーパー「オーケー」関西初出店 首都圏が地盤
共同通信 / 2024年11月26日 18時48分
-
5「会社がつらい」同期トップ入社の彼に起こった事 「発達障害グレーゾーン」の人たちの特徴とは?
東洋経済オンライン / 2024年11月26日 14時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください