新型フォレスター、デザイン面に批判的声多数は相変わらずも、実車を見た層からは「意外とカッコいい」といった声も【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2021年8月2日 10時0分
2021年秋に正式発売予定のスバル 新型フォレスター。既に2021年6月14日(月)にはマイナーチェンジした新型モデルが発表されており、先行予約も開始している。D型となる新型フォレスターでは同社の人気モデルであるレヴォーグと共通する最新のデザインテイストが取り込まれ外観デザインを大幅変更。また、先進安全装備にも新世代アイサイトを搭載した。発表直後の反応は、大きく変更されたデザイン面に賛否が分かれていたが、正式発売を間近に控え、また新しい声も聞こえ始めてきた。ここでは新型フォレスターについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
新型フォレスター発表直後は大幅変更された外観デザインに意見が割れた
1997年に初代モデルがデビューしたスバル フォレスター。現行型となる5代目は力強いスタイリングや、新開発のSGP(スバルグローバルプラットフォーム)を採用し、2018年より登場している。今回のマイナーチェンジでいわゆるD型へと進化した型フォレスターは、2020年デビューしたこれまた同社の人気ワゴン、新型レヴォーグから始まったスバルの新デザインテーマ“BOLDER(ボルダー)”の概念に基づき、フロントマスクを一新。さらに、新世代アイサイトを採用しているほか、走行性能の改良などかなり大掛かりなマイナーチェンジが行われている。
新型フォレスターは、6月14日に発表され同時に先行予約もスタート。当初は、その大幅に変わった外観デザインに大きく賛否が分かれる形となった。しかし、発表からおよそ2ヵ月近くが経ち、その声にも微妙な変化が出始めてきているようだ。
相変わらず否定的な声は多い
今一度、新型フォレスターについて、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。やはり、発表直後同様否定的な声は多く、
「もう少しSPORTに変更点欲しかった」
「X-BREAKに心が揺れたが、内装は今のC型と変わりないので今回は見送る」
「X-BREAKにスポーツ同様1.8Lターボがあれば…」
「スバル共通のコの字型ヘッドライトに無理やりした感じが受け入れられない」
「コアラ顔がどうしても無理」
「C型(従来型)を大切にしていこうと思ったマイチェンだった」
「スバリストだが今回はなし」
などの声が見受けられた。外観デザインは大きく変更されているものの、中身に進化を感じられないとする層が多く、その変更されたデザインも納得がいってない様子だ。また、
「アイサイトXになってたら乗り換えていた」
「アイサイトXが搭載されなかったのはショックだった」
「アイサイトXが載っていたら、ここまでデザインが批判されていても関係なく支持されていたハズ」
「新世代に進化したアイサイトは一定の評価ポイントだが、それでもさらに上があるのを知っていると躊躇する」
といった声もあるように、注目されたアイサイトXの搭載が見送られたのも大きな要因の一つとみられる。極端な話、アイサイトXが搭載されていれば、ここまでデザイン面に話題が集中していなかったかもしれない。
実車を見た層からは、一転「カッコいい」の声も
従来型オーナーと思われる層からは、
「後期型で顔を大きく変更してくるということは、メーカーが前期型を否定しているということ。C型以前のオーナーは触手が伸びないのでは?」
「買い換えるなら劇的に変わるフルモデルチェンジしてからにする」
と厳しい声も。
そんな中、新たな声も一部見受けられるようになった。
「恵比寿のスバル本社で実車見学。D型めっちゃカッコいい! これは実車で見ないと分からない」
「ディーラーでカタログで見たときはデザイン的になしだと思ったが、ふらっと恵比寿で実車を見たら180度気持ちが変わった。意外とカッコいいかも」
「今風のフロントフェイスがカッコよかったのが決め手」
このように実車を見たという層からは、それまで否定的だったが一転してありという声も僅かながら挙がり始めている。
スバルに限らず、自動車メーカーでは昨今、実車導入の前から現物を見せることなく事前予約を開始するスタイルが定着しつつあるが、その弊害がここにもあるようだ。
この辺り、販売店などに試乗車が配備されると、また風向きも大きく変わってきそうな気配。販売店各社としても早く正式発売が来てほしといったところだろう。
「乗り換え層はステイで望み薄っぽいけど、別車からの乗り換えは有望株では?」
といった声もあり、まだまだ先の読めない新型フォレスターのセールス状況。結論を下すのは実車を見てからでも遅くはない。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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