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なぜプリウスは昔ほど爆発的ヒットとならないのか!? それはトヨタの中でプリウスのライバル車が増えすぎたからだった

MōTA / 2021年7月28日 11時30分

トヨタ 新型プリウス Aプレミアム “ツーリングセレクション”[2018年12月マイナーチェンジモデル]

トヨタ プリウスといえば世界を代表するハイブリッドカーであり、かつては販売ランキング1位を獲得するほどの一大ブランドとなっていた。ところが、昨今は爆発的ヒットとは言えない状況なのだ。一体プリウスに何が起こっているのか!? 今回は現行プリウスが置かれている状況を整理したい。

トヨタ 新型プリウス Aプレミアム “ツーリングセレクション”[2018年12月マイナーチェンジモデル]

現行プリウスは新世代プラットフォームを採用した1号車! 先進装備など充実の内容で登場

トヨタセーフティーセンスを全車標準にするなど、時代に即した進化を遂げている現行プリウス

現行型となる4代目プリウスは、新世代プラットホームやパワートレーン系のコンセプトとなる、TNGA-Cプラットホームを採用した一号車となったことが話題となった。

その他は緊急自動ブレーキや衝突安全技術といった先進安全性能の劇的な向上などはあったが、正常進化でのフルモデルチェンジという印象が強い。

爆発的ヒットを記録した3代目プリウスは、ハイブリッドカーを一躍当たり前のモノにした立役者である。ちなみに中古車市場でもいまだに人気を博している

また、現行プリウスは爆発的なヒット車となった先代型3代目プリウスほどは売れていないというのも新型プリウスを考える上で頭に入れたい要素だ。

具体的には先代プリウスが2009年から2015年に日本で約163万台売れたのに対し、現行プリウスの日本での販売台数は2016年から今年6月までで約75万台となっている。十分に売れているけど、3代目プリウスほどではないのだ。

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不調の要因はハイブリッドカーの選択肢が増えすぎたのが大きい

現行プリウスのデビュー当時は奇抜な見た目からさまざまな意見が噴出。その後マイナーチェンジで現行モデルのデザインに変更された

とくに現行プリウスは、2020年からの販売台数の低下が目に付く。

その原因は、初期モデルのスタイルがクセの強いものだったのに加え、トヨタのミドルクラスでハイブリッドを持つモデルが増えたのも大きな影響だろう。

C-HRやカローラシリーズの投入! さらに今夏にはカローラクロス登場でさらに盛り上がる予感

走りの良さとデザインが最大の特徴であるC-HRは、デビュー当時先代プリウスからの乗り換えユーザーが相当数存在した, その後ハッチバックとセダン/ステーションワゴンとカローラシリーズを投入

走りの良さとデザインが最大の特徴であるC-HRは、デビュー当時先代プリウスからの乗り換えユーザーが相当数存在した, その後ハッチバックとセダン/ステーションワゴンとカローラシリーズを投入

後者に関して具体的には、2016年にクーペルックのクロスオーバーとなるC-HR。そして2018年には5ドアハッチバックのカローラスポーツを投入している。ちなみにこの2台は現行型4代目プリウスと価格もそれほど変わらないのだ。

さらにいえば、2019年には4ドアセダンのカローラとステーションワゴンのカローラツーリングがデビューしている。この2台に関してはプリウスよりも安い価格帯で展開されている。

すでに東南アジアや北米で発売されているカローラシリーズ初のSUVモデル「カローラクロス」が日本でも展開される予定だ

そして、ここにもうすぐSUVのカローラクロスも加わるのだから、選択肢が増えていることもあり登場から時間の経った現行型プリウスが以前ほどは売れなくなるのも無理はない。

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新型プリウスの進化に期待が高まる

いくら3代目モデルより売れていないとはいえ、2015年の登場から約75万台もセールスを記録しているプリウスの成績はさすが! の一言である。

だがその一方で、かつてはハイブリッド=プリウスという図式が成り立っていたが、現在は選択肢が豊富になった点が大きな要因といえよう。

それだけに新型プリウスがどう進化するのか? に大いに期待したい。

【筆者:永田 恵一/とりまとめ:MOTA編集部 木村 剛大】

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