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オデッセイに続いてNSXが2022年で生産終了! 数年後に新型NSXは電気自動車となって登場する見込み

MōTA / 2021年8月3日 15時0分

ホンダ 新型NSX

ホンダのスーパースポーツNSXが2022年に生産を終了する運びとなった。2016年に登場した現行NSXはグローバルで2558台を発売と、決して大ヒットという結果ではない。だが燃費や環境性能ばかりが叫ばれる現代において、2000万円を超えるスーパースポーツモデルの市販化に漕ぎ着けられた点は、さすがホンダである。ではなぜ一体生産終了という判断がなされたのか? そして新型NSXの登場は実現するのだろうか!? 結論から言えば、新型NSXの登場はあります!

ホンダ 新型NSX

NSXの生産終了の判断は正しかった!? 販売台数は世界で2500台程度だった

2016年に登場した現行NSX。初代モデルが2005年に生産終了となっていたために、11年ぶりの投入であった

ホンダ NSXがデビューからたった6年で市場から姿を消すこととなった。

冒頭に述べた通りグローバルで2500台程度と、販売台数だけを考えれば決して大成功という結果ではない。もっといえば国内においては464台とかなり厳しい結果であった。その結果から考えれば、NSXの生産終了は正しい判断なのかもしれない。

ホンダ関係者に取材したところ、NSXはホンダブランドの象徴であると前置きしながらも「その役割は果たし切った」とのコメント。スポーツカーにとって冬の時代とも言える現代から考えれば十分な成績だったと受け止めているようだ。

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オデッセイやレジェンドなどホンダの名車が続々生産終了

ホンダはこのところ生産終了というアナウンスが多い。オデッセイやクラリティ、さらにはホンダを代表するスポーツセダン「レジェンド」を2021年で生産を終了させる。

こちらは製造していた工場の閉鎖に伴っての判断であるが、NSXをはじめホンダの顔である名車たちが姿を消すのは、非常に残念である。

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新型NSXは存在する!? さらなる電動化に舵を切る

おそらく新型NSXもリアにエンジンを搭載するスタイルは踏襲される

生産終了となれば気になるのが、新型NSXの存在だ。先のホンダ関係者によれば「新型NSXを販売する可能性は大」と語る。続けて「現行モデルは世界に先駆けハイブリッドスポーツとして登場した。新型NSXもまた、時代のニーズに即したパワートレインで構想が動き始めている」というから、ホンダファンならずとも大いに期待したい。

新型NSXは水素自動車という可能性も!? 価格面も見直しを希望

現行NSXは3つのモーターを搭載したハイブリッドシステムを採用しているが、新型モデルはフル電動化に舵を切る

ここからは編集部の予想であるが、すでにホンダは2040年までに全ての新車を電気自動車や水素自動車にすると発表している。それを踏まえると、新型NSXもフル電動モデルへと進化するハズだ。

現行NSXの国内価格が2420万円とかなり高額モデルである。おそらくさらなる電動化に舵を切った場合、3000万円近い価格になることも考えられる。だが、それでは販売面が懸念されるため、新型NSXは現状維持。あるいはもう少し値下げをするなど、よりユーザーが飛びつきやすい価格設定とすることも期待したい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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