新型フェアレディZ、価格やNISMOの登場に注目集まる!「時代に逆行した進化。だがそれが良い」とファンの声【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2021年8月19日 10時0分
2020年9月にプロトタイプが公開されてからおよそ1年、2021年8月18日(水)、日産は米・ニューヨークで行われた特別イベントで新型Z(日本名:フェアレディZ)の米国向け市販モデルを発表した。2022年春に米国市場で発売される予定で、日本では2021年末~2022年初春頃に発表される予定。ここでは、そんな新型フェアレディZについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
50年以上の歴史を持つフェアレディZの7代目となる新型モデル
7代目となる新型フェアレディZは、伝統的な後輪駆動のスポーツカーのデザインを踏襲し、ロングフードや低重心のリアスタンスなど、初代モデル(S30型)をはじめとする歴代「Z」へのオマージュを込めたシルエットに仕上げられている。
米国市場向けの新型フェアレディZでは、「Sport」「Performance」の2グレードと、240台の限定生産となる「ProtoSpec」が用意される。
全モデルともV6 3.0リッターVR30DDTT型ツインターボエンジン(最高出力405ps/最大トルク475Nm/5500rpm)を搭載し、6速マニュアルトランスミッション(6速MT)か新開発9速オートマチックトランスミッション(9速AT)を選択可能。
特別仕様車の「Proto Spec」には、先行発表されたプロトタイプモデルを想わせる専用の黄色いブレーキキャリパー(Zロゴ付)、ブロンズカラーのアルミホイール、黄色がアクセントの本革シートと、黄色のステッチをインテリアの随所に採用する。
「時代に逆行した進化。だがそれが良い」
まず見受けられたのはデザインに関する声。
「どこから見てもZと分かるデザインは好感が持てる」
「オマージュデザインの新型だから売れそう」
「変な次世代感のない普遍的な歴史を受け継ぐスタイリングがカッコいい」
「懐古趣味と言われようが、スポーツカーはこういうデザインでないと」
「日本でも好意的に受け入れられるデザインだと思う」
など、一目でフェアレディZと分かる普遍的なデザインが好印象の様子。また、プロトモデルから細部の変更程度で登場したそのスタイリングに好印象の声も見受けられた。
また、デザイン以外では、
「V6ツインターボで400ps、良いね。Zはやはり大排気量ターボ」
「400馬力を6速マニュアルで。間違いなく楽しい」
「ガソリンエンジンだけという時代に逆行した進化。だがそれが良い」
といったパワートレインに関する声も多く挙がっている。一様に、これが最後のガソリンエンジンと予測し、そのありがたみを挙げている。電動化が叫ばれるこのご時世、そこに立ち向かうメーカーの気概に共鳴している層が多く見受けられた。
さらに、
「9速ATには驚いた」
「いつの間に9速ATなんて開発していたんだ」
とMTだけでなくAT仕様にも注目が集まっている。
やはり気になるのは価格! さらにNISMOの登場にも期待
「プロトタイプより良い。あと気になるのは価格」
「GT-Rは買えないけどZは買えるくらいの価格に期待」
「スープラより何十万円か安ければ結構売れるのでは?」
「400万円台で買えるのならお手頃価格」
フェアレディZは手が届くスポーツカーとして果たしてどんな価格帯となるのか? 高い関心が寄せられている。
そんな中、
「NISMOは少し遅れて発表か? どんな仕様になるか気になる」
「これはある程度台数出す標準モデルといったイメージかな? その上でこの後にありそうなスペシャルなNISMOに期待」
など、早速ハイパフォーマンスモデルの「NISMO」の登場を予測する声までも飛び交っている。こちらも今後どのような展開が待っているのか期待したいところだ。
「歴史、ブランドのある車はやはり注目度が違う」
といったように、車ファン、スポーツカー好きなどから高い注目を浴びる新型フェアレディZ。
「日産もまだやればできるじゃん!と思わせてくれるクルマが久しぶりに出てきた」
「80年代の様な元気な日産が復活するきっかけになってほしい」
などの声のように、現在低迷する日産の復活への起爆剤となるのか? 引き続き今後の動きから目が離せない。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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