ハイエースで車中泊! 本格的なキャンピングカーじゃないけどこれでも全然OK、トヨタ ハイエース 標準ボディの気軽な車中泊仕様3選
MōTA / 2021年8月20日 11時30分
ハイエースで車中泊と聞くと、ハイルーフ・スーパーロングボディの大きくて本格的なキャンピングカーを想像してしまうが、そればかりじゃない。日常でも使いやすい標準ボディだって十分に泊まり、遊ぶことが出来るのだ。今回は車中泊とアウトドアを気軽に楽しみたい初心者にこそおススメしたい、標準ボディのハイエース・車中泊仕様モデルを特集する。
ハイエース専門店がつくるライトな車中泊仕様「アウトギア」[ダイレクトカーズ]
釣り愛好家や愛犬家向けのモデルや、本木目を車内中にあしらいログハウスのような室内に仕立てた本格キャンピングカーなど、様々なアイデアでファンを惹きつけるハイエース専門店のダイレクトカーズ(三重県)。そんなハイエースを知り尽くした専門ショップがつくる、ライトな車中泊仕様「アウトギア」を紹介しよう。「アウトギア」は、オリジナルベッドキットとフローリングのフロアというシンプルな構成。本格的なキャンピングカーにはちょっと二の足を踏む車中泊初心者も、まずはここからスタートしてみるのが良いだろう。もちろん専門店ならではのノウハウもふんだんに盛り込まれている。
ベース車は、ハイエースバンの中でも最もベーシックな4ナンバー(乗用車の5ナンバーに相当)の標準ボディ車。しっかり座れる後席3人掛けシートを備え人気の「スーパーGL ダークプライムII」がベースとなる。スーパーGL ダークプライムIIは装備も充実。扱いやすいサイズで、普段はミニバンのように気軽に乗れるのが嬉しい。 フローリングのフロアは見栄えだけでなく、汚れを落としやすく手入れが容易なほか、フラットな床面のため大きな荷物を出し入れするのにも有効だ。ライトな車中泊仕様「アウトギア」、価格は2WDガソリン車で379万円(消費税込、以下同)から。サブバッテリーやFFヒーター、走行充電機能など、エンジンを止めて泊まる際の必須アイテムもオプションで豊富に揃っている。さらにベッドマットの生地・カラーはなんと約500もの組み合わせから選択出来るというからスゴイ! 詳しくはダイレクトカーズのWebサイト(https://www.cars-drt.com/)を確認してみよう。
ハイエースの巨大な荷室を自分好みの“お部屋”に!「MOBILITY UNIT HACO×HACO」(モビリティユニット・ハコハコ)」[トイファクトリー]
ハイエースの本格キャンピングカーで名を馳せる人気店「トイファクトリー」が新たに立ち上げたブランド「MOBILITY UNIT HACO×HACO」(モビリティユニット・ハコハコ)」は、ライトな車中泊層も必見の逸品だ。HACO×HACOはトヨタ ハイエース(現行型・200系)の標準ボディ車専用の着脱式シェルフユニットの総称。荷室の側面にベースボードを取り付けさえすれば、あとは工具も使わず、写真のように気軽に車体に着脱出来る。
写真のように厚手のベッドマットを載せれば車中泊仕様になる。このほかにも、例えば移動販売スペースやワークスペースなど、アイディア次第で様々なアレンジが楽しめる自由度の高さが魅力だ。 着脱式シェルフユニット「MOBILITY UNIT HACO×HACO」の価格は、ベースボード13万1230円、ベースユニット(ボックス):2万8490円から。トイファクトリー各店のほか、一部のトヨタディーラーでも取り扱っているので、気になる方は専用サイト(https://hacoxhaco.jp/)をチェックして欲しい。外に出せばアウトドアチェアにも使える!「7th E-Life!/LDGカーゴキット」[クラフトプラス/BEANS]
BEANS(ビーンズ・岐阜県)のオリジナルブランド「CRAFTPLUS(クラフトプラス)」は、カーインテリアのトータルコーディネイトを特徴としている。そのCRAFTPLUSが展開するおススメのアイテムが、アメリカ西海岸のカルチャーをイメージさせる「7th E-Life!」だ。200系ハイエース向けには大きく分けて3つのバリエーションがあるのだが、今回その中でも「LDGカーゴキット」をご紹介したい。
ヘリンボーン柄の床板がお洒落なLDGカーゴキットのベッドキット。デニム柄のベッド天板と、モンステラ柄のサイドアクセントが爽やかな印象だ。縦横1:1のベッドキットは2枚で正方形になる形状。収納棚にはテーブルも備わるから、実に多様なアレンジメントが楽しめる。詳しくはフォトギャラリーも見て欲しい。 7th E-Life!のLDGカーゴキット、価格は49万5000円から。7th E-Life!では、他にもハイエース向けの魅力的なアイテムが揃う。専用サイト(https://7th-e-life.jp/)を覗き、さらに車中泊旅に向け夢を膨らませてみるのも楽しいだろう。[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:クラフトプラス/BEANS・ダイレクトカーズ・トイファクトリー・TOYOTA]
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