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クルマの夏バテに要注意! 長距離運転後にやってほしい洗車と車内清掃のポイント

MōTA / 2021年8月21日 10時0分

洗車のイメージ

今年の夏もコロナ禍で自由な移動がままならなかったかもしれないが、クルマは他者との濃厚接触を防げる乗り物として改めて注目されている。そのため、お盆や夏休みなどで長距離を走った方も多いのではないだろうか。 最近のクルマは品質が上がったとはいえ、そのままではダメ。今回は真夏の後始末として行いたい洗車と車内清掃のポイントについて紹介しよう。

洗車のイメージ

雨や海による汚れがボディにベッタリ! 洗車はしっかり行いたい

まず行ってほしいのが洗車だ。雨も多かっただけに汚れやすく、見た目をきれいにしてやるというのは大切なこと。

さらに海の近くを走れば各部に塩分が付着するので、洗車をすればこれらも洗い流すことができる。洗車時は通常の方法に加えて、ざっと届く範囲でいいので、汚れが跳ね上がって付着している、下回りも流しておくとベストだ。

そのほか、虫の死骸が付きやすいので、グリルの中も同様に洗うといいが、中にはエアコンの部品などが入っているので、水圧は低めにしてこちらも軽く流す程度でいい。

ボディ全体の不具合をチェック DIYでできるお手軽メンテも!

そして洗車にはもうひとつ、洗いながら、そして拭き上げながら不具合を見つけるという目的もある。飛び石による塗装のハゲやゴム部分の劣化、ワイパーのブレード&ゴムの消耗など、ボディ全体を順番に確認できるので効率的だ。

不具合を発見したら、もちろんそのままにせず、ワイパーならDIYで交換可能だし、塗装のハゲはタッチアップで補修しておく。自分でできない場合でも放置するのは厳禁。

例年であれば、秋も引き続きゲリラ豪雨の可能性も高く、そのままにしておくと、サビが発生したり、視界が確保できなくなる可能性があるからだ。自分でできない場合はディーラーなどのプロにお願いして早めに対処しておきたい。

秋に向けた雨対策! ボディコーティングは定期的にかけたい

また、夏から秋への雨対策という点では、洗車をしたらワックスやコーティングをかけるなどしてボディを保護。ウインドウには撥水剤を塗るなどする。

ウインドウの撥水はすでに処理してあるかもしれないが、ワイバーを使うほどに皮膜は取れてしまうので、夏の終わりをひとつの区切りとして、改めて塗り直しておこう。

車内の汚れはうっかり見落としがち!

同時に車内清掃も行うのが夏の後始末のポイントでもある。なぜポイントかというと、高温多湿にさらされたから。

ご存知のようにダニなどは高温多湿を好むだけでなく、ホコリは棲家として最適だし、またドライブでありがちなお菓子の食べかすも好物だ。

これらをできるだけ取り除いておくのは、乗る人の健康という点でも大切なこと。掃除機をかけるだけでいいので、ぜひ行ってほしい。

【筆者:近藤暁史】

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