新車を購入するのにベストなタイミングは登場直後だった? ライフプランによって買い時は変わる!
MōTA / 2021年8月24日 15時30分
MOTA定額マイカー「 全ての国産車を“新車”で選べる」 MOTA定額マイカーで扱っている車両は、国産車であればどれでも好きな車種を選ぶことが可能。もちろん、オリックス自動車が自動車メーカー系ディーラーから直接購入する新車が納車されるので安心。
少しでもクルマを安く買いたいというのは、ほとんどのクルマ好きにとって共通の思い。具体的にいえば、新車を買うなら値引き幅が大きなタイミングで購入するのがベストと考えるだろうが、それは早急だ。 じつはライフプランによってはベストのタイミングは変わる。ここでは3つの視点から考えてみよう。
3年で乗り換えるのなら登場直後がベスト
まず、リセールを最重視する場合です。クルマを安く買うのも大事ですが、高く売ることにも配慮しておくと、トータルでオトクなカーライフを送ることができるからです。
何年経ってもリセールバリューが高いクルマというのはありますし、長く大事に置いていると数十年経って価値が生まれることもありますが、そうした特別なケースを除き、一般論として考えると、そのクルマが現行モデルのほうがリセールは高い傾向にあります。
つまり、3~5年でクルマを買い替えるつもりであれば、フルモデルチェンジやデビュー直後に購入しておけば、下取り価格や買取価格といったリセールバリューを高めることが期待できるというわけです。
たとえば、年次改良を基本としているスバルのクルマではアプライドDと呼ばれる4年目にビッグマイナーチェンジを実施するのが常ですから、フルモデルチェンジ直後に買っておいて、アプライドDに進化する前に下取りして次のクルマに買い替えるというのはリセールバリュー的には有利になることが期待できるのです。
逆に、ビッグマイナーチェンジやフルモデルチェンジをしてしまうとリセールバリューは下がってしまうことが多くなります。もちろん、気に入ったクルマを長く乗るというのもアリですから短期で乗り換える前提で考える必要はありませんが、値引きではなくリセールバリューも考えて買うとしたら、デビュー直後がもっとも有利な傾向にあるのも事実です。
マツダ車は欲しいタイミングが買いどき!
逆に、フルモデルチェンジ直後が買い時と言いづらいのが最近のマツダ車です。
なぜなら、最新の技術や知見を積極的に取り入れ商品力を向上させるというのが、マツダの方針で、商品改良のスパンが非常に短いモデルがあったりします。
たとえば、マツダの基幹モデルといえるMAZDA3の場合、現行モデルはわずか2年間で次のように商品改良を受けています。
2019年5月フルモデルチェンジ
2019年11月SKYACTIV-X搭載車発売開始
2020年2月2.0Lガソリン車にAWD追加
2020年4月100周年特別記念車の予約開始
2020年5月 セダンに1.5Lガソリン車追加
2020年11月 商品改良(ソフトウェアアップデート)
2021年4月 商品改良(燃費性能の改善など)
2021年2月には既販車においても運転支援システムなどのソフトウェアアップデートを実施するという発表もありましたが、これだけのペースで商品改良を進めていくとなると、リセールバリューや値引きといった要素ではなく、欲しいタイミングが買い時と捉えるのがベストです。「もっとよくなるかも」と思って待っていてはいつまで経っても買い時になりませんし、購入後の商品改良に悔しく思うのもしゃくに障ります。欲しいタイミングが買い時と考えれば、気持ちよく買うことができるでしょう。
またマツダが商品改良を短期スパンで実施するというのは商品力を維持するためであり、それは冒頭で触れたリセールバリューの維持につながります。商品改良は回りまわってユーザーのメリットにもなるのです。
値引きが期待できるのはボーナス商戦?
とはいえ、同じクルマを買うのであれば値引きの大きいときに買うのが気持ちよく買えるというのはユーザー心理です。
一般論でいえば値引きが期待できるのは、年度末の決算期とボーナス商戦期となります。
ただし年度末については年度内に納車できることが値引きの条件となったりしますから、遅くとも3月前半には決算期向けの大幅値引きのタイミングは終わったりしますので注意が必要です。むしろボーナス商戦のほうが交渉しやすいかもしれません。
とはいえ、直近の状況でいうと半導体不足・コロナ禍による調達の滞りといった課題があって、新型車の納期がとんでもなく長くなっていたり、納期未定となっていたりするケースも珍しくありません。もはや値引きよりも、どれだけ速く納車できるのかが、販売店の腕の見せ所となっている部分もあります。
なお、過去の経験でいえば、値引きが大きいモデルほどリセールバリューが落ちる傾向にあります。値引き最優先でモデルを選んでいると、数年後に後悔するかもしれません。目先の値引きよりリセールバリューを重視するのが最近のクルマ選びの基本といえるのではないでしょうか。
【筆者:山本晋也】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
買い替え時に高く売れる!? 「リセールバリュー」の高い車TOP5を紹介
ファイナンシャルフィールド / 2024年11月25日 9時20分
-
【マツダ CX-30 新型試乗】劇的に改善された乗り心地に「もう、ネガな要素はない」…中村孝仁
レスポンス / 2024年11月17日 18時0分
-
車の「乗り潰し」と「買い替え」どっちがお得? コスパやメリット・デメリットを比較
まいどなニュース / 2024年11月13日 8時0分
-
車、住宅、スマホ…「売ること」を考えて買う「リセールバリュー」気にしてる? SNSの“実践エピソード”が参考になる
オトナンサー / 2024年11月6日 22時10分
-
人気すぎて受注再開の目処立たず!? トヨタ「ランドクルーザー」“使いきれない性能”が逆にイイ! 一体何が魅力なのか?
くるまのニュース / 2024年10月31日 9時30分
ランキング
-
1「空中ドローン空母」をウクライナ軍が公開 自爆ドローンを複数搭載可能 創作物の話が現実に?
乗りものニュース / 2024年11月26日 11時42分
-
2風邪の初期症状の正しい理解と市販薬の使い方を知る…「ひき始めに服用する」わずか4%
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月26日 9時26分
-
3真似できない「フェラーリ認定中古車」の仕組み 即納と価値向上を可能とした「お墨付き」制度
東洋経済オンライン / 2024年11月26日 11時0分
-
4とんでもない通帳残高に妻、絶句。家族のために生きてきた65歳元会社員が老後破産まっしぐら…遅くに授かった「ひとり娘」溺愛の果て
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月21日 8時45分
-
5何歳の結婚が多い?結婚年齢ランキングの驚く実態 「晩婚化」という言葉を誤解していませんか
東洋経済オンライン / 2024年11月26日 9時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください