新型フェアレディZ日本発売間近! 今新車で買える国産スポーツカー5選
MōTA / 2021年8月25日 7時30分
地球温暖化やカーボンニュートラルなどが注目され、環境への意識が高まっている今、スポーツカー市場にかつてほどの勢いは感じられない。しかし、2021年8月17日(火)に世界初公開された日産フェアレディZをはじめ、現在でも購入できるスポーツカーは存在する。フェアレディZの登場によって、スポーツカー市場の勢力図は変わるのだろうか。現行スポーツカーを5台紹介しよう。
伝統を受け継ぎながら生まれ変わった日産 フェアレディZ
先に触れたように、2021年8月17日に登場した最も新しいスポーツカーが日産 フェアレディZだ。13年ぶりにフルモデルチェンジされ、歴代モデルを踏襲したデザインが注目を集めた。
2シーターのスポーツカーは趣味性の高いクルマではあるが、多くのクルマ好きの心を掴み、今回発表された新型モデルで7代目となる。
北米仕様のボディサイズは全長4379mm×全幅1844mm×全高1316mmと、先代モデルとほぼ同サイズだ。
北米仕様では18インチタイヤ仕様の「Sport」と19インチタイヤ仕様の「Performance」、Zのロゴがついた黄色のブレーキキャリパーやブロンズカラーのアルミホイール、内装にも黄色のアクセントを配した240台の限定生産モデル「Proto Spec」の3グレードが用意された。
日本仕様は2021年冬に発表される予定だ。想定価格は400万円台後半から500万円台とみられる。
かつてのスポーツカー隆盛時代を彷彿とさせるデザインが今でも手に入る貴重なモデルとなりそうだ。
サイズ感ではZのライバルに! トヨタ GRスープラは国産スポーツでは割高な価格設定
トヨタブランドにおけるスポーツカーの最高峰が2019年に17年ぶりに復活を果たしたGRスープラ。
ボディサイズは全長4380mm×全幅1865mm×全高1290mmと、サイズ感としてはフェアレディZのライバルと言えるモデルだろう。
また、GRスープラはBMW Z4と兄弟車で少量生産の輸入車という扱いであり、RZが731万3000円、SZ-Rが601万3000円、SZで499万5000円と、国産モデルとしては割高だ。
ATモデルには待望のアイサイトを装備! 300万円で買えるトヨタ GR86/スバル BRZ
2021年4月5日(月)に世界初公開された2代目の86(GR86)とBRZ。BRZが2021年7月29日にフルモデルチェンジされ、86が2021年秋に発売される。
ボディサイズは全長4265mm×全幅1775mm×全高1310mm。初代に比べて全長は25mm伸びているが、車高は10mm低くなった。
新型ではスバルの運転支援システム「アイサイト」をATモデルに採用したほか、衝突被害軽減ブレーキや全車速追従型クルーズコントロールといった安全性も高めている。
200万円台で買える割安オープンスポーツ、マツダ ロードスター
ロードスターのボディサイズは全長3915mm×全幅1735mm×全高1245mmと、他のスポーツカーに比べてコンパクトなのが特徴的だ。また今回取り上げたモデルの中では唯一のオープンカーである。
ロードスターはグレードが豊富で、MTのみ選択できる「S」「RS」をはじめ、「S Special Package」や「S Leather Package」「S Leather Package White Selection」、福祉車両の手動運転装置付車も用意する。
また2016年に追加されたRFは、2.0リッター直4エンジンを搭載し、最高出力184馬力/7000rpm、最大トルク205Nm/4000rpmを発揮する。
価格も260万1500円からと比較的安価であることからも、多くのユーザーに愛されるモデルだ。
2000万円以上の限定車も即刻完売! 日本が誇るスーパーカー日産 GT-R
別格扱いではあるが、トヨタの最高峰スポーツカーがスープラなら、日産の最高峰と呼べるのがGT-Rだ。価格は1000万円超でスペシャリティカーと言っても過言ではないだろう。
しかしながら、最も新しいGT-R NISMO 2022年モデルは2420万円でありながら330台を受注してオーダーストップとなった人気ぶりだ。
国産スポーツカーはいつまで買えるか分からない!
クルマは実用性を重視されるようになり、趣味性の高いスポーツカーは今や風前の灯火だ。しかし、長い歴史を持つスポーツカーの名を受け継いだモデルは今も多くのファンをトリコにしている。
スポーツカーは大切に乗り続けることができれば、その希少性の高さからリーセルバリューも上がるが、二酸化炭素の排出など環境破壊への懸念もあり、いつまでガソリンエンジン車に乗り続けることができるのか分からないのも事実。
パワフルな走りや軽快なハンドリングを持つスポーツカーは、まさに「今しか買えない」モデルだろう。
【筆者:MOTA編集部】
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日産の「”最上級”フェアレディZ」実車公開に反響多数!「さらにイケメン」「私も見たい」ド迫力進化の”4本出しマフラー”「フェアレディZ IMPUL」登場
くるまのニュース / 2024年7月5日 12時30分
-
スズキ最新型「バレーノ」実車公開! 全長4m以下ボディ&5速MT設定あり! 精悍&豪華さマシマシの「コンパクトカー」インドネシアに登場
くるまのニュース / 2024年7月4日 18時10分
-
「えっ…デカっ!」 スポーツカーだけじゃない! 時代に逆行した「大きなエンジン」を積む国産乗用車3選
くるまのニュース / 2024年7月2日 12時30分
-
全長3.5m! トヨタが「小さなMRスポーツカー」を開発! “5速MT×1.8Lターボ”搭載した「爆速モデル」に熱望の声!
くるまのニュース / 2024年6月26日 8時10分
-
トヨタ新型「スポーツコンパクト」発表! 全長4.3m以下ボディ&6速MTの設定アリ! ブレンボ製ブレーキも搭載の「GR86」墨に登場
くるまのニュース / 2024年6月15日 13時10分
ランキング
-
1《旭川女子高生殺害》事件直前に助け求めたコンビニ店を責める正義の暴走 他のコンビニ店員「時給1000円とかでそこまで担うのは勘弁」
NEWSポストセブン / 2024年7月7日 16時15分
-
2最悪、〈和式トイレ〉で助けを求める事態にも…老後の健康維持のために取り入れておきたい「超簡単な習慣」【60代の人気エッセイストが助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月7日 10時0分
-
3サクランボ王国・山形県に異変 6月の暑さで収穫減、対策急務
共同通信 / 2024年7月6日 16時15分
-
4「日本流の戸建て住宅」がアメリカで売れる理由 積水ハウスと住友林業・大和ハウスで戦略に違い
東洋経済オンライン / 2024年7月7日 11時30分
-
5FRBの利下げ開始「9月」の見方強まる…6月の米雇用統計、人手不足の緩和傾向で
読売新聞 / 2024年7月6日 22時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)