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“小さくて安くて広くて、しかもカッコいい” トヨタ ライズは200万円以下最強のSUVだ!

MōTA / 2021年8月26日 21時0分

トヨタ ライズ Z(2WD)[ボディカラー:ブラックマイカメタリック×ターコイズブルーマイカメタリック/2019年11月5日発売] [Photo:TOYOTA]

全長は4メートル弱、車両重量は1トン未満(FF)で、排気量もわずか1リッター。世界で最も小さくて軽いSUVのひとつが「トヨタ ライズ」だ。軽自動車の上級仕様と変わらない200万円前後と、価格も手ごろに抑えられているが、力強い外観デザインは上級SUVにも引けを取らない存在感があり、室内だって広い。“小さくて安くて広くて、しかもカッコいい”なんて、モテないはずがない! 今のところライバル車も不在なモテまくり車、販売好調なトヨタ ライズについて改めて検証してみよう。

トヨタ 新型ライズ

コンパクトカー ヤリスのおよそ10万円高で手に入るトヨタ ライズ

奥の赤いクルマは兄弟車「ダイハツ ロッキー」だ

トヨタ ライズは何と言っても価格が安い。1リッターターボ・FF(98ps/140Nm)で167万9000円から206万円。4WDモデルでも191万8800円から228万2200円までだ。

例えば、ベーシックなコンパクトカーのトヨタ ヤリスは1.5リッターガソリン・FF(120ps/145Nm)が159万8000円から197万1000円、4WDが183万1000円から216万9000円だから、およそ10万円程度の差でしかない。そのわずかな差額で、今や若い男女にも人気のモテ系SUVデザインが手に入れられるのは魅力だ。

実際、トヨタ ライズはモテて(売れて)いる。2021年上半期(2021年1月から6月)の実績では4万7965台を販売。月平均8000台弱のペースで、販売ランキングベスト10の常連車となっているのだ。

全長わずか4メートル以内に収まる小型サイズのライズだが、後席や荷室の広さは十分に確保

コンパクトSUV「トヨタ ライズ」,ベーシックなコンパクトカー「トヨタ ヤリス」

コンパクトSUV「トヨタ ライズ」,ベーシックなコンパクトカー「トヨタ ヤリス」

トヨタ ライズのボディサイズは、全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm。ヤリスも全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mmで、高さ以外は同等である。

しかし実際にライズとヤリスの2台を乗り比べてみると、室内の広さは大きく異なる。特に後席の広さや頭上周りの余裕は、ライズがダントツ。これなら仲間やファミリーでの多人数乗車でも十分に活用できそうだ。

無骨さを表現しながらスペース効率も同時に確保する秀逸なデザイン

「トヨタ ライズ」,「トヨタ ヤリス」

「トヨタ ライズ」,「トヨタ ヤリス」

2台のスタイリングを見比べると、ライズのほうが全体に四角くデザインされていることがわかるだろう。古典的な四輪駆動車風の無骨さを表現しただけではなく、同時にスペース効率も高めることも出来る、巧みなデザインなのだ。

モテ車のSUVだけどチャラくない! 真面目なパッケージングがライズの魅力

トヨタ ライズは、ダイハツと共同開発したモデルである。兄弟車は「ダイハツ ロッキー」。

ダイハツには、軽自動車規格で定められたサイズ内に収めながらも、1ミリでも広く室内空間を確保する軽自動車造りのノウハウがある。ライズにも、そうしたダイハツのクルマ造りの秘儀が、ふんだんに盛り込まれている。主に前席の空間を重視して設計されたベーシックカーのヤリスとは設計思想からして違っていた。

SUVと聞くと、チャラい流行りモノだと誤解されている方もいるかもしれない。しかし少なくともライズに関しては、大人4人が十分に過ごせる空間を確保する、真面目な空間設計で造られていた。実車に接すれば、その良さは体感出来るだろう。モテるのも無理はない。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:土屋 勇人・TOYOTA]

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