新型ワゴンRスマイル、スライドドアだけど背の低い車格に「このパッケージングは売れそう」の声【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2021年8月30日 10時0分
スズキは2021年8月27日(金)、「高いデザイン性とスライドドアの使い勝手を融合させた、新しい軽ワゴン」をコンセプトとして開発した新型ワゴンRスマイルを発表した。発売は同年9月10日(金)よりスタート。ここでは、そんな新型ワゴンRスマイルについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
ワゴンRベースでスライドドアを備えたニューモデル「ワゴンRスマイル」
全長と全幅、さらにホイールベースはベースとなったワゴンRと同じだが、全高はワゴンRより45mm高く、同社のスーパーハイトワゴン「スペーシア」より90mm低い。スライドドアは欲しいが、スーパーハイトワゴンほど背が高くないモデルを求めていた層にはぴったりのクルマだ。
搭載するパワートレインはワゴンRと同じ、自然吸気(NA)の直3 DOHCと、これにISG(インテグレーテッド スターター ジェネレーター)を組み合わせたマイルドハイブリッドを設定。組み合わされるトランスミッションはCVTで、駆動方式はFFと4WDをラインアップする。
価格(消費税込)は、129万6000円~171万6000円。
デザインに関しては、肯定派と否定派半々の印象
まず見受けられたのはデザインに関する声。
「レトロモダンなデザインが良い」
「顔は好みの問題だろうが、オラついてないだけでも好印象」
「キャンバスは女性ウケ狙いが強いが、スマイルは男女どちらからも人気でそう」
「ムーヴキャンバスの対抗っぽいけど、意外と乗る人の雰囲気は重ならなそう」
と、こちらは好印象なコメントが並ぶ。ライバルとなるダイハツ ムーヴキャンバスよりも、男女問わず広く支持されそうなデザインといったところか。
一方で、
「ヘッドライトとフロントグリルの個性が強くて好き嫌いがハッキリ出そう」
「最近のスズキのデザインは良い感じにまとまっていると思っていたがこのデザインはどうしたものか?」
「キャンバスは、ムーヴにもタントにも似てないところが良かった。スマイルはただスペーシアを潰しただけに見える」
「どちらかというとスペーシアの派生車に見える。ワゴンRの派生車としては少し違和感」
と、こちらは新型ワゴンRスマイルのデザインに少々否定的な意見が並ぶ。ざっと見た割合としては、半々といったところ。
その他では、
「ハイトワゴンでないスライドドアモデルを待っていた層は多いと思う。人気でそう」
「背が低くてスライドを備えたモデルを待っていた! キャンバスはちょっと可愛い過ぎて手を出せなかった」
「このパッケージングは売れそう」
と、新型ワゴンRスマイルのパッケージングの良さを挙げる声が多く見受けられた。現在のところ、このジャンルはライバルであるムーヴキャンバスが独占状態だったが、今後どのような変化が起こるのか注目していきたい。
購入検討層はターボモデルの登場に期待を寄せる
「なぜスペーシアじゃなくてワゴンRにしたのか? ネームバリューで販売台数ランク稼ぎの為にワゴンRの仲間に入れたのかな?」
「昔は軽自動車の絶対王者だったワゴンRも今や下火の状態。その冠をつけた起死回生を狙うモデルってことだと思う」
といった声。スズキのスライドドアを備えた軽自動車と言えばスペーシアがあるだけに、車種名につく「ワゴンR」の冠に違和感を覚えている様子だ。この辺りはコメントにも見受けられて通り、「ワゴンR」の販売台数を伸ばしたいスズキの思惑も感じられる。
さらに、その他には、
「せっかく出すなら何でターボモデルを出さないのか? ムーヴキャンバスとの差別化はそこが一番ポイントでは?」
「唯一の欠点はターボ車を選べないこと」
「マイルドハイブリッドはあるのにターボは無し。アドバンテージを拡げる事をやらないのは非常に勿体無い」
など、ターボモデルの非設定に疑問の声が少なくない数で挙がっている。ライバル、ムーヴキャンバスがターボモデル非設定なだけに、新型ワゴンRスマイルでの設定に期待しているようだ。
まだ新登場したばかりだが、この辺り今後の追加設定や、改良時の登場などに期待したいところ。まずは、新型ワゴンRスマイルがどれだけセールスを伸ばすのか、注目していきたい。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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