ヤリスクロスデビュー1周年! 納車待ち勢も納車済み勢も「ヤリスクロス愛」が強かった! 茶色内装には賛否両論も【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2021年8月29日 18時20分
トヨタのコンパクトSUV「ヤリスクロス」が2021年8月31日に発売開始してから、早いもので1年が経過する。以前よりは落ち着いたとはいえ、相変わらず5ヶ月近い納期待ちも発生している人気ぶりだ。いっぽうでユーザーへ続々と納車される新型ヤリスクロス、SNSでのクチコミの声はどうだろうか。デビュー1年後のみんなの声を探ってみた。
待望の納車を喜ぶ声多数! SNSはいま「ヤリスクロス愛」炸裂中!?
トヨタのコンパクトSUV「ヤリスクロス」が人気だ。ヤリスシリーズ全体では、自販連(一般社団法人 日本自動車販売協会連合会)調べの販売ランキングで断トツの第1位。2021年上半期(2021年1月~6月)で11万9112台を販売。月平均で2万台弱となる。しかしこれはコンパクトカー「ヤリス」、4WDスポーツカー「GRヤリス」、そしてコンパクトSUV「ヤリスクロス」の合算。そこでトヨタに問い合わせると、ヤリスクロスはそのうち約5万2590台を占めているとのこと。月平均でおよそ8800台だ。
4位のカローラが2021年上半期で5万3864台だったから、いずれにせよベスト5以内にはランクインする圧倒的な台数であることに変わりはない。
納車勢も納車待ち勢も、その熱量がハンパなかった!
そんな訳で、SNSでヤリスクロスの名を検索すると圧倒されるのが『納車されました』
『ついに買った(届いた)』
『キターーー』
といった納車を喜ぶの声の多さだ。少し前までは半年以上の納車待ちと言われており、ここ最近はもう少し落ち着いたようだが、まだまだ短納期という訳にはいかないようだ。
例えば同様に売れているカローラで検索しても、そこまで続々と「納車されました」の声は出てきたりはしない(そちらはいま、発売間近なカローラクロスの話題ばかりだ…)。
一時期ほどではないにせよ、納車待ち勢はまだまだ多い様子
また同様に多いのが『納車待ち』
『(半導体問題で)納車がさらに遅れるらしい』
『工場出た!』
といった納車を待つ声。
いずれにしても、新型ヤリスクロスを手に入れた喜び、あるいは納車を待つ期待に対する熱量がハンパないことでは共通だ。ヤリスクロスがここまでユーザーに愛されているということが改めて良くわかる。
納車後もヤリスクロス愛が炸裂! ユーザーは愛車のメンテナンスに夢中だ
ユーザーに愛されているヤリスクロス、納車後のユーザーは愛車のメンテナンスにも熱心な様子が伝わってくる。車体のカスタマイズのみならず、車体のコーティングや窓ガラスの撥水加工の効果を伝えるものは特に多く見られる。
もはやピカピカを超えて「テカテカ」と表現したくなるほど艶感のスゴイ愛車写真と共にアップされており
『あらためてほれぼれする』
『カッコいい』
とここでもヤリスクロス愛が炸裂する。
またヤリスクロスの場合、樹脂部分の素材色(フェンダーアーチなどの黒部分)も、念入りに手入れされているケースが多いのも特徴である。確かに樹脂パーツ部は、ちょっと古い中古車になると白っぽくなってしまうイメージがある。こうした将来の経年劣化を嫌ってのことだろう。欧州車テイストの茶色内装に賛否両論! 「昭和っぽい趣味」との声も
愛車のメンテナンス、コーティング系の話題以外にも、意外なところでは、起毛処理されるドア内張りのスレを100円ショップのブラシで擦ったら綺麗になった、という話題まで、ありとあらゆる情報が飛び交っている。そして内装の話題では、社外品のシートカバーに関する声がチラホラ見られる。なぜ純正シートをカバーしようとするのか。
どうやら、ヤリスクロスの茶色内装の評判が芳しくないようなのだ。
『おじさん趣味』
『昭和っぽい』
『安っぽさが目立つ』
などさんざん。確かにちょっと他にはない珍しい色合いで、ちょっと古い欧州車のようなレトロな風合いも感じられる。
むしろここが気に入っている、という人もいるはずだが、ヤリスクロス愛の強いSNSのみんなの声の中からは「茶色内装愛」の叫び声は、探し出すことが出来なかった。皆さんはどう感じただろうか。
ちなみに黒内装の仕様も用意されているので念のため。
価格も比較的安く、若いユーザーも含め広く支持されるヤリスクロス。SNSでの多様な声が多さから見ても、まだまだその人気ぶりは続きそうだ。
[筆者:MOTA(モータ編集部)トクダ トオル/撮影:TOYOTA]
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