新型レガシィ アウトバック、デザインは好評も1.8Lターボエンジン搭載に疑問の声【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2021年9月3日 10時7分
スバルは2021年9月2日(木)、7年振りのフルモデルチェンジとなる同社のクロスオーバーSUV、新型レガシィ アウトバック(日本仕様)を初公開し、あわせて先行予約を開始した。ニューヨークオートショー2019での世界初公開から2年、その後、北米での販売はあったものの、遂に日本仕様が登場した形だ。ここではそんな新型レガシィ アウトバックについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
7年振りのフルモデルチェンジで6代目に進化したレガシィ アウトバック
レガシィ アウトバックは、1995年に乗用車とSUVの長所を融合させたクロスオーバーSUVとして北米市場で誕生。6代目となる新型レガシィ アウトバックは、北米仕様では2.5リッターNAエンジン、もしくは2.4リッターのターボエンジンを積むのに対し、日本仕様は1.8リッターターボを搭載。エンジンルームには新型レヴォーグと同じCB18エンジンが収まる。
ボディサイズは、全長4870mm×全幅1875mm×全高1675mm、ホイールベース2745mm。
先進安全装備では、新世代アイサイトや3D高精度地図データを採用した高度運転支援システム「アイサイトX」を全車に標準装備する。
グレードは、フラッグシップの「リミテッドEX」と、アウトドアテイストの濃い「XブレイクEX」の2タイプの展開となる。
1.8リッターターボエンジンに多くの疑問の声
そんな新型レガシィ アウトバックについて、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。まず、デザイン面については、
「レヴォーグやフォレスターより良い顔をしている」
「正常進化といった感じでカッコ良くなった」
など好印象の様子。2021年6月に公開された新型フォレスターではそのデザインに賛否が大きく分かれたが、新型レガシィ アウトバックは概ねポジティブな声が多い印象だ。
そんな中、最も関心が寄せられているのがパワートレインについて。「2.5リッターNAは残して欲しかった」
「フラッグシップモデルならターボじゃなくて大排気量NAがキャラ的には合うと思う」
「フラッグシップの割にパワートレーンの貧弱さに目が行く」
「エンジンはもう少し排気量の大きいものが欲しい」
「フラッグシップにふさわしい動力性能か疑問」
「1.8リッターターボに価値を感じる人がどの程度いるのだろうか」
といった日本仕様の1.8リッターターボに疑問や不満の声が非常に多く見受けられた。
北米仕様と同じエンジンラインナップを求める声
すでには、
「北米の2.4リッターターボは搭載しないのか?」
「年次改良で2.4リッターターボモデルの登場か?」
と推察する見方も出ており、北米仕様同様の2.5リッターNAエンジンや2.4リッターのターボエンジンを望む声は多い。
そうした上で、
「カタログ落ちしなかっただけでも御の字」
としながらも、
「フラッグシップとして、他車になくアウトバックのみにあるという、輝けるもの、惹かれるものが無い」
「単なるレヴォーグの上位互換的な扱いか」
と嘆く声も一部見受けられた。
価格は420万円からの見込み。ネックはやはりエンジンか
そんな新型レガシィ アウトバック リミテッドの気になる価格は、今のところ正式なアナウンスはないものの、Xブレイクが420万円、リミテッドが450万円となる見込み。これに対して、
「とうとうアウトバックも400万円台か…」
「もうこのクラスは500万なきゃ買えないのか」
「フォレスターと同じエンジンで100万円近い価格差。乗り換え検討中の身でもこれは琴線に触れない」
といった声が挙がっている。
待望の日本仕様の登場ながら、購入検討者などからはいまいち反応が芳しくない新型レガシィ アウトバック。求める北米仕様と同じエンジンラインナップ導入は計画されるのか? 今後の展開に期待したい。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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